王の資質とは?サン、王への第一歩!「イ・サン」第3話あらすじと見どころ、予告動画公開中-NHK
父の絵を持って行って却って祖父・英祖王の怒りを買ってしまったサン…第3話は英祖王の怒りを買ったサンが王孫としての資質を見せられるかどうかが大きな見どころとなってくる。NHKの番組公式サイトには、今回のあらすじと予告動画などが公開されている。王朝特有の用語やしきたりについては、朝鮮王朝豆知識を参考に。
この記事は、2010年6月18日からのBShiの放送に併せて、「イ・サン」を2倍楽しむコーナーで、ドラマのあらすじや見どころ、ドラマに役立つ情報などを紹介したものです。
父の絵を持ってせっかく英祖の元にやってきたサンだったが、英祖の怒りを沈めるどころかかえって英祖の逆鱗に触れてしまった。しかしそのとき、サンをさらに悲しませるあるニュースが宮中から届く。はたしてこの知らせとは…?
(c)2007-8 MBC サンと生涯の友情を結んだソンヨンとテスは、サンの逃亡を助けたと宮中から追い出される羽目になる。こうした宮中のいざこざに幼いサンはひどく傷つき、祖父英祖にこれ以上許しを請うことも、王位を継ぐこともしないと決心する。しかし、当時権力争いに敗れるということは死を意味すること。(これについては、「イ・サン」を2倍楽しむの(3)を参考に)結局生き延びるには王位に就くことしかないと母ヘビンに説き伏せられ、サンは鬼たちの棲む権力争いという世界に身をおくことになる。
第3話の見どころは、英祖に“一応”世継ぎ(東宮)と認められたサンが王になるための修行を始めるところだ。まず王から課題として出されたのは、「民のために王が最初にすべきことを3日以内に答えること」。世継ぎにふさわしい証拠を見せると豪語したサンを試そうというわけだ。しかし、なかなか答えを見つけられないサン。さらに、サンが東宮として自分に割り当てられた3千両をすっかり使い果たしたことに、王は激怒する。しかし、この3千両の使途が王の怒りを解き、王の求める資質がサンの中にあると認められることになる。
しかし、王のサンへの評価が高まった分、大臣たちのサンへの警戒心も高まる。あの手この手でサンを邪魔する大臣たちに、サンはみごと一人で立ち向かった。しかし、幼いサンにはどうにも出来ない大変な事態が次回放送の第4話で起きる。
ところで歴史に残るサンだが、3歳のときから王子の教育機関(輔養庁=ポヤンチョン)で王になるための勉強を始めている。実際のサンもドラマに劣らず聡明で、英祖は自慢の孫だったようだ。サンは8歳で世孫となり、父の死後、11歳で東宮となる。正式に東宮となってからは、世子の教育機関である世子侍講院(セジャシガンウォン)で教育を受けることになる。また、ドラマでは護衛部隊となっている世子専用の護衛もついた。実際にはこの護衛部隊は世子翊衛司(セジャイグィサ)、世孫の場合は世孫翊衛司。
【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】
NHK総合「イ・サン」番組サイト
★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。
【PR】「イ・サン」関連商品
ドラマ「イ・サン」の書籍、DVD、CDなどを一覧できます。