部族長たちもやっとファンオクが王妃になることを納得し、ファンオクは結婚の準備のために天竺に旅立った！長きに亘った王座にあと少しで辿り着くと言うところで、ドラマは最後の山場を迎える。第31話では、スロの一番の理解者で共に伽耶という新しい国を築いていこうと誓ったファンオクの身に何かが起きる。また、サロ国でのソク・タレも動き出す。BSフジ番組サイトでは人物相関図が、作品サイトでは見どころたっぷりの動画が公開されている。

サロ国では、スロが倭、楽浪との間で交易路を拓くということを知り、タレは手遅れになる前に戦を起こしスロを討つことを次次雄王に進言する。タレは、自分の意見に反対する臣下を始末してクヤ国を攻める準備を推し進めるのだった。しかし他の臣下がその死が単に山賊に襲われたものでなく、タレの仕業という。もちろんタレは、証拠もなしに自分を疑うことに憤慨をしてみせ、いまやすっかりタレを信じる王までが、タレを疑うには証拠をだせと言う。

ところで、ファンオクだが、彼女は帰る予定を1ヶ月過ぎても帰ってこない。スロはすっかり意気消沈、海を眺めてはため息をつく毎日…。これには、せっかくファンオクが王妃になることを賛成した部族長たちも、スロのあまりの落ち込みように危機感を募らせる。タレはまさにこれを待っていたのだ。サロ国の不穏な動きも気にかかる部族長たちは、ファンオクの安否がわからない今、これ以上即位式を遅らせられないと、またもやソファとの結婚を迫ってきた。
すっかり改心して、スロを全力で支えようとする弟のイジンアシが説得するも耳を貸そうとしないスロ。
スロよ！どうしたのだ！ドラマ前半のアヒョとの恋が素敵だっただけに、いまだファンオクとスロとのラブラインに納得できないというファンもいるようだが、このスロの落ち込みように、スロの真剣さ、ファンオクへの深い思いを感じ取ろう。スロにとってファンオクは単なる愛しい人ではなく、同志であり、ファンオクそのものが、新しく作る伽耶国だったのだ。

スロは自分にとってファンオクがどれほど大きな存在なのかを改めて知り、即位式をするが、生涯ファンオク以外の女性と結婚するつもりはないと宣言する。そこに1隻の船が現れる。果たしてその船に乗っているのは…？

ドラマのいよいよ残すところ後2話。残りの2話で、スロはどのようにファンオクと結ばれ、新しい伽耶国の王となるのか。また、サロ国との決着はつくのか？

【作品詳細】【「鉄の王 キム・スロ」を2倍楽しむ】

※「キム・スロ」韓国公式サイト（話題の1分動画視聴）
※BSフジ「鉄の王 キム・スロ」番組サイト

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また、ここに紹介したのは、あくまでもドラマを楽しむための歴史紹介です。事実と異なる部分もあることをご了解ください。