11月9日深夜（10日）、テレビ東京のドラマ24「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」は第5話を放送、ヨシヒコ（山田孝之）たちが次についた村・サクーラは謎の指導者（三又又三）に統治されていた。一見平和に見える村だったが、村人を洗脳して魔物の餌にする恐ろしいシャーマンの存在を知らされたヨシヒコたちは村に潜む謎を探る。
＜第5話みどころ＞
今回は何といっても元ネタが国民的ドラマ「○八先生」だけに、広い世代のツボにハマるネタの宝庫となりそうな回だ。福田作品独特の、オリジナルへの深い愛情とそれに付随するおちょくり精神が見どころだ。恒例となった冒頭の村へ移動中の小芝居と共に、楽しく笑える内容に期待したい。

■第4回あらすじ
次なる村を目指して進むヨシヒコの前にまたもや盗賊（小柳友）が現れる。どうやら新人らしい盗賊のぎこちない態度に困惑したヨシヒコたちを遮るように一人の男が飛び込んできて、盗賊の態度を採点する。どうやら指導教官らしい。教官（八島智人）は散々新人盗賊にダメ押しした上に減点をつけ、涙ぐむ新人盗賊に心優しいヨシヒコは付き合って戦闘もどきの相手をする。結局新人盗賊は合格点をもらえず、試験は中止となってしまった。ダンジョー（宅麻伸）、ムラサキ（木南晴夏）、メレブ（ムロツヨシ）はあきれて見ているだけだった。
ようやく入ったトロダーンの村は、村長が邪悪な気を宿す鍵を持っているという。村人によれば新しい村長（阿南健治）に代わってからは年貢が重くなったが、その代わり村長が邪悪な幽霊を払ってくれるので誰も文句が言えない状態だった。そこでヨシヒコは村長に、北の山に住む邪悪な幽霊を退治する代わりに鍵を譲ってくれるよう交渉する。村に泊まった夜、ヨシヒコの宿には次々に幽霊が現れ全員が恐怖におののく。翌日訪れた北の山に住む幽霊の正体は、現村長に殺された前の村長（温水洋一）で、お人よしの性格からちっとも怖くなかった。前村長から事情を聞いたヨシヒコたちは村へ戻り、前夜に自分たちを脅した幽霊が村長に命令された人間であったことを知る。証拠を突きつけられた村長は正体を現したが、村長の心に巣食う悪霊をヨシヒコたちが退治したお陰で村長は善人に戻った。無念が晴れた前村長も無事に成仏した。どこからどうみてもスペアキーのような鍵は、悪霊が払われた途端に砕け散ってしまう。ヨシヒコたちは再び鍵を求めて次なる村へ旅立つ。

ドラマ24「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」は9日深夜0時12分から。予告動画はドラマ公式サイトトップページで視聴出来る。


ドラマ24「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」：テレビ東京