ビー・エム・ダブリュー、「BMW X3」をモデルチェンジして発売、動画で紹介

2011年03月29日16時13分商品・CM
BMW X3(エックス・スリー)

ビー・エム・ダブリューは、SAV「BMW X3(エックス・スリー)」(xDrive28i: 598万円、xDrive35i: 694万円)を約7年ぶりにフルモデル・チェンジし、3月29日から発売する。
「BMW X」モデルは、1999年に初代「BMW X5(エックス・ファイブ)」、2004年に初代BMW X3、2008年に「BMW X6(エックス・シックス)」、2010年に「BMW X1(エックス・ワン)」が誕生し、全部で4つのモデルがある。
BMW X1、BMW X3、BMW X5は、それまでのオフロード車らしいSUVとは明確な一線を画す、オンロード走行性能を高めたSAVという革新的なコンセプトによって新たなセグメントを確立した。特に、BMW X3は、このセグメントを確立するとともに、ベンチマークとして君臨しているモデル。
新型車は、BMW Xモデルのさまざまな特徴を備えながら、効率とダイナミズムを高い次元で両立する「よりクリーンに、よりパワーを。BMW EfficientDynamics(エフィシェントダイナミクス)」の理念に基づく数々の技術を採用し、さらなるドライビングの歓びと優れた環境性能を実現。
優れた環境性能の実現により、BMWツインパワー・ターボ・テクノロジー採用の3リッター直列6気筒エンジン搭載のBMW X3 xDrive35i(エックス・ドライブ・サンゴーアイ)は、従来モデルに比べて燃料消費率は約45%も向上し燃料消費率12.0km/Lを実現。
「平成22年度燃費基準+25%」と「平成17年排ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」の達成により、自動車取得税と重量税が約75%減税されるエコカー減税対象モデルとなる。
エクステリアは、直立した大きなキドニーグリルが特徴のフロントデザインはボリューム感があり、BMW Xモデルに共通した力強さを表現。エンジンフード上には6本のラインが入り、エレガントさを表現した。
サイドビューは、ボディサイドのフロントホイールアーチ後ろから車両後方へダイナミックに跳ね上がるウェストラインが大きな特徴となっている。
フロントとリヤホイールアーチ上部に入るラインはワイドなフェンダーを強調し、4輪がしっかりと路面をとらえているという視覚的な安定感を与える。
サイドウインドウには、同社伝統のホフマイスターキンクが取り入れられ、BMWらしさを表現すると同時に、サイドビューにダイナミズムを与える。
リヤエンドには、水平なラインを多用し視覚的な安定感を表現するとともに、T字型リヤコンビネーションライトのデザインにより、クルマをよりワイドに見せる。ヘッドライトのスモールライトリングにはLEDを、テールライトにはLEDライトバーを採用することにより、夜間でもBMWであることを主張する。
インテリアは、iDrive(アイ・ドライブ)用8.8インチ・ワイド高精度カラー・ディスプレイが最上部に置かれたインスツルメントパネルが連続した流れを持ったラインによって構成され、室内の広さを感じさせる。
メーターパネルには、BMW 5シリーズで好評のブラックパネルテクノロジーを採用し、ひとクラス上の上質感を醸し出す。コンソール前端に配置される2つのカップホルダー、リヤアームレスト内のリヤカップホルダーに加え、フロントとリヤドアにもボトルホルダーを追加し、機能性も向上している。
室内空間は、従来モデルよりも拡大し、特にリヤシートは足元スペースが従来モデルよりも約20mm拡大したことにより、クラス最高レベルとなる。横方向も、リヤシート左右の乗員間隔を20mm拡大させたことにより、5人乗車時にも余裕がある。
ラゲージエリア容量は、先代モデルに比べ70L拡大させ、クラス最大の550L。ラゲージエリアには、積載物をフレキシブルに固定できるパーセルレールが先代モデルから引き続き標準装備され、40:20:40に分割可倒なリヤシートの採用により、乗員数、荷物の量に柔軟に対応させることができ、スキーなどの長尺物を搭載しても4人乗車が可能。リヤシートのバックレストを完全に前に倒せば、収納スペース容量を1600Lまで拡大させられる。
約50:50の理想的な前後重量配分を達成したシャシーには、新設計の5リンク式リヤサスペンション、あらゆる路面状況に応じて瞬時に前後のトルク配分を可変制御する同社特有のインテリジェント4輪駆動システムxDriveを全車に採用、走りの良さと乗り心地を向上させている。
また、高速走行時などステアリングホイールを中立付近で操作している間はタイヤの切れ角を過敏にすることなく、中低速時などで大きめに切り込んだ際にタイヤの切れ角を増幅させることが可能な新機能「バリアブル・スポーツ・ステアリング」の採用により、高速走行時の安定性と中低速度域でのコーナリング時の取り回しの良さを両立。
コーナリングの際、よりダイナミックな走りをもたらす電子制御システム「パフォーマンス・コントロール」、路面状況に応じてダンピング特性を自動調整し、乗り心地、ハンドリングを最適化する「ダイナミック・ダンピング・コントロール」も装備できる。
スペシャルサイトでは、「エンジン・オート・スタート/ストップ機能」、「8速オートマチック・トランスミッション」、「ブレーキ・エネルギー回生システム」、「電動パワー・ステアリング」、「インテリジェント・ライトウェイト・テクノロジー」の5本の動画を用意、同車の特徴を分かりやすく解説する。

ビー・エム・ダブリュー「BMW X3」スペシャルサイト