今夜の日曜洋画劇場は、ロボットの反乱を描いたW.スミス主演「アイ,ロボット」、映画予告動画で先取り

2011年06月26日16時37分映画

ロボット3原則とは、「ロボットは人を傷つけてはならない」「ロボットは人間の命令に従う」「ロボットは自身の安全を守る」!このルールの下で家庭用ロボットが人間のパートナーとして普及する近未来、ロボットが反乱をおこし人を襲った!「アイ,ロボット」は、絶対に人間に危害を加えられないはずのロボットが起こした殺人事件の裏で、人類の存亡がかかった驚愕の真相に迫っていくSFミステリーアクション。本日26日夜9時からテレビ朝日の日曜洋画劇場の枠で放送される。番組サイトでは、映画の名場面画像がフラッシュ映像で表示され、映画の公式サイトでは、現在も予告動画やティーザー映像が公開されている。

舞台は2035年のシカゴ。革新的な技術による新世代ロボットが登場し、新たなロボット社会の夜明けを迎えようとする直前に事件は起きた。そのロボットの生みの親であり、ロボット工学の第一人者アルフレッド・ラニング博士が殺され、容疑者は最新のNS-5型ロボットのサニー。“ロボット3原則”により、絶対に人間に危害を加えられないはずのロボットが犯人?シカゴ市警の刑事デル・スプーナーとロボット心理学者スーザン・カルヴィン博士がその謎を追及する…。

映画のストーリーは、SFミステリー用のオリジナルだが、その基となったのは、SF小説に金字塔を打ち立てたアイザック・アシモフの短編小説「われはロボット」の中の“ロボット3原則”。これは手塚治虫の「鉄腕アトム」も参考にしたというSF小説の古典的名作。

主人公の…いや、本作の主人公はロボットで、そのロボットを追いかけるロボット嫌いのシカゴ市警の刑事をウィル・スミスが演じた。
W・スミスは恵まれた環境で育ち、芸能界デビューはミュージシャンとして。1986年、パーティーで出会ったジェフ・タウンズとラップユニット、DJジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスを結成してデビューし、4枚のアルバムをリリースし、すべて100万枚から数100万枚のセールスを記録。グラミー賞を2回受賞するなどラップ・ミュージシャンとして成功する。
その後テレビのシチュエーション・コメディ等で俳優としても認められ、「ハートブレイク・タウン」でスクリーンデビューを果たし、その後も「メイド・イン・アメリカ」「私に近い6人の他人」などでその演技力を高く評価され、俳優としての地位を確固たるものにした。
その後は「バッドボーイズ」「インデペンデンス・デイ」「メン・イン・ブラック」と立て続けに話題作に出演しヒットをたたき出す。コミカルな演技からシリアスな演技まで幅広く演じ分けられる実力派俳優として確固たる地位を築く。2001年の「ALI アリ」でモハメド・アリを熱演し、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞などで主演男優賞にノミネートされる。最近では「幸せのちから」「アイ・アム・レジェンド」「ハンコック」等に主演する傍ら、息子ジェイデン主演の「ベスト・キッド」など数多くの作品の製作も担当している。
本作「アイ,ロボット」ではプロデューサーも兼ねている。

一方、ロボット心理学者スーザン・カルヴィン博士を演じたのはブリジット・モイナハン。ヴォーグなどにも登場するモデル出身の女優。テレビドラマの人気シリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」にも、ミスター・ビッグの婚約者ナターシャとしてゲスト出演している。
本作では、人間よりもロボットに信頼を置くという、女性としては少々とっつきにくい役を好演している。「セックス・アンド・ザ・シティ」で演じたナターシャ役とは、全く違う一面が見られるのでお楽しみに。

ロボット3原則のルールが破られたとき、人類の友である愛すべきロボットは恐怖の進化を始める!2035年まであと24年。この間に愛すべきロボットはどんな進化を遂げるのだろうか…。

映画「アイ,ロボット」は、本日26日(日)夜9時からテレビ朝日「日曜洋画劇場」で放送。番組サイトでは、映画の名場面画像がフラッシュ映像で表示されている。映画の公式サイトでは、現在も予告動画やティーザー映像が公開されているので、番組が始まる前の予習として視聴されてはいかがだろう。


テレビ朝日「日曜洋画劇場」アイ,ロボット

映画「アイ,ロボット」公式サイト