前回、けがをした病院で、チノは何も言わずに帰るが、オリジナルでは、ここでチノの妄想シーンが入る…このシーンで、すでにチノがどれほどケインを想っているかが一目でわかる！何とも残念…気になる方はDVDで。さて、ドラマ後半に入る第9話からは、サンジュンからチノがゲイでないことを聞きだしたイニが、あの手この手でチノにアプローチする。

■第9話：私のイイ人
イニは、チノをオトすために、家に泥棒が入ったと嘘をついて、彼を自宅に呼び寄せ無理やり一晩泊まらせる。しかし、全くイニになびく様子はない。すでにチノの心の中にはケインへの想いが深くなり、卑怯な手を使ってまでコンペに勝ち抜きたいと思わなくなっていた。サンゴジェを調べることにも抵抗を感じ始めた。
一方ケインはケガをしたことをチノに知らせるが、チノは素っ気ない。それどころか帰りも遅くなるという。とうとう帰ってこなかったチが、自分のことを心配もしないうえに、イニの家に泊まったと知り胸がざわつく。だが、チノからその理由を聞かされ、ほっと胸をなでおろす。おまけに自分を心配して病院に駆け付けてくれていたと知ったケインは有頂天！ついには、男装してチノをデートに誘う。ケインの心の中のチノへの想いは、どんどん膨らんでいった。それはケインも同じ。男装というとんでもないことをしでかすケインがかわいくて仕方がない。
ところが、ケインとなんとかよりを戻したいチャンニョルは、イニからチノが“ゲイ”ではないということを知り、怒りに燃える。

■第10話：驚きのゲームオーバー
怒りに任せ、チノに殴り掛かるチャンニョル。殴り合いになりチノもチャンニョルを殴る。倒れたチャンニョルを心配するケインの姿を前にし、チノは複雑な心境。
部屋に戻ったケインがチノの心配をするが、チノとしてはいまさら…。自分より恋人のチャンニョルの心配をしては、とついつい嫌味を口にしてしまう。その後仲直りのしるしにケインからチノはリンゴの飾りをプレゼントされる。二人の仲はさらに深まる。
そんな時、チノの母と後輩のテフン、そして幼馴染で自称フィアンセのヘミが登場。ケインは、正直に「ゲイである」ことを告白しろというが、チノはみんなの前でついに「彼女を愛している。結婚したい」と宣言する。チノのゲイを信じて疑わないケインは、チノの母を安心させるために「自分が飾りの妻役を演じてもいい」とまで考え、母の前で「チノを愛している」と話を合わせる。
後日、イニと出かけた劇場でチャンニョルと一緒のケインを見たチノは、ケインへの想いを抑えることができず、思わず駆け寄り「ゲームオーバー」と言い…。

■第11話：未来予報は今日から快晴？
事態がよく呑み込めないままチノからキスされるケイン。「男性としてケインを愛する」と、そして「僕はゲイではありません…」とチノは堂々と告白。騙されてたことに怒るケインは、チノを叩きながら、チノに抱きしめられる。
チャンニョルは、チノがゲイでないことを知った時のケインの顔を見て、彼女の心にはチノしかいないことを悟る。
一時は女を捨ててもいいとさえ思ったケインのチノへの想い。ケインも自分の想いをチノに告げ、改めてチノの母にも祝福された二人は幸福の絶頂に！
ところが、これに水を差したのがイニだった。「ケインはチャンニョルの恋人だった」と告げたのだ。チノの母は、夫の会社を乗っ取ったチャンニョルの父、ハン会長を許すことができない。そんな男の息子と恋人関係にあったケインを決してチノの恋人として認めることができなかった。

■第12話：サンゴジェの秘密
済州島に出張に出かけたチノを追いかけたケインは、チノと甘いひと時を過ごす。そして、チノはチェ館長に真実を、ケインはチャンニョルに最後の引導を渡す。しかし彼女を助けるためにチャンニョルが事故に遭い、ケインが付き添うことになる。ヤキモチを焼くチノに、チャンニョルは潔く身を引き、自分は中国でやり直すと男らしく告げる。
だが、ここでまたイニが動き出した。チノがサンゴジェにいる理由は、コンペに勝つため、サンゴジェの秘密を探るためだと教えたのだ。すでに本気でケインを愛していたチャンニョルは、ケインを利用するチノが許せない。中国行きを取りやめ、チノからケインを取り戻すことを誓う。
その頃、チノはサンゴジェに地下室があることを発見する。ケインを呼び、中を見せる。ところが、ケインは幼い頃の母とのある日のことを思い出し、その場に倒れてしまう。

今回は、イ・ミンホのファンにはたまらないシーンが満載だが、その中で、仲直りのしるしにとケインがリンゴの小物をプレゼントするシーンに注目しよう。韓国ドラマにはリンゴがよく出てくる。これにはちょっとした理由があるのだ。リンゴは韓国語で、“サグァ”というが、これは“謝罪”と同じ発音。だから、仲直りの小道具としてはリンゴがうってつけというわけだ。
そしてもう一つ見逃せないのが、第11話！なんとあのピダム（「善徳女王」）やゴヌク（「赤と黒」）で、多くの女性を虜にしたキム・ナムギルがカメオ出演しているのだ。イニとヘミがカフェで話すシーンを撮影するとき、偶然カフェを訪れた彼を懇意にしているMBC製作陣や「個人の趣向」PDが交渉し、実現したもの。まったく想定外のカメオ出演となった。ちなみに撮影したカフェは、ワッフルが人気メニューのチェーン店「caffe bene（カフェ・べネ）」。こんなところも目が離せない「個人の趣向」は、月曜日～金曜日まで朝10時5分よりTBS韓流☆セレクトにて放送。毎回の予告動画は韓国の公式サイトで、相関図は韓流☆セレクトの番組サイトで視聴できる。

■DVD情報
・BOXⅠ：第1～8話（4枚、各2話）
　特典映像、スペシャルブック
・BOXⅡ：第9～16話（4枚、各2話）
　特典映像、スペシャルブック
・価格：各15,960円
・発行・販売：NHKエンタープライズ

TBS韓流☆セレクト「個人の趣向」番組サイト
韓国MBC[個人の趣向」公式サイト

　「個人の趣向」を2倍楽しむ

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