トヨタ、企業CM「ReBORN」第4弾、西尾由佳理、マツコ・デラックス出演TVCMを公開

2011年12月17日22時13分商品・CM

トヨタ自動車は、「FUN TO DRIVE, AGAIN.」をスローガンとする企業広告キャンペーンを10月15日から開始しているが、その企業CM第4弾である西尾由佳理、マツコ・デラックスが出演する「登場篇」、「自転車篇」、「プリウスReBORN篇」を公開した。
FUN TO DRIVE, AGAIN.というスローガンには、「日本人の気持ちをもう一度ドライブさせたい」、「もう一度、新しいクルマの楽しさを創造したい」という思いが込められている。
また、1984年~1987年の企業スローガンだった「FUN TO DRIVE」に「AGAIN」を付け新たなスローガンとすることで、「クルマ本来の楽しさに加え、『つながる』や『未来のクルマ社会』も含めた、新しい時代の『クルマの楽しさ』をお届けしていく」という同社の決意を表している。
第4弾は、フリーアナウンサーとなった西尾由佳理が「ReBORN CHANNEL」のキャスターとして登場する。

登場篇では、ヘリコプターに乗った彼女が、「はい、西尾です。ご覧ください。これから、日本や世界で活躍していくハイブリッドをはじめとするクルマたちです。今年はいろいろなことがあって、でも、どんなことがあっても、メイド・イン・ジャパンは、絶対、負けません。トヨタも、クルマも、ReBORNしなく・・・」と港で出荷するクルマたちの様子をよどみなくリポートするが、最後に風で原稿を飛ばしてしまう。
しかし、カメラが引くと、そこはスタジオの中のセット。港で出荷するクルマたちとの合成だったというわけ。「ごめんなさい」と謝る彼女に、ディレクターは「クルマの映像」と落胆する。それでも彼女は、「がんばれ、メイド・イン・ジャパン。まずは、ハイブリッドReBORN。ReBORNチャンネルでした」と、何事もなかったかのように締めくくる。

自転車篇では、自転車に乗った彼女が、「西尾です。ハイブリッドって、自転車をこぐとライトがつくように、走りながら電気を作る、節電の時代にエネルギー効率がいいクルマなんです。だから、トヨタは、プリウス、プリウスα、SAI、ハリアー、クラウン、カムリ、エスティマ、アルファード、ヴェルファイア・・・」と順調に読み上げていく。
しかし、1回目は、彼女の前方で撮影するスタッフが転んでしまう。また、2回目は、彼女が「あー、ごめんなさい」と途中でかんでしまう。それでも、3回目は成功し、スタッフ一同から拍手が起こる。
「以上、ReBORN CHANNELでした」と笑顔で語りかける彼女に、ディレクターは「もっと巻きで。もう1回」と冷たく言い放ち、彼女とスタッフは猛スピードで撮影をやり直す。

プリウスReBORN篇では、旅を続けるビートたけしと木村拓哉のカーナビの画面に、彼女が「もうすぐ宇都宮です」とスタジオから語りかける。
そして、椅子から振り返ると壁が開き、「ちなみに、CMでおふたりが乗っているのは、プリウスα」と駐車場にとめられた同車に向かって歩いていく。「プリウスと何が違うの?」という問いかけに、「αはゆったりのワゴンタイプです」とハッチゲートを開ける。
すると、そこには、マツコ・デラックスが横たわる。「人を何だと思ってんのよ」、「マツコもこのとおり」、「うるさい」、「エコなのに、この広さ。さらに、ハイブリッドなのに充電できる。電気自動車とハイブリッドのいいとこ取り」。
解説を終えると、「ありがとうございましたぁ」とハッチゲートを閉めると、マツコは、「ちょっと待ちなさいよ。私の出番これだけ」と苦情をいう。しかし、そんな苦情を聞かないのが、仕切り屋の西尾由佳理らしいところ。

ReBORNのTVCMは、第1弾がビートたけしと木村拓哉が豊臣秀吉と織田信長、第2弾の妻夫木聡と小川直也がのび太とジャイアン、第3弾がドラえもんにジャン・レノ、のび太に妻夫木聡、しずかちゃんに水川あさみ、骨川スネ夫に山下智久、という豪華な組み合わせだった。
第4弾でも、大物フリーアナウンサーの西尾由佳理がCMに登場し、彼女らしからぬドジな一面と、そんな失敗を何事もなかったかのようにまとめてしまう強引さや仕切り屋ぶりが見られるのが楽しい。マツコ・デラックスの共演とともに、相変わらず意外なキャスティングが興味をひくCMとなっている。果たして第5弾が誰になるのか、注目したい。

トヨタ自動車「ReBORN」スペシャルサイト

※木村拓哉主演のドラマ「南極大陸」をこちらで紹介しています。
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