「トンイ」第48話あらすじと見どころ:宮殿に近づく嵐!生殺与奪の権は王妃に…
宮殿で暮らし始めたクムは、ヨニン君として毎日を楽しく生き生きと過ごした!そんな中、第48話では、心臓を患っている仁顯(イニョン)王妃が、命のあるうちにトンイとクムのために最善を尽くそうと最後の仕上げをしようとするが…「トンイ」第48話、番組サイトには、全2回のダイジェストと次回の予告動画が公開されている。
(以下、NHKBSプレミアムにて2011年04月~2012年06月放送時に紹介したものです)
【「トンイ」を2倍楽しむ】で、時代背景や実在の人物、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)、見どころ、豆知識などまとめて紹介している。
騒動は中殿(王妃)の「秀でた才能に見合った教育をするために、世子が通う侍講院(シガウォン)にクムも通わせは?」の一言から始まった。朝鮮の王世子は厳しい教育を徹底的に強いられ勉強しない王世子は追われた。朝から晩まで勉強漬けの毎日で、そうした帝王学を学ぶところが侍講院だった。(詳しくは朝鮮王朝豆知識の「◆侍講院」で解説) 粛宗王は、中殿の申し出に大いに賛成し、命を下そうとする。だがトンイはこれに断固反対。侍講院で世子以外の王子が学ぶということは、世子の席を狙うと内外に公言しているのと同じで、それはそのままクムを危険にさらすということになる。トンイは、やはりクムの教育は未だ首を縦に振らない雲鶴=キム・グソンに任せたいと粛宗に話す。結局雲鶴の説得はクム本人がやってのけることになるが、その様子と、粛宗が王としてではなく一人の父親として雲鶴の元にやってくる場面が実に面白い。また帰り道トンイと親子3人のシーンはほのぼのとしたとても素敵なシーンになっているのでお見逃しなく。
中殿はトンイを呼んでクムを侍講院で学ばさせる理由を話し、それに対してトンイに心構えはあるかと訊く。はたして、中殿の目的は?
一方で、世子の病を知っている中殿は、その事実の物証を手にして、明らかにすることで国本を正そうとしていた。着々と計画を進める中殿の前で、怯えるオクチョンたちはついに最終手段に出ようとする。
そんな中。二人の王子は正反対の毎日を送っていた。毎日が楽しく健やかに元気に過ごすクムに対して、毎日分けもわからず薬湯を飲まされる世子。そんな二人の心通うシーンがある。クムがジョンシクやヨンダルと一緒にかくれんぼをするシーン。これから宮殿に吹き荒れる激しい嵐の前の静けさといったところだろうか、どうぞお見逃しなく。
※「トンイ」や「イ・サン」などを撮ったイ・ビョンフン監督が「チャングム、イ・サンの監督が語る 韓流時代劇の魅力」という本を上梓した。韓国時代劇ファンには必携の1冊。詳しくはこちらで紹介。⇒韓国史劇が100倍楽しめる“イ・サン”の監督著「韓流時代劇の魅力」を徹底紹介!
◇NHKBSプレミアム「トンイ」番組サイト
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