ソ・ジソブがキム監督をガン見したサイバー・サスペンス「ファントム」試写会と舞台挨拶を丸ごとレポート・後半-予告動画

2012年09月25日19時34分ドラマ
「ファントム」試写会と舞台あいさつ
写真:navicon

9月24日開催された、1500人のファンたちが初めて見るサイバー・サスペンスに息をのんだドラマ「ファントム(原題:幽霊)」特別試写会と主演のソ・ジソブとキム・ヒョンシク監督が登壇した舞台挨拶のイベントレポートの後半!韓国公式サイトでは、全話の予告動画が公開されている。>>レポート前半はこちら

司会:ソ・ジソブさん、2年ぶりの復帰作ですね。出演を決めたきっかけは?
ジソブ:楽しんでみてくれましたか?すごく気になっているのは、難しくありがちなストーリーですが、皆さん理解できましたでしょうか?それが一番気がかりです。(もちろん、全然難しくないですよ!この路線筆者は大好きです!大拍手)よかったです。
このドラマを選んだ理由は、韓国ではこれまで見たことのない素材、ジャンルだったし、ラブストーリーは抜けていますが、ラブストーリーなしで最後までドラマを引っ張っていけるのか?そうしたことに挑戦したくて出演を決めました。
でも、ラブストーリーあった方がいいですか?それともない方がいいですか?(会場から口々に「あった方がいい~」「なくていい~」の声援。ちょうど半々くらい?)無くしてもいいですか?

(C)KNTV(C)KNTV司会:キム・ウヒョンの役ですが、仲間たちからも壁があるなと思われるキャラですが、ソ・ジソブさんはどう思いますか?
ジソブ:超エリートで自分の仕事を頑張るキャラクターですが、皆さんご存知の通り、第2話で死んでしまいます。(ネタバレしていいの?まあ、ダイジェストで観たからいいか)ですから、僕自身はキム・ウヒョンと言うよりパク・ギヨンに重点を置きました。
司会:なるほど。監督とソ・ジソブさんは2009年「カインとアベル」でタッグを組んで3年ぶりですが、なぜソ・ジソブさんをキャスティングしたのかを教えてください。(突然、ソ・ジソブが監督の方を向き、ガン見!これには会場大爆笑!)

監督:おそらく、韓国のドラマ準備段階で多くの監督がソ・ジソブさんをキャスティングしたがるんです。(会場も拍手、ソ・ジソブも納得)そして僕もいつもソ・ジソブさんを主人公にぜひしたいなと思っています。(大拍手)この作品を準備する際、お分かりのように、「主人公が男性のワントップ、ラブストーリーがない」と言うことで、一人の男性を中心にドラマが展開されます。そういった意味からこの中に出てくる主人公は非常に重みがなければいけない、演技がうまくなければいけないし、魅力がなければいけない。なおかつドラマの制作に置いて、誠実に頑張ってくれる人が必要でした。そんな中で、「カインとアベル」でソ・ジソブさんとご一緒させていただき、とてもいい俳優さんで、人間としても本当に素晴らし方で、ぜひ一緒にやりたいなと思ったんです。それでキャスティングをするたびに、ずーっとずーっと頑張りまして、幸いにも僕が希望した通りのソ・ジソブさんが出演してくださることになりました。

(C)KNTV(C)KNTVジソブ:僕自身は、本当はロマンチックコメディーをやりたかったんですが、監督がこのドラマを作るので、ぜひやろうといわれ、キム監督だから出演をきめました。
司会:わー、これはお互いの信頼感がすごいですね。さて、このドラマは「サイバー・サスペンスと言う、新しいドラマですが苦労したことは?
ジソブ:僕だけでなく、多くの俳優さんがNGを出したんですが、今覚えているものは何もありません。(会場爆笑)演技をするのもですが、情報伝達する部分がたくさんありましたので、そうした部分に苦労しました。

司会:撮影で一番大変だったのは?
監督:サイバー世界で繰り広げられていることを、画面で実際に構成しなければいけない。なおかつそれを簡単にみせなきゃいけない。と言うところが大変でした。(ここで次の質問に行こうとしたところ、監督がどうしても言いたいことがあるようで)爆破シーンがありましたよね。あのシーンは化学工場と言う設定でしたが、私の望むような場所がなく、実際には廃坑になった炭鉱を使いました。何もないところに、ドラム缶やオイル缶をスタッフさんが運び込んだんです。スタッフは防御用のマスクや帽子をかぶって撮影に臨みましたが、俳優さんたちは演技をしなければいけないので、マスクなどを使うことができず、炭鉱なので粉があるため、撮影が進むにつれて顔が黒くなっていくんです。よく見てください。とにかくソ・ジソブさんをはじめ、俳優の皆さんとても苦労してあのシーンを撮影しました。
ジソブ:よくご覧いただくと、顔色が変わっていくので注意してみてください。(笑)

