日曜洋画劇場45周年企画、第2弾「ダイ・ハード2」放送!今度の“クリスマスの悪夢”はワシントン空港!‐テレ朝
ロスアンゼルスのハイテクビル、ナカトミ・ビルから雪のワシントン・ダレス空港に舞台を移して、またあの“不運な刑事”ジョン・マクレーンが大活躍!テレビ朝日「日曜洋画劇場」では、先週に引き続き、ブルース・ウィルスが体を張った大ヒット・アクションの第2弾「ダイ・ハード2」を放送する。番組サイトには、今夜放送のシリーズ第1弾「ダイ・ハード」の名場面の写真がフラッシュ映像で公開されている。また、「ダイ・ハード4.0」映画公式サイトでは、主演のブルース・ウィルスのコメント映像と、迫力の予告動画が視聴できる。
第1弾「ダイ・ハード」の大ヒットで、“ダイ・ハードマン”(死んでも死なぬタフな奴)は流行語になり、人間臭さと、リアルな体当たり演技で“ジョン・マックレーン刑事”という新しいキャラクターを作りだしたブルース・ウィルス。今回、マックレーンが遭遇する事件は、ワシントンの国際空港で起こった元米軍将校を中心にしたテロ集団によるハイジャク。テロ集団は、法廷で証言にやってくる南米の麻薬王エスペランザ将軍を、空港で奪回しようというのだ。1作目は知恵と勇気で戦っていたマクレーンだったが、今作では、テロリストによって旅客機が空中爆発を起こしたり、滑走路に大火災を起こすなど、スペクタクル・シーンが、全篇に盛りこまれている。マックレーンも、飛行機の翼の上での大格闘や、スノー・モービルによる大追跡を演じ、アウト・ドア・アクションが、ジェット・ローラー・コースター感覚で息つくまも与えないド迫力。1990年の作品で、製作費は、何と約96億円(6000万ドル)というから凄い。
当時、最高のハイテク技術を結集し、84カ国からジャンボ機が乗りいれるワシントン・ダレス国際空港は、1万人の従業員、完全を誇る警備と専用の警察力をそなえていた。ところが、その夜はクリスマス・イブで、吹雪のため旅客機の到着が遅れていた。マックレーンは、たまたまロスからやってくる愛妻ホリーを空港に迎えにきていたのだ。緊急事態発生に、救助のため陸軍が出動するが、空港はマヒ状態になり、大衆はパニックにおちいる。
前作の超高層ビルから、舞台は乗降客でごったがえす巨大な国際空港へと、いちだんとスケール・アップされた。
前作のラストで熱い抱擁を交わした妻ホーリーは、前作と同じボニー・ベデリアが演じ、唯一マクレーンを信じた黒人巡査部長パウエル役もレジナルド・ベルジョンソン、マクレーンにぶんなぐられたテレビ・レポータ役もウィリアム・アザートンが同じ役で再登場し、シリーズファンを喜ばせている。
ちょっぴり強くなりすぎたマクレーンで、ぼやきの古刑事からスーパーマン色は強くなったものの、面白さは前作に引けを取らない、こちらも必見のお勧めアクションムービーだ!
ちなみに、シリーズ第5弾が「ア・グッド・デイ・トゥー・ダイ・ハード(原題) / A Good Day To Die Hard」といいタイトルで、2013年2月14日全米公開が決定。クランクインは来年1月。改めて、第4弾までを振り返って、ダイ・ハードマンの新作が日本で公開されるのを待ちたい。
「ダイ・ハード2」は、今夜16日(日)夜9時からテレビ朝日テレビにて放送。
テレ朝|日曜洋画劇場「ダイ・ハード」
映画「ダイ・ハード4.0」公式サイト