水仙が引き寄せる運命のライバルとの再会…大河ドラマ「平清盛」第12回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2012年03月24日09時41分ドラマ

3月25日、NHKの大河ドラマ「平清盛」は第12回「宿命の再会」を放送、妻・明子(加藤あい)を亡くし失意に暮れる清盛(松山ケンイチ)の前に、東国での武者修行を終えた源義朝(玉木宏)が現れる。璋子(たまこ=壇れい)が重い病に倒れたことで取り乱す鳥羽院(三上博史)が季節外れの水仙を探すことを命じたことで、水仙を手に入れた義朝は朝廷へ向かうところだったのだ。

■第11回「もののけの涙」あらすじ
1140年、崇徳帝(井浦新)に待望の皇子が生まれたことで、我が子を帝にすることで権勢の座に復活したいとする崇徳帝。しかし得子(なりこ=松雪泰子)は先に東宮となった我が子に譲位したのちに崇徳帝の子を帝にさせてはどうかと懐柔し、崇徳帝から新帝・近衛天皇に譲位させる。その際、新しい帝は弟であるという形を取らされたため、上皇となるには帝の父親でなければならないことから崇徳は権力の座から追われる形となる。崇徳の心には得子に対する恨みが増すばかりとなった。
ついに得子が皇后となった年の正月、平家一門の新年の宴では朝廷の誰に組するかが話題となったが、清盛はそんな権力争いを鼻先で笑うのみで、弟の家盛(大東駿介)にも諌められてしまう。一方朝廷では、璋子に仕える者が得子を呪詛したとして、得子が証拠の品という呪い人形を璋子の前に持参した。しかしその人形の纏う衣は、かつて得子が姫宮を生んだ際に璋子が贈ったものであり、得子の陰謀であることに気づく。しかし璋子はこれまで多くの人を傷つけてきた自らの罪に気づき、これを機に仏門に入るのだった。
ある日、清盛は神社に明子と共に参詣に出かけるが、その際に明子が都に蔓延してきた疫病にかかってしまう。感染の恐れもあることから清盛は遠ざけられ、明子に近寄ることが出来ずにいた。清盛が出来るのは僧を呼び祈祷をするくらいしかなかった。しかし明子は回復することなく、命を落としてしまう。失意のあまり祈祷していた僧たちに斬りかかって逆上する清盛だったが、盛国(上川隆也)が必死で引きとめ、恨むべきは唐からの薬を持ち込ませない朝廷、疫病を蔓延させる朝廷であると説く。明子の死は清盛だけでなく平氏一門にとっても深い痛手であったが、同時に取り乱す清盛に、父・忠盛(中井貴一)は「もののけ」と呼ばれた白河院の血を感じずにはいられなかった。

<第12回みどころ>
久々の義朝登場で、再び清盛とのやりとりが見られる待望の回となる。会わない間にそれぞれが積んだ経験は、その対面にどんな変化を生み出すのか。そして璋子の危篤で歪んだ自らの気持ちを抑えられない鳥羽院が取った行動が広げる波紋など、細かな場面で見落とせないシーンが相次ぐ。清盛と義朝、それぞれの公私がどう展開していくのかのターニングポイントにもなる回だ。

大河ドラマ「平清盛」第12回は25日(日)、総合よる8時・BSプレミアム午後6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。第11回「もののけの涙」のオンデマンド配信購入期限4月1日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中。また、第1話は見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。

大河ドラマ「平清盛」
NHKオンデマンド|大河ドラマ 平清盛

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