天君団を率いてチャンソ村にやって来たイジンアシはここで武器を生産し、新たな国を造ろうとしていた！そんなチャソン村をサロ国軍を率いたソク・タレとシングィガンが狙っていた。チョンギョンに頼まれたスロがこの危機を知らせ、村から戻るようにイジンアシを説得する。

今回は、イジンアシの、母チョンギョンと兄であるスロに向けた激しい憎悪と、サロ国の後ろ盾を得て、まるで“虎の威を借る狐”のようなソク･タレに注目しよう。

せっかくのスロの忠告をイジンアシは無視し、「勝算がある」と一歩も譲らない。それにしてもいい迷惑なのはチャソン村の住人だ。突然大勢で押しかけ食料を食い散らしては、武器を作り、果てには戦をして国を建てると言い出すとは…。平穏な生活を夢見てチャソンで暮らす人々だったはずが、とんだ目算違いとなった。

そのころサロ国では、二度までスロに振られたアヒョは、すっかり人相まで変わってしまった。そんなアヒョをタレが狙っている。
そのタレは、サロ国軍を率いてシングィガンの元へと向かう。向かい合った二人の立場は完全に逆転していた。サロ国の高官になったタレは、シングィガン相手に言いたい放題。やられっぱなしのシングィガンを見て、腹心の部下ヨンビも少々あきれ気味。これは本人も自覚していて、自分がクヤ国の王となった矢先には、真っ先にタレを打つ！と決めているのがなにやら子供じみてかわいくさえある。

さて、タレはシングィガンにスロやジョンギョンではなくイジンアシを打つことを提案する。その理由は二つ。果たしてその理由とは？なるほどと唸らせるタレの考えは、ドラマの中で確認しよう。

そんなタレたちを迎えるイジンアシは、村人たちの手伝いも得て、応戦の準備を着々と進めていた。チャソン村は周囲を山で囲まれ、村に入るには細くくびれた入り口から入るしかなかった。鉄壁の守りができる自然の要塞だ。しかし、これはそのままどこにも逃げ場のない袋小路の中に追いつけられたことと同じ。村の入り口で対峙するイジンアシとタレ＆シングィガン。果たして、この事実を見破るのは誰か？そして、スロは、ピンチに落ちるイジンアシをどうするのか？第23話をお楽しみに。

【作品詳細】【「鉄の王 キム・スロ」を2倍楽しむ】

※「キム・スロ」韓国公式サイト（話題の1分動画視聴）
※BSフジ「鉄の王 キム・スロ」番組サイト

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また、ここに紹介したのは、あくまでもドラマを楽しむための歴史紹介です。事実と異なる部分もあることをご了解ください。