日曜洋画劇場45周年企画、「ダイ・ハード4.0」今度の敵はサイバーテロ!相棒はオタク!予告動画-テレ朝
4週に渡って放送した「ダイ・ハード」シリーズの最終夜は「ダイ・ハード4.0」、アナログ刑事のジョン・マクレーンがオタク青年を相棒にサイバーテロリストと戦う!番組サイトには名場面の写真が、映画公式サイトには主演のブルース・ウィルスの動画コメントと映画予告動画が公開されている。
「ダイ・ハード4.0」は、前作から12年ぶりの2007年に制作されたシリーズ第4作。原題は、「Live Free or Die Hard」。これまで小数点なしのシリーズ番号だったが、今度の敵は不正にネットワークへアクセスするハッカーを利用したサイバーテロということで、ソフトウェーのバージョン番号のような“4.0”となった。
舞台は、アメリカ独立記念日の前夜。何者かが、交通、通信、原子力、水道など全米の全てのインフラを監視するシステムにハッキングを仕掛けてきた。事態を重く見たワシントンDCのFBI本部サイバー犯罪部は、ブラックリストに載るハッカーたちの一斉捜査を開始。
その頃、ニューヨーク市警統合テロ対策班の警部補ジョン・マクレーンは別れた妻との娘、ルーシーに会うため、ニュージャージー州の大学を訪れていた。
ところが、そこに上司から連絡が入り、ニュージャージー州内に住むマットというハッカーの身柄を拘束し、ワシントンDCまで連れ帰るよう命じられてしまう。
仕方なくマットのアパートを訪ねるマクレーンだが、そこで謎の一味からの襲撃に遭う。なんとか危機を脱したマクレーンは、マットを連れてワシントンDCを目指す。
マクレーンたちを襲った一味は、ガブリエル率いるテロ集団の傭兵部隊。マットはガブリエルのテロ計画をまったく知らないまま、彼の恋人のマイから依頼されたプログラムの開発に手を貸していたのだった。マット以外、この計画に関わったハッカーたちはすでに全員、ガブリエルの手下によって殺されていた。
一夜明け、マクレーンとマットがワシントンDCに到着すると、街は異常な交通渋滞で大混乱。そんな中、ガブリエルがインターネットに流した映像を見たマットは「“ファイアーセール”だ」とつぶやく。“ファイアーセール”とは、国のインフラに対する組織的サイバーテロを意味するハッカーのスラング。ガブリエルはコンピュータで管理されている全米のライフラインのすべてを自分のコントロール下に置き、アメリカ国家そのものの乗っ取りを成し遂げようとしていたのだ。
その後も、マットを殺そうとする傭兵からの襲撃を受けるマクレーンだが、マットの協力を得て敵の行動を先読みし、このサイバーテロを食い止めるべく、またしても無謀な闘いをはじめる。
しかし…マットを守るマクレーンの身元を調べ上げたガブリエルは、この厄介な邪魔者を排除するべく、彼の娘・ルーシーの存在に目をつけた。
これまで以上の激しいアクションが期待できる「ダイ・ハード4.0」。このあらすじを読んでまずシリーズファンは、マクレーンが妻ホリーと離婚したことに驚くはず。「ダイ・ハード3」で電話をかけたまま放っておいたのが悪かったのか、それともこの12年の間ついに和解はできなかったのか?といらぬお節介をしてしまう。さらに、第1作目の「ダイ・ハード」の家族写真に写っていたあのかわいい少女が、もう大学生なのにも年の流れを感じる。シリーズ作品ファンのうれしいところだ。美しい娘を演じるのは、「ファイナル・デッドコースター」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。
「4.0」では、初めて若い相棒が登場する。オタクのマットを演じるのはサスペンス・ホラー「ジーパーズ・クリーパーズ」でブレイクしたジャスティン・ロング。このマットを騙した悪い女に扮したのはマギー・Q。現在公開中の映画「ウォーリアー&ウルフ」で7日間に渡る濃厚ラブシーンでオダギリジョーのお相手をした女優だ。そして、サイバーテロの首謀者ガブリエルを、「ヒットマン」「クレイジーズ」のティモシー・オリファントが演じる。
これまでの懐かしい顔は登場しないが、今回も不運な運命を愚痴りながら、“ダイ・ハード”な男マクレーンは敵に立ち向かう。
「ダイ・ハード4.0」は、テレビ朝日日曜洋画劇場で、今夜23日9時から放送。映画公式サイトでは予告動画と、主演のブルース・ウィルスのコメント映像が公開されている。
テレ朝|日曜洋画劇場「ダイ・ハード」
映画「ダイ・ハード4.0」公式サイト
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