側室ソンヨンの幸福と苦悩…「イ・サン」第63話あらすじ、見どころと予告動画&前2回ダイジェスト-NHK

2012年09月01日15時29分ドラマ
(c)2007-8 MBC

第62話でやっと結ばれたサンとソンヨン、ラストでは思わずイ・ビョンフン監督がNGをだし、イ・ソジンをどやしつけた“ウィンク事件”のシーンも登場した…第63話からは、サンの母ヘビン(恵嬪、恵慶宮)の嫁いびりが始まる!番組サイトでは前2話分のダイジェスト映像と予告動画が公開されている。

“ウィンク事件”とは、撮影中これまでにも何度もいたずらをしてきたイ・ソジンが、結婚式のシーンで、ソンヨンのあまりに愛らしい花嫁姿に、思わずウィンクし、演じたハン・ジミンがたまらず噴出した、という事件。これまでにもイ・ソジンはアドリブをだしたが、さすがにこれば「NG!」と、我らが正祖王は監督にこっぴどく叱られた。ところが、編集の段階になってこの演技が生き生きとして、この場面にピッタリということで、こちらが採用になったという後日談付きの事件。歴史ドラマではありえないウィンクだが、「イ・サン」では、他でもこのウィンクが登場する。最初にやったのは、護衛官の試験の時、テスがチョビにしたウィンク。2回目は任官式の時、サンがテスに、そしてこの結婚式のときは3回目となる。
韓国伝統の婚礼服については、朝鮮王朝の豆知識「◆王室の婚礼服」で詳しく紹介している。

ドラマに戻して…
イサン63サンの側室となったソンヨンは、次々と宮中のしきたりを憶えた。そんなソンヨンがヒョイ王妃(中殿)は誇らしく、サンもまた毎日がバラ色。サンとソンヨンが手を取って散歩するシーンでは、どうぞこのまま時が止まって欲しいと、思わず祈ってしまったほどだ。しかし、ソンヨンはサンにもヒョイにも相談しないが、サンの母であるヘビンから、挨拶も受けてもらえず辛い毎日を送っていた。
ドラマ中盤で開かれるヘビンの誕生日。心のこもったお祝いの品で祝おうと思っていたソンヨンに対して、ヘビンは誕生会への列席すら許そうとはしなかった。
サンもヒョイも何とかヘビンの怒りを解こうとするも、ヘビンの頑なな態度を変えることが出来ないでいた。

一方、視察に出たサンは、専売商人たちの横暴を目の当たりにし、市場の自由化に動きだす。第21、22話の世孫(セソン)時代に完全なる敗北に喫した、あの「専売商人の特権」の撤廃だ。視察の時には、テス、ソッキ、ジャンボが久々にアクションシーンを見せてくれる。世孫時代に痛い目にあっているサンは、今回は対策も用意し、改革は順調に進められていく。

しかし、63話のラストでは、サンの腹心であるホン・グギョンが、とんでもない計画を立てる。果たしてその計画とは?

「イ・サン」第63話は9月2日(日)夜11時から放送、予告動画と前2回のダイジェスト映像は番組サイトで公開。

NHK総合「イ・サン」番組サイト

kandoratop【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】