【7月新ドラマ】山本耕史主演、忠臣蔵の裏舞台を描く「薄桜記」予告動画－NHK

7月13日、NHK・BSプレミアムで時代劇「薄桜記」全11回がスタート、今や若手俳優きっての時代劇スターとなった山本耕史が悲運の剣豪を演じる。山本演じる丹下典膳は吉良上野介の用心棒となり、親友の堀部安兵衛と対決する道を迫られる。

日本人にこよなく愛される時代劇「忠臣蔵」を、討たれる側である吉良側の武士を主人公にした物語がBS時代劇の新タイトルに選ばれた。同世代の俳優の中でも時代劇では右に出るものがいないキャリアと実力を持つ山本を主人公に据え、吉良に長塚京三、津川雅彦、草刈正雄、江守徹といった大御所が揃う豪華なキャスティングに多いに期待したい。
ヒロインは大河ドラマ「風林火山」の由布姫で華々しいデビューを飾った柴本幸。後に赤穂浪士の急進派として知られる中山（堀部）安兵衛には、人気ドラマ「テンペスト」で尚育王を演じた高橋和也。他にも忍成修吾、石垣佑磨らの人気若手と葛山信吾、高島政信といった顔ぶれが加わる。女性キャストには萬田久子、かとうかず子、檀ふみ、ともさかりえらが揃い、見応えのある役者ばかりが一堂に介した。更に、第7回のゲストキャストとして、なんと浅野内匠頭をオードリー春日が演じることも発表されている。これまで人気の名優が中心に演じてきたこの役を春日がどう演じるのか、何とも気になるところだ。
物語は、旗本で一流の剣豪だった丹膳が妻を守るために片腕と家を失い、浪人に身を落とす境遇の中で運命に翻弄される様を描く。武家社会の中で己を律する事で不遇をかこちながらも妻への愛を一貫して貫く丹膳の姿は、時代劇でありながらも至高のラブストーリーと言えるだろう。
劇中では、左手を使わない丹膳による独特の殺陣もみどころだ。元々殺陣の腕前には定評がある山本が、右腕だけでどのような華麗なアクションを見せるのかも楽しみとなる。

BS時代劇「薄桜記」は13日スタート、毎週金曜よる8時放送、再放送は毎週日曜よる6時45分から。NHKオンデマンドでは放送翌日から見逃し配信を行う。予告動画はドラマ公式サイト「次回予告」で視聴出来る。ナビコンでは同作を「2倍楽しむ」コーナーで特集する。

薄桜記｜NHK　BS時代劇
NHKオンデマンド

PR