交流重賞「第39回佐賀記念(JpnIII)」枠順決定、当日生中継!

2012年02月06日11時04分スポーツ

交流重賞「第39回佐賀記念(JpnIII)」(2000m、2月8日、佐賀)の枠順が発表された。クラシックディスタンスながら、「川崎記念(JpnI)」(2100m、川崎)と「フェブラリーステークス(GI)」(1600m、東京)の谷間のJpnIIIということで、一線級の参戦はないが、その分、面白いレースになった。
出走馬11頭の内訳は、九州3頭、JRA5頭、他地区3頭。他地区勢対JRA勢に佐賀勢が食い下がる。
JRAのメダリアビートは、出世に時間がかかったが、初のGI、初の交流重賞だった昨年暮れの「東京大賞典(GI)」(2000m、大井)で、中位から勝ったスマートファルコンに1.0秒差の5着まで伸びだ。このときの上がり3ハロン37秒7は出走馬中1番だった。今回も、先行する兵庫勢の動きを見ながらのレースになるはずで、仕掛けどころを間違えなければ差し切れるだろう。
兵庫のオオエライジンは、10戦全勝で挑んだ「兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII)」(1400m、園田)で0.4秒差3着。JRA勢3頭に比べると負担重量が4kg以上軽くて恵まれていたが、快速馬ラブミーチャンに早々と3コーナーから並びかけてゴール前もしぶとく粘った。初の交流重賞で、スーニとセイクリムズンという短距離トップクラス2頭相手にこのレースができたのだから立派。交流重賞も2戦目だし、後続を封じ込められれば勝機もある。
兵庫のホクセツサンデーは、18戦10勝2着5回3着2回と安定した成績を残している。オオエライジンとは「兵庫ダービー」(1870m、園田)で対戦した際に1.2秒差2着と完敗しているが、その後はこの馬も地力をつけている。オオエライジン同様、早めに先頭に立つスタイルが定着しているが、うまく折り合いをつければ流れ込める。
JRAのピイラニハイウェイは、3か月ぶりの「師走ステークス」(1800m、中山)が1.2秒差12着、続く前走の「平安ステークス(GIII)」(1800m、京都)が2.3秒差13着といいところがない。しかし、ここは、叩き3走目になるし、スンナリと好位につけられそうなメンバー構成。勝つまでは無理でも、上位争いには加われそう。
JRAのマイネルアワグラスは、休養明け3走目となった川崎記念でスマートファルコンに1.7秒差の4着と、「名古屋グランプリ(JpnII)」(2500m、名古屋)1.9秒差3着に続いて掲示板を確保した。3年以上も勝ち星がなく、ここも掲示板確保といったところだろうが、3着までなら可能性はある。

「佐賀記念」枠順
レース当日の生中継

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