清盛と後白河、本格化する対立の先は…大河ドラマ「平清盛」第42回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2012年10月28日08時00分ドラマ

10月28日、NHKの大河ドラマ「平清盛」は第42話「鹿ヶ谷の陰謀」を放送、比叡山の強訴で打撃を受けた後白河法皇(松田翔太)は平清盛(松山ケンイチ)に一矢報いるべく平家打倒への動きを進める。後白河法皇が清盛に命じたのは、これまで連携関係をとっていた比叡山を攻めることだった。後白河の陰謀は思いがけぬところから清盛に伝えられる。一方伊豆の地では政子(杏)の輿入れが決まるものの、政子は頼朝(岡田将生)への思いを断ち切れずにいた。
<第42回みどころ>
老を迎え、清盛は何かに追われ生き急ぐように後白河との権力対立に立ち向かう。平家が覇を唱えた世が、次第に変貌を見せはじめる。そして平家の対抗勢力としての源氏が再起を図る萌芽が生まれる。

■第41回「賽の目の行方」あらすじ
建春門院滋子(成海璃子)の逝去は、後白河法皇が平家に対する興味を失わせるきっかけであった。清盛としては高倉天皇に嫁いだ娘・徳子が皇子を生むことであったが、徳子が解任する兆しはなかった。そんな折、後白河法皇が仏門に入れた2人の息子を呼び戻し、高倉天皇の養子にするという動きに出た。高倉天皇を追いやるという後白河法皇の意図が見えた清盛は焦りを感じる。そこで比叡山の明雲(腹筋善之助)を呼び出し、万が一の時には後白河法皇の動きを抑えるように強力を求めた。
ある時後白河法皇は福原の清盛を訪ねるが、今後は二度と福原には来ないと伝えて去っていく。これを宣戦布告と取った清盛は、明雲をして騒ぎを起こさせる。後白河法皇の側近・西光(加藤虎ノ介)の二人の息子が知行国の比叡山末寺で僧侶たちと騒動を起こした。これをきっかけに明雲たちは強訴を起こし、西光の息子たちの流罪を求めた。西光は平重盛(窪田正孝)に助けを求め、重盛も僧侶たちに手荒な真似をせぬよう言い渡して警備を行ったが、結局暴走した平家の武士たちは神與に矢を射る結果となってしまった。この事態に貴族たちは大いにおののき重盛も清盛に謝罪するために福原へ赴いたが、これこそが目的であったと清盛は動じなかった。
神與が傷つけられたことで西光は二人の息子の流罪を免れない結果となった。これこそが清盛と明雲の企てたものであったが、後白河法皇はこれを見抜いた。この一件は伊豆にも伝わり、北条時政(遠藤憲一)は平家に縁のある家へと継ぐように政子へ強く言い含めた。そして鞍馬寺で出家をためらう遮那王(神木隆之介)は自らが源氏の嫡流であることを知らされて心に引っかかりを感じていた。そしてある日、京の鹿ヶ谷の山荘で後白河法皇と西光、藤原成親(吉沢悠)が密談を行った。

大河ドラマ「平清盛」第42回は28日(日)、総合よる8時・BSプレミアム午後6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。第41回「賽の目の行方」のオンデマンド配信購入期限は11月4日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中、見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。それ以前の過去放送は特選ライブラリとして配信中。

大河ドラマ「平清盛」
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