KNTV、現在韓国で放送中の「ケベク」12月放送決定!主演は「イ・サン」のイ・ソジン、3分無料動画紹介

2011年10月26日22時01分ドラマ
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気高く美しい王としてお目見えした正祖イ・サンが、荒々しい将軍として史劇の舞台に返り咲く…ドラマ「イ・サン」で名君・正祖を演じたイ・ソジンが、百済最後の王に仕えた忠臣、階伯(ケベク)将軍役で主演するドラマ「ケベク」を、KNTVが12月26日から日本初放送することを発表!このドラマは現在韓国で放送中の作品で、韓国公式サイトでは、3分間の動画を無料視聴できる。(10月26日現在第28話まで放送済)



ドラマ「ケベク」は、百済、高句麗、新羅が互いにけん制しあう三国時代の末期の百済に実在した将軍階伯(ケベク)の生涯を描いた歴史スペクタル。ケベク将軍は、百済30代王・武王と最後の義慈王に仕えた韓国では有名な偉人。しかしながらその実態はベールに包まれており、“金庾信(キム・ユシン)将軍”の最大のライバルということと、660年に戦死したという事実などいくつかのエピソードのみが知られている謎の英雄。

百済という国は、日本との外交は友好的で「日本書紀」にも記録がある国だが、残された資料は少なく、多くの謎が残された国。ドラマ「朱蒙(チュモン)」の高句麗初代国母であるソソノが、二人の息子(沸流・温祚)を連れて高句麗を去り、次男の温祚が建国した国とされている。新羅とは隣接し常にお互いの脅威を感じ、けん制しあいながら国を保っていた。しかし、660年新羅と唐との連合軍に倒された。当時の地図で位置関係を確認してみよう。

韓国では、百済という国がメインとなったドラマは、チョ・ヒョンジェが主演の「薯童謠」が制作されるまではほとんどなく、韓国での百済という認識は、“暴君義慈王”が酒池肉林によって滅びたとされていた。“歴史は勝者が作るもの”と考えれば、新羅に滅ぼされた百済が、こう描かれるのは無理もないのかもしれない。しかし、ドラマ「薯童謠」では、百済という国を格物(天文学や化学、数学、工学などあらゆる知識)の優れている国として描いた。そしてドラマ「ケベク」では、百済が対内外関係の中でどんなに激しい闘争と苦痛を経験したのかを、ドラマ的な面白みと歴史的な意味を通して見せていく。ドラマ「薯童謠」に続く、“百済見直しドラマ”第2弾と言ってもいいのかもしれない。

半島の歴史については、ナビコンの韓流コーナー「韓ドラここが知りたい」「歴史ドラマを楽しむ-ドラマで知る韓国の歴史・豆知識」で、簡単に紹介しているので参考にされたい。

脚本はチョン・ヒョンス。「朱蒙」「チェオクの剣(茶母)」などを手掛けた作家だ。大ヒットドラマ「朱蒙」の作家ということも注目すべき点だが、イ・ソジンのファンなら「チェオクの剣」の作家と言った方がいいだろう。何しろ、イ・ソジンはこの「チェオクの剣」で、これまでの史劇俳優のイメージを壊し、新しい史劇俳優像をつくった人物だから。これについては「チェオクの剣」 (中編)イ・ソジンで詳しく紹介しているのでチェックされたい。
そして監督は「イ・サン」「朱蒙」「善徳女王」の監督キム・グンホンとチョン・テユン。イ・ソジンの魅力を最大限に生かす監督と脚本家がタッグを組んだのだ。これは期待値大だ!

さらに、脇を固める俳優陣も豪華だ。ケベクの父を演じるのは、ドラマ「レディプレジデント~大物」のチャ・インピョ、最後の王・義慈(ウィジャ)を 「ニューハート」チョ・ジェヒョン、ドラマ「薯童謠」ではチョ・ヒョンジェが演じた武王(ムワン)を「チャクペ」チェ・ジョンファン、武王の妻サテク妃をオ・ヨンス(「赤と黒」「朱蒙」「太陽の女」)が演じる。
イ・ソジンとのラブラインをドラマ「宮-クン」や映画「霜花店」に出演したソン・ジヒョとK-POPのT-araメンバーのヒョミンが担当するのも見逃せない。

ナビコンでは【「ケベク」を2倍楽しむ】コーナーで、ドラマの舞台背景やあらすじ、見どころ、キャストの魅力を紹介するのでお楽しみに。
ドラマは、12月26日より、毎週月火 午後10時05分~11時20分KNTVで放送。

ドラマの放送まで少し間があるので、それまでは関連ドラマなどを視聴されて「ケベク」に備えては?特にお勧めは、「薯童謠」(11月10日までGyaO!で無料配信中)、「善徳女王」(BSフジで放送中)。

ドラマ「ケベク」の3分間無料動画は韓国MBCの番組サイトで視聴できる。

MBC「階伯(ケベク)」韓国公式サイト
※メイン画面下の白抜きラインの一番左のメニュー「再視聴」から、各画像クリックで予告視聴可能。また、3分無料動画は、各画面の右横上段4つのボタンの最右端「3분 무료보기」で視聴が可能。それ以外は有料となるので、注意が必要。

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