800人の前で情けない話を披露?「チャン・ヒョク ファンミーティング」を徹底レポート②!各種動画案内
9日(木)、東京・日比谷公会堂にて開催された「2012 チャン・ヒョク バレンタイバレン スペシャル ファンミーティグ」のレポート②。①は⇒こちら
以下、(赤文字)はその場の雰囲気や記者の感想、カタカナは日本語でのトーク、< >はステージのスクリーンの様子。
ここでベル音♪
ヒョギ:やはり、僕の話が長すぎましたか?(いえいえ、そんなことはいいんです)
Q2:もし検事か弁護士の役でオファーが来たらどっちを選ぶ?
A=検事、B=弁護士 ⇒ B
司会:選んだ理由は?
ヒョギ:実は、検事より弁護士の方がたくさん話せるんです。ちょうど「依頼人」を撮っているときは、ドラマ「マイダス」の撮影中で、こちらでは弁護士の役をやっていたので、「依頼人」の撮影では弁護士の役を注目をしてみていたんです。(「いっぱいしゃべっていいな」と思っていたんだろうと、司会者発言に爆笑)
ヒョギ:いっぱいしゃべったからうらやましいというわけではないけれど、この「依頼人」の容疑者の役どころは、多くを語らずに表現するということなので、そうなるとまなざしや息遣いで、いろいろな表現をしなくてはいけないので、限られた極限の中で演じる難しさがありました。
映画の見どころは、容疑者が犯人か無実かというところを検事と弁護士によって明かされていくんですが、これはまるで黒澤明監督の「羅生門」の手法に似ています。「羅生門」では、3人が死者について違った視点で語っていくんで、視聴者は最後まで、どちらが正しい姿なのかわからないという面白さがあります。
司会:なるほど、今夏ぜひご覧になって下さいね。
司会:ここでチャン・ヒョクさんは一旦衣装替えのために退場しますので、待っている皆さんに一言どうぞ!
ヒョギ:チョットマッテクダサイ~(30代後半でこんなにかわいい男性もそうはいないだろう。客席から「オッパー」の声) -一旦退場-
<「根深い木」メイキング>
吐く息も白い寒さの中、アクションのメイキング。自分の演技をカメラモニターで見る目も真剣。メイキング映像の最後に、CM撮影の様子も映像に流れる。
衣装替えしたチャン・ヒョクは歌で再登場!
♪雨の中(ビッソゲソ)♪
同曲は、韓国を代表するベテラン歌手イ・ムンセの3番目のアルバムに収録された楽曲。「雨の降る町を歩きながら、叶えられなかった彼女との愛を考えると、淋しさで、恋しさで涙が溢れてしまう…」そんな一生忘れらない彼女のことを胸の奥から思う曲。(客席からは、うっとりと…高音部になると笑いが???)
ヒョギ:本当に僕は歌が下手ですよね。(大拍手!いえいえいいんですよ。顔良し、ボディー良し、カリスマ演技者、これで歌が上手かったら嫉妬を買う!)
司会:まったりと癒されたあとはドラマ「根深い木」について。韓国ではとっても人気の作品でしたが、チャン・ヒョクさんの役どころは?
ヒョギ:この作品は韓国の人気作家のイ・ジョンミョンさんのベストセラー小説をベースに、ドラマ化したミステリードラマ。(「風の絵師」の原作者だね)ドラマでは、ハングルが創られる過程で、集賢殿(チッピョンジョン)の学者たちが次々と殺されて行くんですが、その調査官を演じます。
司会:3月17日からKNTVで放送開始します。2月11日からは1話先行放送します。そこでここではその見どころを3つのポイントに絞って紹介しましょう。
まず一つ目の見どころは、原作小説より濃い内容と切ない愛の物語。
司会:この作品はラブラインも描かれているんですか?
ヒョギ:僕にとってこの作品は、ラブストーリーそのものでした。この作品に決めたのは、歴史もの、時代もの、アクション活劇だからではなく、ラブストーリーだったから出演を決めたんです。
司会:ラブストーリーすごくしたかったんだ。(会場大爆笑)
ヒョギ:…ええ、ええ。(演じてみて渇きは潤ったかという質問に)ハァ~スゴーーイ…。
二つ目は実力のある制作陣、俳優が勢ぞろい。
司会:どんな方が出ていますか?
