宝石強盗と転落事故を繋ぐものとは?水谷豊×成宮寛貴「相棒Eleven」第5話予告動画-テレ朝

2012年11月07日08時00分ドラマ

11月7日、テレビ朝日系のドラマ「相棒Eleven」は第5話「ID」を放送、転落事故を隠す男が思わぬ点から他の事件と関係してくることが発覚する。ある朝、甲斐亨(成宮寛貴)が出勤すると片山右京(水谷豊)と鑑識の米沢(六角精児)が防犯カメラの映像を検証していた。それは宝石強盗事件が起こった際のもので、犯人は時限装置付発煙装置を店内のガラスケース下に仕掛け、煙によって目くらましをした上でダイヤを持ち去っていた。被害額は3億円相当。周到な犯人の計画だが、右京は煙の流れに着目する。その後享は女子高生の樹里(田中美晴)に呼び出された。交番勤務の頃に知り合った樹里は、会談から転落した男を発見したことで享に知らせたのだった。樹里は男が何者かに突き落とされたと証言するが、本人は階段を踏み外して自ら転落しただけだと頑なに主張する。享が処理に困る一方で、右京は男に興味を示し始めた。そしてこれが別々の事件を結ぶ鍵となる。
転落した男を演じるのは加藤晴彦。約1年ぶりのドラマ出演となるが、右京や享とどのような駆け引きが描かれるのかに注目したい。女子高生役の田中は、現在放送中のドラマ「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」第2話で美しい侍女・メジロ役として目立った活躍を見せている。今後の更なる活躍が期待される若手女優だけにその演技も見守りたい。

前回は殺人事件の背景に警察組織が関与する天下り隠蔽工作が発覚したが、一方で右京の冴えた推理と出し抜かれまいとする享がコミカルに描かれた。更に疑惑の背後にいるのが享の父・峯秋(石坂浩二)だったという衝撃の展開も見られた。自分が父親を追い詰めていたことを享は未だ知らず、甲斐親子の関係に右京がどう関わってくるのか更に興味を抱かせる内容だった。事件が解決するごとに明らかになる警察組織の闇も気がかりになってくる。実の父親に対して複雑な感情を抱く享が、何故か右京と実の父子のような微笑ましいやりとりをする場面は、緊迫する事件の展開とは裏腹に視聴者を和ませてくれるものとして好評だ。そして署内で享の恋人・悦子(真飛聖)がCAである事が知れ渡り、享に合コンセッティングを求める面々がやってくる小ネタが今後もどう生かされるかもお楽しみのネタとなった。
「相棒Eleven」は7日(水)よる9時から放送。予告動画はドラマ公式サイト「Movie」で視聴出来る。

相棒season11|テレビ朝日

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