4日より集中放送!空から来た男は天使か悪魔か…「赤と黒」第1話あらすじと予告動画、豆知識-NHK

2011年09月03日12時35分ドラマ

ドラマはショッキングな死から始まる…「第1回アジア・レインボー・テレビ・アワード」最優秀監督賞受賞作品「赤と黒(原題、悪い男)」が、NHKBSプレミアムにて4日から集中放送!番組サイトには予告動画と人物相関図が公開されている。ナビコンでは、番組放送にあわせてドラマをもっと楽しむために、【「赤と黒」を2倍楽しむ】で、ドラマのあらすじと見どころ、キャストの魅力を紹介する。韓国ドラマに慣れていない方のために、ちょっとした豆知識も披露していくのでお楽しみに。俳優や劇中人物の名前などが分からないという方は、番組サイトの人物相関図を印刷して手元に置いておくことをお勧め。

■第1話:天使の羽根
巨大財閥ヘシングループの会長夫人が運営するギャラリーでアートコンサルタントとして働くムン・ジェイン(ハン・ガイン)は、出張先の済州島でグループの次女ホン・モネ(チョン・ソミン)の誕生パーティーが当地で開かれることを知る。恋人に裏切られたばかりのジェインは、友人にヘシンの御曹司と結婚して裏切った男を見返してやっては?という言葉に、誕生パーティーに出席するモネの次兄ホン・テソン(キム・ジェウク)に興味を持つ。
一方、済州島でクルージングを楽しむモネと姉のテラ、その娘ソダムの前に突如、スカイダイビングを行うスタントマン、シム・ゴヌク(キム・ナムギル)が舞い降りる。その日の午後、ホテルでゴヌクを見かけたソダムは、ゴヌクを追いかけ屋上までついていく。幼いソダムは天からヨットに舞い降りたゴヌクを天使と思いこみ、とんでもないことをしてしまう。これがゴヌクとヘシングループの2人の姉妹との出会いだ。テラはゴヌクを誘拐犯だと勘違いし、彼に平手を食らわ、モネはゴヌクに心惹かれてゆく。対照的な姉妹の第一印象からゴヌクの復讐が始まる。

物語の主人公はゴヌク。彼が何故ヘシングループに復讐をしようとしているのかは、第1話で明かされる。パラシュートのトラブルにより海に落下するゴヌクは、水中深くで幼い頃の記憶が蘇る。ここで彼の哀しい過去が全て紹介されるのでお見逃しなく。

赤と黒(C)アジア・コンテンツ・センター グッド・ストーリー NHKゴヌクを演じたのはキム・ナムギル。2009年度の大ヒット作「善徳女王」で王家の血を受け継ぐ哀しい男を演じたイケメン俳優。「善徳女王」を視聴された方なら、“善と悪”を共存させる彼の演技力と、卓抜した身体能力の高さは既知のはず。(キム・ナムギルについては番組サイトキャストで詳しく紹介) 「赤と黒」では第1話にしてこれらがすべて紹介される。幼いソダムの目線に合わせた柔らかい笑み、自分に興味を示すモネを揺さぶる妖しい視線、そして彼を危険視するテラに向ける挑発的な口元。場面場面で別人のように変わる彼の魅力的な表情に注目しよう。
そしてゴヌクは、もう一人の女性ジェインとも運命的な出会いを果たす。彼女はスタントマンの彼の撮影中に紛れ込んでしまう。こちらは打算のない出会い。彼のみごとなアクションはここでたっぷり見られるのでお楽しみに。

■豆知識
ゴヌクのことをモネは“アジョシ=おじさん”と呼んでいるが、これは日本でいう“おじさん”とは少し意味合いが違っている。韓国ではごく親しい年上の男性や恋人のことを“オッパ=お兄さん”と呼ぶ。“アジョシ”は、そこまでの間柄でない、明らかに年上の男性を呼ぶときに一般的に使われる言葉。それ以外の家族の呼び名については、文化に親しむで図解しているので参考にされたい。
ちなみに、元祖韓流四天王と言われている俳優ウォンビン主演で、日本では9月17日(土)から劇場公開する映画が「アジョシ」というタイトル。少女を守るため、犯罪組織の闇と戦う孤独な男が主人公の、人と人の絆を描く感動のアクション。詳しくはこちらで紹介
次回からは、姉妹とゴヌクを巡る危険な恋の駆け引きが始まる次回からは、ジェインとの絡みも始まる。

ドラマ「赤と黒」全17話は、4日~15日まで、4日は1話、それ以降は月~木曜日に2話ずつ放送。

■作品紹介
・韓国放送:SBS、2010年
・話数:全17話
・出演:キム・ナムギル キム・ジェウク ハン・ガイン、豊原功補 三浦孝太 麻由 ほか
・監督:イ・ヒョンミン
   (「冬のソナタ」プロデューサー・「雪の女王」「ごめん、愛してる」監督)
・脚本:イ・ドヨン、キム・ジェウン、キム・ソンヒ
・主題歌:ラムジ「好きだから」
・主な日本ロケ地:三重県=ココパリゾート

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NHKBSプレミアム「赤と黒」

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