ヒョギ:僕も出演していますし、韓国を代表するハン・ソッキュ先輩が主演。美しい女優のシン・セギョンさんも出ています。(「善徳女王」でチョンミョン王女の少女時代を演じた女優)そして僕にとってはとても大きな意味を持っているのは、僕は高3から役者の道に入ったんですが、その時に私を指導してくれた先生と、高3以来初めてこの作品でご一緒できて、うれしく、また緊張しながら撮影しました。
司会:なるほどね。そうそうたるメンバーをお楽しみに。
三つ目の見どころは、朝鮮時代の考証と現代的な洗練さを兼備している。
司会:どこが洗練されていますか?
ヒョギ:韓国で世宗という王様は歴代の偉大な王です。本作は、世宗という王をこれまでと異なる解釈で描いた物語で、そうしたと事も洗練されたと思いますし、伝統的な時代劇でなくヒュージョン時代劇ということで描かれていて、撮影技法や映像美がとても美しくて洗練されていたと思います。
司会:世宗は、誰もが知っているということでしたが、韓国の1万ウォンに描かれている人物ですね。チャン・ヒョクさんが演じる中で一番気を付けたところは?
ヒョギ:この作品はあくまでも歴史を舞台にした時代劇であり、アクションであり、スリラーでもあり、シリアスな面もあるけれど、私にとってはこれはあくまでもラブストーリーだという気持ちで演じました。
司会:ここからはサイコロを転がしてチャン・ヒョクさんの素顔に迫ろうというコーナーです。(「何が出るかな♪」だね。音楽まで出てきた)
①ヤクバナ(役に立つ話)
ヒョギ:どんな役に立つ話がいいですか?
司会:客席からの希望で、チャン・ヒョクの美貌を保つ方法を教えてください。
ヒョギ:これは生まれ持ったものです!(言うわね~。爆笑)実は、これといった秘訣というより、若いころから基礎的な運動を続けて汗を出して来たのがデトックスに通じたのかもしれません。でも、まあ、もって生まれたものです。(声のトーンを変えていうこのジョークに会場大うけ!)
②ナサバナ(情けない話)
ヒョギ:軍隊にいた時の話です。これまで明かしたことのない話です。入隊後のことですが、月一で段ボールにプレゼントが届くんですが、日本から届いたものにパス(湿布薬)があったんです。そのパスの絵には、子供が寝ていておでこと胸にパスを貼っていました。その時、日本語を話せる人がいなくて、勝手にこれは肩こりに貼る湿布だと思い、みんなで相談した結果、睡眠時に貼るパスだろうという結果になり、全員がおでこと胸に1枚ずつ貼って寝ました。(屈強な男性たちのおマヌケな姿を想像して会場大爆笑)するとよく眠れるんです。あとで分かったのは「熱冷まシート」だったんです。
司会:胸にも?胸にはつけませんよね。でも、チャン・ヒョクさんが言うからそういうことにしておきましょう?
ヒョギ:本当ですよ~!
司会:ここからは、チャン・ヒョクの「チーム対抗ジェスチャーゲーム」!スタッフが出すお題をチャン・ヒョクさんがジェスチャーする。1階席前部がAチーム、後部がBチーム。そして2階席はCチーム、マスコミの方も参加するんですよ!(ここ、しっかり聞いて置いてね)
たくさん当てたチームの中から抽選してプレゼントします。答えはシリトリになっています。答えわかった方は拍手を!
ヒョギ:僕わかりません。(爆笑)言葉は使っちゃいけんですよね。面白いですね。本当はわかっていたんですが、みんながわかっていないかと思って質問してたんです。(これにはみんな大爆笑、抱腹絶倒!わかってないのはヒョギだけ!)
・Aチーム=8問正解! キツツキの真似がかわいい。
・Bチーム=8問正解! イカで意味不明なジェスチャー。どうやら火にあぶったスルメをまねていたようだ。
・Cチーム=11問正解! キムチのマネはさすが。
ゲームは記者たちも活躍したCチームの圧勝!そして、なんとチャン・ヒョク自らが、プレゼントの品を持って2階席まで来てくれることになった。2階席では阿鼻叫喚いや、興奮の黄色い声・声・声…。来た!あのテギルがやってきた。ところが、抽選で当たった方の傍でなく、なんとマスコミ席、ナビコン記者の隣にピッタリと立つではないか。遊びに来たわけではない記者は毅然として、握手なんてねだっらりしない。しかし、1階であのようにもみくちゃにされて握手攻めだったのに、2階席でそれがないと彼が傷つくかもしれない。だって、彼は私たちがマスコミだとは知らない。われらがヒョギ様を傷つけてはいけない。目と目が合ったとき、瞬時に判断した筆者は使命感から右手を出した。熱冷まシートのようにヒンヤリした柔らかい手で握手をしてくれた。この記事は、極力右手に入力しているので、どうぞこの記事触れて間接握手をどうぞ!
