向井理が水と人の関わりを求めてアンデス山脈へ行く壮大な映像!「旅のチカラ」予告動画-NHK

2011年12月27日08時16分暮らしと文化

12月27日、NHK・BSプレミアムの紀行番組「旅のチカラ」に俳優の向井理が登場、「アンデス 奇跡の氷河の山へ」と題して放送、予告動画が公開されている。今年も若手人気俳優の筆頭として活躍を見せた向井が忙しい合間を縫ってエクアドルを訪問、世界に名高いアンデス山脈を旅する。

紀行と人物ドキュメンタリーを融合させた独特の構成が人気のこの番組に、今をときめく向井が登場。日本を襲った3月11日以降、向井は人と水の関わりについて深く考えるようになったという。かつてカンボジアでの井戸掘り体験から水に対する興味関心が深かったという向井は、今回の旅にエクアドル・アンデス山脈を選んだ。赤道直下にありながら、その標高ゆえに氷の宝庫となっているこの地は、はるかインカ帝国の時代から氷河の氷を用いて生活してきた。しかし文化の発展した現代では、水道の普及などで氷河と人の関わりは次第に薄れてきていた。向井は最後の一人となった氷取りの男を訪ねるために、標高4500メートルの高地へ挑む。最後の氷取りの男の手法から、幾星霜も伝わってきた人と氷、水との関わりを知る事が出来る。興味関心はあれども中々お目にかかれないアンデス山脈の風景や人々の生活に加え、苛酷な環境を旅する向井の真摯な姿も相まって重厚なドキュメンタリーに仕上がっている。
今回向井が訪れたのは、アンデスの中でもアマゾンの源流となっているチンボラソ山。太古の氷が眠るこの山での撮影は、あまりの高度ゆえにスタッフたちも足取りが重く厳しいロケとなったようだ。番組スタッフのブログには、ロケの移動中に向井が「みんな居る?大丈夫?」と声を掛けながらスタッフを案じていた様子なども綴られている。今年、「水は、津波や洪水など怖い存在でもあると同時に、無くてはならない存在」だと改めて感じた向井は今回の旅で何を見つけるのか。明治大学農学部生命科学科で遺伝子工学を専攻していた向井が、どんな専門的視点で考察するかといった知性派の一面も見どころとなる。

「旅のチカラ アマゾン源流神の氷~エクアドル 向井理~」は27日(火)よる9時から放送。番組予告動画はNHKテレマップMOVIEで視聴出来る。

旅のチカラ 向井理

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