韓国の名優ハン・ソッキュとドラマ「推奴-チュノ」でカリスマ演技を見せたチャン・ヒョクが主演の歴史ミステリー「根深い木」が、視聴率25.4％の自己記録を更新し有終の美を飾って、水木ドラマ視聴率1位でドラマの幕を下した…韓国公式サイトには、見どころたっぷりの動画が公開されている。この作品を、KNTVが2月11日に第1話を先行放送する。

「根深い木」は、イ・ジョンミョンの同名小説が原作の李氏朝鮮時代を舞台とした歴史ドラマ。（日本語訳版は。景福宮の秘密コード　上、景福宮の秘密コード　下）民を愛する気さくな王の姿の裏で、自らの信念とそれを阻もうとする勢力との葛藤に苦悩する第4代王の世宗と、世宗を父の敵として命を狙いながらも、王に信頼され、謎の連続殺人事件の捜査やハングル創製事業を任されていくことになる武官カン・チェユンの生きざまを、史実とフィクションを巧みに絡み合わせた歴史ミステリー。ハングルの創製前1週間に繰り広げる集賢殿の学者の連続殺人事件を筋として、百姓のために文字を作ろうとする王と、これを食い止めようとする勢力間の対決を描いていく。
この作品は、主演に、同じ朝鮮王朝を舞台にしたドラマ「推奴-チュノ」を大ヒットさせたチャン・ヒョクと、テレビドラマに実に16年ぶりの復帰となった名優ハン・ソッキュとのＷ主演で大きな注目を集めた。さらに、脚本を、ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」「薯童謠－ソドンヨ」「善徳女王」などの作品を手掛けたスターコンビ作家キム・ヨンヒョン、パクサンヨンが担当ということでドラマスタート前から話題をさらっていた。下馬評通りの結果となったドラマは、第3話の時点で水木ドラマの1位に立ち、その後も好調を続け水木ドラマ1位で最終回を終えた。

ドラマ天国と言われる韓国でも、最近では20％を超えるのは難しい中、この作品は、しっかりとした脚本と、主役陣の熱演に、話題性だけでない見ごたえにどんどん視聴率をあげている。もちろん、主演陣だけのカリスマ演技ではなく、脇を固める俳優陣もすごい。
「推奴」にも出演したチョ・ジヌン（クァク・ハンソム役）、「イ・サン」のハン・サジン（ホン・グギョン役）、「朱蒙」「イ・サン」「トンイ」「トキメキ☆成均館スキャンダル」など歴史ドラマに欠かせないイ・ジェヨン…ら名優と呼ばれる俳優たちの名前をあげればきりがない。
こうした名優たちに交じって、ヒロインのソイに「善徳女王」のシン・セギョン（チョンミョン王女役）、「パスタ」のヒョヌ（イケメントリオの末っ子役）、そして、ハン・ソッキュ演じる世宗の青年時代を担当するソン・ジュンギと、若手の熱演も見逃せない。ソン・ジュンギといえば、「トキメキ☆成均館スキャンダル」で、「ナ、ク・ヨンハダ～」の台詞で人気ブレイクしたイケメン俳優で、世宗が成人してからも、世宗が若き日の自分と対峙する場面があり、ハン・ソッキュとソン・ジュンギの競演など、これまでに見られない演出も大きな魅力となっている。

ちなみに、ソン・ジュンギは、11月25日（金）と27日(日）に東京・ピューロランドでファンミーティングを開催した。当日の詳しい取材レポは、こちらのイベントレポで紹介している。

ドラマ「根深い木」は、2012年2月11日（土）夜11時20分、第1話を先行放送。韓国公式サイトには、見どころたっぷりの動画が公開されている。

◇KNTV「根深い木」
◇韓国SBS「根深い木」公式サイト｜NeTV名場面
◇「根の深い木」DVD公式サイト
※2013.1.2日より、毎・火夜10時からBSフジにて放送！

　　「根の深い木」を2倍楽しむ

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