抽選で選ばれた方をステージにあげるのではなく、こちらに“会いに来てくれるスター”とはこれは日本のアイドル○○○48を超えたサービスだ。無事プレゼントを渡して、舞台に戻ったチャン・ヒョク。
ヒョギ:プレゼントをお渡しできなかった方には申し訳なかったんですが、こうやって距離のあるところで話をするのと、間近では話をするのとは全然違いますね。
司会:2階席の方どうでしたか?(黄色い声を通り過ぎて断末魔のような悲鳴が!)ここで、また歌をプレゼントしてくれます。
ヒョギ:またうまく歌えないかもしれませんが、頑張って歌います。
2曲目:♪雨のように音楽のように(ビチョロム、ウマクチョロム)♪
今度は、1990年に病気で亡くなったキム・ヒョンシクの楽曲。同曲は、仮録音のままになっていた曲を、後輩達によって発売された6番目のアルバムに収録されている楽曲。今では、韓国人が愛する名曲となり、たくさんの後輩達から今も歌われつづけている。雨が降り、音楽が流れると雨のようだった彼女と音楽のようだった思い出が浮かび、その淋しさを歌っている曲。(メロディーラインはさておいて、さすが胸板が熱いだけあって声量が凄い!)
司会:ありがとうございました。心をこめて歌ってくれましたが、そろそろ終わりの時間です。(えーーーーっ!)皆さんと過ごした時間はいかがでしたか?
ヒョギ:なんとか皆さんを楽しませたいと思って頑張ったんですが、話が少し長かったですよね。(笑い)それから僕、本当は歌そんなに下手じゃないんですよ。(大拍手)喉を扁桃腺を痛めているのでちょっと下げて歌いました。(扁桃腺を痛めてあの声量は出ないでしょう。爆笑)普段は歌声で勝負に挑むんですが、今日はちょっと挑めませんでしたね。
司会:いえ、勝負勝ちの歌でしたよ!ね。(拍手喝采)この後、握手会がありますが、最後に一言お願いします。
ヒョギ:さっきの話の熱冷まシートを胸に貼ったというのは本当のことなんです。(800人のお腹の皮がよじれたかもしれない。爆発する笑いの嵐)今日楽しんでいただけましたか?いつもいう話ですが、俳優というのは、観客がいてファンがいてこそ成立するものです。皆さんの声援があってこそ、自分がここにいられるのですから、皆さんの声援の聞ける間近に立ってまた、皆さんから元気をもらい、そして現場で汗を流すのが、本当の俳優の姿だと思っています。こうして皆さんと出会い、私はまた撮影現場に戻っていくわけですが、今度また喉の調子を戻して来ますから、皆さん心の準備をしていてください。(大爆笑と拍手喝采。最後に緞帳が降りてきて、名残欲しいのかしゃがみこんでファンに手を振る)
ファンにもみくちゃにされながら黄色い声の坩堝(るつぼ)で始まった「2012年 チャン・ヒョク バレンタイン スペシャルファンミーティング」は、彼のジョークにお腹の皮をよじらせられ笑いの坩堝で幕を閉じた。
この後、ステージ上に椅子が並べられ、ファンたちと一緒に記念撮影。その際、チャン・ヒョクが一人一人の傍に寄り握手をする大サービス。“会いに来てくれる韓流スター”チャン・ヒョクのバレンタイン ファンミーティングは最高に楽しく、そして最後まで歌と長話にこだわったイベント。15年間変わらず愛される理由がわかるヒョギの「魅力たっぷりの最高に楽しいいファンミだった。
「根の深い木」試写会レポ
★レポートのご紹介は大感激ですが、記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。
韓流ファンクラブ
KNTV「根の深い木」
・3月17日(土)日本初放送スタート!
<本放送>毎週土・日 午後10:00~11:15
<再放送>毎週月・火 午後2:05~3:20
「根の深い木」を2倍楽しむ