【韓国芸能】韓ドラ!苦しい台所事情(続報)!!ついに“出演料等級制”を採用か?

2008年12月06日11時12分芸能

11月末、韓国芸能界の苦しい台所事情を動画ニュースで報道した【YTN STAR】が、その続報を動画ニュースで報じている。

高騰するスター俳優の出演料の捻出に苦慮している製作サイドが考えた打開策は“出演料等級制”なる制度! これは、俳優達の等級を決め、それで出演料が決まるというもの。実際には日本や各国の芸能界などでも各製作会社の基準で実行していることだろうが、制度化となるとまた話は違ってくる。

“環境と美観のため”の一言で、ソウルの高速道路さえ取り壊して小川を出現してしまう、驚くべき思い切りの良い国、韓国。やるとなったら徹底的にやらねば気がすまないだろう。視聴率や出演料などの数字にシビアなお国柄、受けてたつ俳優陣の去就が気になるところだ。

*** 以下、記事翻訳 ***

■スター出演料に等級が必要?

景気不況でドラマ製作が困難を極める中、うなぎ上りの出演料を安くするため、放送会社と製作会社らが素早い動きを見せている。なかでも俳優たちの「出演料等級制」が熱い論争を招いている。

放送会社と製作会社らは出演料を俳優の人気と経験、ドラマへの寄与度などを計算して 25等級で分ける「出演料等級制」を推進する考えだという。

スターたちと芸能企画会社の反発も予想されるが、等級制を制定する主旨は出演料の合理的なガイドラインを提示するためのことだと言っている。今のドラマ製作の現状ではスター俳優たちの出演料を支払うため、製作コストのかなり多い部分が浪費され、本来の製作側に使えなかった。

それでも、うまくいかなくて結局は収益を出すことができない製作会社が大半で、結局ドラマ王国という言葉は(今では)飾り言葉に過ぎない状態だ。また大衆の判断とは無関係に一度スターになると、永遠なスターという錯覚の中でスターたちは一度あげた出演料を絶対に下げ方がなかった。

スター俳優たちの出演料をにまつわる雑音はこれまでも絶えなかったし、これからは改善しなければならないという声があちこちで出ているのが現実だ。そんな中で「出演料等級制」はひとつの方法として浮かびあがっている。放送会社と製作会社らのこんな動きに視聴者たちは、今回の機会が芸能人と演技者とを選り分けられると賛成の声が高まっている。

また放送会社と製作会社は、出演料の高いスターたちの恩恵にあずかろうとしないで~しっかりしたシナリオ、充実した演出で勝負しなさい~と、ひとこと言っておこう。果してこの出演料等級制が泡のように脹らんだスターたちの出演料に歯止めをかけることができるのか身の代金にはどめをかけることができるか今後の動きに目が離せない。

【YTN STAR】スターの出演料に等級は必要?