8月6日、NHKのBSプレミアムで放送の「100年インタビュー」に女優の黒柳徹子が登場、予告動画が公開されている。黒柳といえば長寿トーク番組の司会者の姿がお馴染みだが、その黒柳がゲスト席に座ってインタビューを受ける、珍しい内容だ。テレビ創成期から携わってきた業界人として、また長らくボランティア活動を続ける文化人として様々な側面を持つ彼女の魅力に迫る。

テレビ朝日「徹子の部屋」といえば、35年の長きに渡ってあらゆる芸能著名人を網羅したトーク番組として今尚人気の高い番組である。更に、1981年に出版した自伝エッセイ「窓ぎわのトットちゃん」は750万部を越える戦後最大のベストセラーとなるなどの業績がある。一方、ユニセフの親善大使としての活動を始めとする社会貢献や福祉活動にも熱心な人柄が知られる。
そんな彼女がテレビの世界に足を踏み入れたのは1953年、テレビ女優第一号としてNHKに入局したところから始まる。そしてデビュー以来声優として、女優として、司会者として常にレギュラー番組を担当し続けてきた。テレビの誕生と共に芸能生活を始め未だに第一線で活躍し続けている彼女の歴史は、日本のテレビの歴史であるといっても過言ではない。白黒で始まった当時から地デジへと移り変わるテレビを彼女はどう見つめてきたのか、貴重な生き証人として彼女にインタビューを行う。
「100年たっても色あせない､100年後の日本人にも見てもらいたい､そんな願いをこめたインタビュー番組」をコンセプトに作られているこの番組だが、今回の聞き手は「さかのぼり日本史」の司会を担当し、落ち着いて温かみのあるナレーションに定評のある石澤典夫アナウンサー。その個性派キャラクター故に世代を超えた多くのファンを持つ黒柳が、古巣のNHKで何を語るのか、後世に何を語り継ぎたいのか注目される。
黒柳徹子がゲストの「100年インタビュー」は6日（土）ひる12時から放送。番組予告動画はNHKテレマップMOVIEで視聴出来る。


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