チャン、武康太子に!仕組んだ偽の譲位式…「薯童謠-ソドンヨ」第31~35話あらすじと見どころ
極秘に進められた阿佐大使の譲位式は、サテッキルの暗殺によって阻止され、チャンのおかげで一命を取り留めた阿佐はチャンと兄弟の名乗りを果たす…しかし、次なる暗殺計画で阿佐はついにチャンの腕の中で息を引き取ってしまう。第31話からは、いよいよチャンが第四王子だということが威徳王の知るところとなる。果たしてチャンは王子と認められるのか?
モンナスは、ついにチャンこそが天命を授かった王子だと悟る。モンナスは「青銅香炉を焚く者、王になる」というかつての事件を思い出し、チャンに幼い頃太学舎で香炉を見たことがあるかと聞く。果たしてチャンは何と答えたのか?チャンの答えを聞いて、ヨンガモが何故自分にチャンを預けたのか、その遺志を理解し、チャンに仕えることを誓う。
威徳王の弟プヨゲは、次期王の座を確信するが、ウヨン姫は、兄プヨソンが、父プヨゲと自分を殺して王位に就こうとしていることを疑いはじめ、2人の間に少しずつ亀裂が生じる。
チャンは、暗殺の主犯はプヨソンだと確信し、第四王子の容疑を晴らし、プヨソンを倒すために、自分の正体を公表しようと決意する。しかしそれは、ソンファとの恋をあきらめることになるかもしれない、悲しい決断だった。死をも覚悟したチャンは、ソンファと最後の思い出を作る。(第31話)
体の弱い第三王子までが病死し、全てが自分の罪だと絶望した威徳王は、第四王子を捜すのをやめ、仏門に入ることを発表。傷ついたチャンは、王に対し、百済復興をあきらめる意志の弱さを非難するが、王は何も言い返せない。結局、ソンファの説得もむなしく、チャンは百済を去ろうとする。
一方、プヨソンとプヨゲは、威徳王なき後の人事案を早くも考え始める。しかし、兄を疑うウヨン姫は、プヨソンをけん制するためには、モンナスとチャンが必要だと考える。そこで、サテッキルを太学舎の首長に任じようとするプヨソンを制して、モンナスを留任させる。
その頃モンナスは、なぜ阿佐ではなく、チャンが王になるべき人物という神託を受けたのか、その意味を探っていた。ついに答えを見つけたモンナスは、威徳王をチャンの見える場所に案内し、チャンの正体を告げるのだった。(第32話)
ついにチャンが息子の第四王子だと知った威徳王。チャンに父と呼ぶよう頼むが、断固拒否される。ソンファを連れて百済を去り、天竺へ向かうチャン。しかし、一度はあきらめた第四王子の存在だったが、チャンの強い意志に心を動かされた威徳王は、あることを勇断する。それは、暗殺犯の身柄を確保し、宮殿に呼び戻したチャンの目の前で黒幕を白状させ、モンナス、ワングの立ち会いの下、その場でチャンの“武康太子”即位式を行うことだった。ようやく王子として認められたチャン。驚くことにチャンは、譲位まで告げられる。(第33話)
チャンは、威徳王に急に宣告された譲位を固辞する。なんとか譲位の命令を取り下げるよう直訴するが、逆に軟禁されてしまう。太学舎では、表向きはプヨゲの譲位式として、チャンの譲位式の準備が着々と進む。式前夜、威徳王は、阿佐の敵を討ち、武康太子の安全を保証するため、毒の付いた自ら短剣でプヨソンを斬りつける。深手を負ったプヨソンは、瀕死の状態のまま薬材庫に逃れる。威徳王の覚悟を知ったチャンは、ついに王位に就くことを決心する。
いよいよ予定通りにプヨゲの譲位式が始まろうとする。その裏でモンナスは、武康太子チャンの即位式を密かに準備しながら、大勢の前でその事実が公表される瞬間を待つ。緊張の時間が流れる。(第34話)
チャンは別室で王の服を着こなし、式の時間を待ち続ける。そのころ、サテッキルは、なかなか戻らないプヨソンの身を案じて百済宮へ捜しに行く。そこで、即位式が罠だと察知し、プヨゲを安全な場所へ逃がす。なんとか命を取り留めたプヨソンは、衛士部の兵を率いて百済宮を攻撃。威徳王と武康太子を殺そうと躍起になる。威徳王は、作戦に失敗し、宮殿から逃げ出す。チャンとモンナスも危機一髪のところを脱出。威徳王は、チャンに王の権力を示す王印を託す。
プヨソンらは、第四王子への譲位勅書を見て、王子が生き残っていることを知る。チャンが王子だと知らないプヨソンは、手当たりしだいに人々を殺し、王子を探し回る。サテッキルは、王印を奪うために威徳王を追う。(第35話)
■作品紹介
・放送:SBS
・話数:全55話
・監督:イ・ビョンフン 脚本:キム・ヨンヒョン
・出演:チョ・ヒョンジェ、イ・ボヨン、リュ・ジン、チョン・ソンギョン、イ・チャンフン
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