サン、摂政開始!水に流された悪意の歴史…「イ・サン」43話見どころ、予告動画と放送時間変更案内-NHK

2012年03月10日12時30分ドラマ

英祖(ヨンジョ)は貞純(チョンスン)王妃を呼び出し、平民への格下げ処分の宣旨を下す!激しく取り乱して弁明しようとする貞純に今度ばかりは英祖も一蹴し、続けてサンへの譲位の宣旨を出すが…。番組サイトでは前2話分のダイジェスト映像と、第43話の予告動画が公開されている。また、11日(日)の43話は、いつもより15分繰り下がって夜11時30分からの放送となるのでお気をつけて!

サンは、貞純の処分に続いてサンへの譲位の宣旨を出すが、心の厚いサンはこれだけはどうしても受けようとはしない。そこで、サンの気持ちを汲み取った英祖は、サンを摂政として全ての政務を彼に代行させることにする。

王妃の処罰のウワサを聞いた和緩(ファワン)や老論派の重臣たちは、次は自分たちの番だと戦々恐々としていた。そんな中サンは貞純に会いに行き、王妃廃位の宣旨を公表しないことを告げる。これこそサンの逆襲の始まりだった。果たしてサンの真意は?しかし、このサンの深い考えが後々大きな禍根を残すことになる。

ここで全ての者が正式にサンが王位につく事を確信する。それをもっとも近くで実感したのがヒョイ嬪宮(ピングン)だった。ヒョイは一刻も早くサンの世継ぎが必要だと考え、ある行動にでる。まずは、ソンヨンを呼び寄せ、彼女を快く思わない恵嬪(ヘビン)に、今回もソンヨンがサンを助けたことを力説し、ソンヨンに今後もサンの力になってほしいと頼む。さらに、帰りにはサンに会って行くようにと促す。彼女はソンヨンを側室に迎えてサンの世継ぎを生んでもらおうと考えたのだ。王妃一番の任務は世継ぎを生むこと。それが叶わないと悟った今、彼女は愛するサンのために側室を娶ることを考え、そのお役目をサンの愛するソンヨンに頼もうとしたのだ。妻ヒョイの悲痛な決意をお見逃しなく。

しばらくして謀叛に関わった重臣たちが次々に拉致される事件が起きる。拉致の事件の主犯はなんとホン・グギョンだった。サンが処罰を下さない輩をグギョンが代わって成敗しようと考えたのだ。これを知ったサンがグギョンを厳しく諭す場面でサンが、「自分が王世孫でなければ…」と激昂する場面がある。果たしてサンがその後続けた言葉は?

isan(c)2007-8 MBC本格的な政務についたサンが最初にやったのは、「承政院日記」に書かれた父・思悼世子(サドセジャ)の悪意に満ちた記録を洗う儀式「洗草」だった。筆で書いた文字を水で洗う、まさに水に流す儀式であった。それぞれの思いの詰まった感動の儀式をお見逃しなく。実際に行われはこの儀式は、サンの孝心からのものであったが、同時にこれは思悼世子の記録が歴史上から一切抹殺されてしまった瞬間でもあった。

「承政院日記」とは、2001年にユネスコ指定世界記録遺産に登録された、朝鮮王朝時代の王命の伝達と履行を行う、大統領秘書室のような承政院の業務日誌。キム・ギジュやチョン・フギョムがこの部署にいたわけだから、当時のサンの悲惨な状況が創造できるだろう。詳しくは、「朝鮮王朝」豆知識のコーナーで紹介。

いよいよ体調の優れない英祖が突然姿を消す。王宮殿にはきちんと畳まれた王の衣装が残されていた。「死に場所は決めてある」と言っていた英祖の言葉を思い出したサンは不吉な予感を覚え、ただちに英祖の行きそうな場所をくまなく捜すよう命じる。さあ、ここで英祖がどこに向かったのか?常に民のことに心を砕いたいかにも英祖らしい行動だ。

英祖は一連の行動の最後にソンヨンを呼び寄せあることを頼む。ソンヨンの人柄と筆致、そしてサンのソンヨンへの思いを知った英祖が頼んだこととは…?

「イ・サン」第43話は、いつもより15分遅れて11日夜11時15分から。予告動画と前2回のダイジェスト映像は番組サイトで公開。

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また、これまでの回を見逃した方は、GyaO!韓流カテゴリにて、「イ・サン」の無料配信をしている。⇒GyaO!「イ・サン」視聴ページ

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