「トンイ」第21話のあらすじと見どころ:王妃の廃位!監察宮女vs内需司の戦い!
明聖(ミョンソン)大妃(テビ)が他界し、中殿の無実を証明する証拠が出てこない以上、中殿の廃位を決断するしかなかった粛宗(スクチョン)…一方トンイは、中殿の無実を証明する証拠の手形を粛宗に見せようとするが、今むやみに動くと全ての証拠が南人派によって握りつぶされてしまうと、ソ・ヨンギ従事官に止められてしまう。ソ従事官はその時のためにチョンスを軍官にし、チャン・ヒジェの動向を監視させる。番組サイトには次回予告動画が公開されている。
(以下、NHKBSプレミアムにて2011年04月~2012年06月放送時に紹介したものです)
【「トンイ」を2倍楽しむ】で、時代背景や実在の人物、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)、見どころ、豆知識などまとめて紹介している。
/> (c) 2010 MBCいよいよ中殿(仁顕王后)の廃位の時が来た。涙を封印した中殿に対して、中殿の印の品々を返す中殿付きの侍女も受け取る監察宮女も涙、涙…。多くの涙に、中殿がどれほど国母として愛されているのかが見て取れる。トンイは、宮殿を離れていく中殿を何時までも見送りながら、「必ず中殿の無実を晴らして見せる」と誓うのだった。
この感動的な場面は、ドラマ「張禧嬪(チャン・ヒビン)」の見どころ紹介【王妃ヒビンVS廃位】でも、詳しく紹介しているので参考にされたい。
ドラマに戻って…トンイに動きがないことを不安に思うオクチョン(禧嬪=ヒビン)だが、ある日、トンイが訪ねてくる。果たしてトンイは何を言いに来たのか?前半のドラマ音楽も流さず、トンイとオクチョンが向き合って静かに話す場面は、ピリピリと迫力満点。どうぞお見逃しなく。
その頃、監察府では各部署に宮女を派遣し監察業務をすることになったが、オクチョンの側についたユ尚宮の策略によってトンイは内需司(ネスサ)に派遣される。内需司は王室の財産を管理する部署で、監察府の勝手にはさせない慣行がはびこっていた。早速トンイにいやがらせが始まる。しかしそんなことで自分の仕事を投げ出すようなトンイではない。トンイは自分の仕事を真っ当しようと内需司の官員に刃向かう。そしてトンイは、盗み見た出納日誌からとんでもない事実を知ることになる。その事実こそは、中殿の無実を証明する動かぬ証拠になるものだった。
中殿を廃位するしかなかった粛宗は落ち込んでいたが、久々にトンイに会って慰められ、トンイの存在の大きさに気づく。特にトンイを呼び出すときに、内侍が「寝室に?」と聞き返した時の粛宗のあわてぶりをお見逃しなく。
さて、内需司に派遣されたトンイは、力ずくで脅されてもめげない。そしてそんなトンイの姿に、監察宮女たちが立ち上がった!
今回は、軍官となったチョンスのみごとなアクションがたっぷり見られる。演じたペ・スビンは、意外にも本格的なアクション演技は今回の「トンイ」が初めて。キャスティングが決まってからは一日も欠かさず、アクションスクールに通って特訓を受けたという。武器も使うアクションのため、手の甲などは常時絆創膏が欠かせなかったとのこと。そんな血と汗と(涙は流したかどうか?)の特訓の成果をお見逃しなく。
◇NHKBSプレミアム「トンイ」番組サイト
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