「カムバック マドンナ」弘大ゲリラ公演、少女時代、スパージュニアなど話題満載!あらすじと見どころ動画!

2011年06月19日22時45分ドラマ
(C)SBS

TBS韓流★セレクトで大好評の「カムバック マドンナ~私は伝説だ」は、30代の輝きを失いかけたヒロインを、“結婚生活の清算=離婚訴訟、夢の実現=ロックバンド、2度目の恋=ラブライン”の3つのテーマで描き、輝きヒロインに復活させる感動のサクセスストーリー。前回は、ヒロイン、ソルヒの悲惨な結婚生生活の清算を“離婚訴訟”に焦点を絞ってあらすじ紹介したが、今回は、彼女の夢であった“ロックバンド”に焦点を絞ってあらすじ紹介しよう。

夢の実現=ロックバンド
ソルヒは、玉の輿婚をしたものの、姑や夫のひどい仕打ちで、彼女の生活は息詰まるようなもの。その息抜きとなっていたのが、学生時代からやっていたロックバンド。ドラマのオープニングは、最高にイケてるライブシーンから始まる。しかし、これは夢で現実には、練習場所もままならず、30代の女たちには夢を追い求めにくい家庭や仕事があった。もちろんソルヒの姑も夫も彼女のロックにはまったく理解がない。

そんな彼女が離婚を決意して、本格的にロックバンドに取り組んだ。メンバーは学生時代からの仲間。ボーカルは右利きだがかっこいいからとギターを左に持つソルヒ。ダイナマイトボディーのベーシスト、イ・ファジャ。アイドルグループのマネージャーをしている美人ドラマーのカン・インス。そしてもう一人ギター担当の仲間がいたが、本格的にバンドをやるとなってから姑に気兼ねしてやめてしまった。代わりに入ってきたのは若き天才ギタリストのヤン・アルム。実は1児の子持ちのヤンママ。さて、音楽をやりたいが事情があってあきらめるというと、ドラマ「ベートーベン・ウィルス」を思い出すが、天才ギタリストのアルム役を演じているのは、「ベートーベン~」で天才フルート奏者を演じたヒョン・ジュニ。現実にも音楽の才能豊かな女優。詳しくはこちらで紹介

こんな彼女たちの前に、なんとテレビ出演の話が舞い込んできた。もっともこれは、芸能人の友人の再起を賭けたドキュメンタリー番組だったが、ソルヒの夫の圧力で、このドキュメンタリーが何度もつぶされそうになる。ここでは女の友情が見どころで、ソルヒが学生時代熱狂していた人気ロックバンドのギタリスト、チャン・テヒョンとの出会もある。この後彼は、ソルヒたちのプロデューサーとなる。初めはメンバーたちと反発していたが、彼女たちのロックを愛する心とソルヒのひたむきさに引かれ本腰を入れてプロデュースする。そんな彼が曲をプレゼントする。そしてこの曲に彼女たちが作詞して出来上がったのが、「カムバック・マドンナ」。彼女たちのバンドの名前もカム・バックマドンナに決定する。

これをきっかけに彼女たちが大ブレイクするのだが、その前に彼女たちは解散の危機にあってしまう。ふざけて少女時代「GENIE(願いを言ってみて)」をダンスしながら踊っている映像がネットに流れ、“オバさんバンドの悪ふざけ”と大バッシングを受けたのだ。4人の傑作な“おばさん時代”をお見逃しなく。

他にも、若手ホープのアルムの引き抜きや執拗なまでのソルヒの夫の妨害もあったりと、オバさんバンドはなかなか大変。しかし自前のCD制作過程を見せたり、雨の中のライブなど、まるで音楽ドラマのようで見ごたえ十分。劇中、彼女たちは、少女時代以外にも、70年代のヒット曲や韓国の歌謡曲をロック風にカバーしたり、みごとなロッカー振りを発揮している。彼女たちは猛特訓して本当に自分たちで演奏し、歌っているのが大評判となった。「カムバック・マドンナ」の曲では、全員がソロパートを受け持つので、じっくりと4人の歌声を堪能しよう。筆者はファジャのパンチの効いた声にやられてしまった。そういえば、劇中ソルヒがキーボード弾きながら、テヒョンとデュエットするシーンがある。ロックを歌うときとは違った可憐な姿に、映画「大変結婚」でピアノの弾き語りシーンを思い出した。そういえば、あの頃からキム・ジョンウンのピアノと歌は上手かった。

本作で音楽監督を務めたのは、映画「カンナさん、大成功です!」「国家代表!?」のイ・ジェハクが担当した。彼女たちのバンドのオリジナルサウンドトラックは大ヒットし、なんと3rdまで発売され、有名な音楽サービスのランキングで1位を記録した。
劇中、「メリは外泊中」のロケ地としても有名な、インディバンドのメッカ弘大での、雨の中のゲリラライブでは、エキストラと事情を知らないで居合わせた市民とで、大熱狂した。

こうして一躍、人気ロックバンドとなって活躍することになるのだが、彼女たちは、ここでもう一度、それぞれの夢を見つめなおす。家族とのふれあいも、ひと時の休息も取れないような今の生活は、決して“夢の実現”ではなかったと気づくのだ。最後に彼女たちは、夢の軌道修正をする。果たして、彼女たちはどんな形で軌道修正をするのか?

ところで、カムバック・マドンナがブレイクして、テレビ局やラジオ局を飛び交うシーンがあるが、そのとき、SUPER JUNUORのキム・ヒチョルが本人役でカメオ出演する。さあ、何話で登場するのか、目を皿のようにしてお見逃しのないように。

マドンナバンドはドラマが終わってからも、キム・ジョンウンが司会を務めるTV番組にも、カムバック・マドンナとして出演し、大評判となった。

TBS|韓流☆セレクト(6月13日より月~金の朝10時5分から放送)
「カムバック マドンナ~私は伝説だ」DVD公式サイト

[「カムバック マドンナ~私は伝説だ」を2倍楽しむ]に戻る

※韓国ドラマの紹介や韓流エンタメのことなら↓
kandoratop




■作品紹介
・韓国放送年:2010年
・放送局:SBS
・放送回数:全16話
・監督/演出:キム・ヒョンシク
・脚本:イム・ヒョンギョン/マ・ジンウォン
・キャスト:キム・ジョンウン、イ・ジュニョク、キム・スンス、オ・スンヘ、
       チャンシニョン、ヒョン・ジュニ、ホン・ジミン、チャン・ハンソン

■DVD情報
・DVD-BOX1:6月24日発売
・DVD-BOX2:7月27日発売
・Vol.1~4:7月6日レンタル開始
・Vol.5~8:8月3日レンタル開始
・クレジット:(c)SBS
・発売・販売元:エスピーオー