司会:一番NGをだしたのは?
ジソブ:専門用語ですね。でも、僕だけでなくすべての俳優さんがそうでした。(笑)
司会:今回ドラマの中でネットの検索と言う言葉がたくさん出てきますが、ジソブさんは検索ランキングなど気になりますか?
ジソブ:いいえ、別に検索ランキングなどは気にしません。
司会:最近ネットで調べたことはありますか?
ジソブ:映画なんですが、最近「会社員」と言う映画を撮ったのでそれを検索しました。(うまい!こんなところで映画の宣伝も…。この映画は請負殺人業社に勤めながら、殺人をした男性が愛する女性のために仕事を辞めようするが、同僚らの標的になるというアクション・ラブストーリー映画)

ファントム息もぴったり!司会:監督に、視聴者に一番伝えたかったことを教えてください。
監督;初めにお話ししたように、僕たちがあまりにも簡単によく使うインターネットやコンピューターが、自分たちが何気なくやってしまったことに、危険が潜んでいる。それによって大きな影響力を及ぼす可能性があるということを伝えたかったです。もう一つ、サイバー世界も結局は人間が作ったもので、その中にも人間が存在している、と言うことを伝えたかったです。
司会:なるほど。最後に、3話以降の見どころをお願いします。
ジソブ:僕が出ますので最後まで観てください!(これは一番の見どころ!笑)
監督:ソ・ジソブさんが出演します。(ここでも息ぴったりだ)それから、皆さんが思っているよりずっと簡単で楽しいこと。ソ・ジソブさんが一人二役を演じること。実際にあったサイバー犯罪を描いているところなどが見どころだと思います。
ジソブ:監督がおっしゃったように、本当に私たちが簡単に使っているコンピューターやスマホの見えない世界についてもう一度考えさせてくれる、そんなドラマになってほしいなと思います。

司会:興味深いお話をしてくれたお二人に大きな拍手をお願いします。ではここでお二人には一旦退場していただきます。

ファントム監督の色違いの靴ひももおしゃれ♪ ソ・ジソブさんは指輪もダイヤ?■フォトセッションとエンディング
ここからは、カメラマンたちが舞台に上がってフォトセッションの時間。監督⇒ソ・ジソブ⇒2人と、カメラマンの要望に応えて、ポーズを作りながら撮影に応じる。
ソ・ジソブの撮影では、彼が視線を動かすたびに、客席からは黄色い声!2階席からみおろしても足の長さがわかる。さすが元モデル。

司会:では最後に一言ずつお願いします。
監督:我らがソ・ジソブさんがカッコよく登場していますので楽しんでみてください。また、決して難しいドラマではありませんので楽しんでみてください。(拍手)
ジソブ:たくさんの声援を送ってくださってありがとうございました。どうぞ、皆さん楽しく観るためには、部屋で一人で観てください。またドラマを観る際には、先にトイレをすましておいてください。少しでも見逃したら最初から見なくちゃいけなくなりますから。とにかくとても面白いドラマで、皆さんに幸せを与えるドラマです。どうぞ皆様このドラマを観て幸せになってください。
司会:ありがとうございました。

(C)KNTV(C)KNTV最後の退場のとき。大歓声の中、深い挨拶をしたソ・ジソブは、下手へはける監督とは逆に上手の方へ歩いていく。???どうしたのかと思うと、舞台の端から端まで、客席全体に視線を合わせて、お別れの挨拶。こうした細やかな心遣いが愛される理由なのだろう。
男と男が惚れあって制作されたドラマ「ファントム」は、11月3日より、毎週土・日の午後8時45分から放送。また、10月14日(日)には、第1話先行放送されるのでお見逃しなく。

◆『ファントム』
KNTVにて11月3日(土)日本初放送スタート
本放送:毎週土日 午後8時45分~10時
再放送:毎週月火 午前8時20分~9時30分
(c)SBS
※『ファントム』第1話先行放送
10月14日(日) 午後4時30分~5時40分

◆『ファントム』ソ・ジソブ舞台挨拶11月放送予定

■作品紹介
・制作:SBS、2012年
・話数:全20話
・脚本:キム・ウニ
・演出:キム・ヒョンシク
・出演:ソ・ジソブ、イ・ヨニ、オム・ギジュン、チェ・ダニエル、G.O(MBLAQ)他

KNTV「ユリョン<幽霊>」(仮)番組サイト
韓国SBS「ユリョン<幽霊>」(仮)予告動画

韓国ドラマや韓タメ情報はコチラ
kandoratop   その他のイベントレポ


★本サイトで掲載されている記事、写真については一切の転載・複製を禁止いたします。

(※他のドラマ紹介は下の索引から簡単リンク)
あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

PR




naviconセレクト