北倉を倒す天の時到来…!ドラマ「猿飛三世」第8回予告動画と前回のあらすじ‐NHK

2012年11月29日21時30分ドラマ

明日11月30日、NHK・BSプレミアムの時代劇「猿飛三世」は第8回「天の巻」を放送、その安否が気遣われていた佐助(伊藤淳史)が無事に戻ったことで主膳(堺正章)たちは喜び、お市(水川あさみ)も喜びの涙を流す。割符を奪われ窮地に立たされる京都所司代の北倉(梅沢富美男)は苛立ち、服部伴蔵(波岡喜一)との間にも亀裂が生じる。京の町では所司代による厳しい浪人取締りに対する不満がついに爆発しようとしていた。いよいよ北倉を倒す機が熟したと察した鬼丸(柳葉敏郎)は、佐助に最後の極意を授ける。北倉との直接対決が迫る時、それは佐助と伴蔵も勝負を決する時であった。

■第7話あらすじ
徳三郎が佐助の父・鬼丸と判明した矢先に、徳三郎が所司代に不正取り引きの密告により捕らえられてしまう。徳三郎が出入りする高波藩の京屋敷にもその責任が問われ、梅宮主膳の進退にも関わることとなった。佐助はお市に徳三郎が自分の父親であると打ち明け、そのせいで高波藩に迷惑がかかると頭を下げた。
意を決して牢に捕らえられた徳三郎に会いに行った佐助は、徳三郎に主膳とお市を逃がすように指示される。しかし主膳は屋敷を出れば取り潰しの口実を与えるとして屋敷に残ることを選択、お市だけが才蔵やさぼてん、お辰に連れられて京屋敷を後にした。
その頃徳三郎は牢を抜け出し、北倉が手配していた清国の密貿易相手の頭領に会い、清国側の割符を奪うことに成功した。一方お市はさぼてんに頼み込んでお辰を縛りつけ、その隙に再び京屋敷に戻ろうとしていた。所司代からの襲撃に備えて主膳と佐助が構えていると、所司代の手先である鴉の一団が襲ってきた。程なくお市たちも合流し、全員で鴉たちと必死で戦った。しかし全員が鴉たちに囲まれて万事休すというその時、一人の忍が現れて瞬く間に敵を倒してしまった。その人物こそ徳三郎こと鬼丸でした。鬼丸は主膳に、父・猿飛から主膳を守る様に言われていたとこれまで身分を隠していたことを打ち明けた。
翌日、鬼丸は改めて父から託された命令を打ち明けた。鬼丸の父・猿飛は高波藩に仕えた主膳を案じており、何かの際には必ずその身を守ることと言われていた。そして妻子を捨て番頭に身をやつしていたのも全ては主膳を守るためであったと打ち明ける。忍とは大事の前には小事は捨てると言い放つ鬼丸に、自分たちのことは小さい事かと佐助は憤る。しかし徳三郎が捕らえられたことで北倉の悪事を暴く糸口が生まれたとして、佐助は鬼丸の代わりに北倉が持つ割符を奪いに行く事を買って出る。お市は佐助に決して死なないようにと言葉を掛けられ、決死の覚悟で敵地に臨む。一方鬼丸は、万が一佐助が失敗した際には高波藩を捨てて逃げるようにと進言していた。
秘伝の巻物を前に佐助が支度を終えた時、才蔵とさぼてんも駆けつけて佐助を手伝うと名乗り出た。相手を斬って斬りまくると勢いづく才蔵に、佐助は誰一人として殺さないと断言する。殺されていい命などない、それが佐助の得た「殺」の極意だった。
所司代の屋敷では高波藩の京屋敷襲撃に失敗した服部伴蔵が怒りに震えながら佐助たちを待ち受けていた。佐助は割符こそ手に入れたものの、鴉たちに囲まれてしまう。佐助は密かに割符を才蔵たちに託して逃がし、自らが囮となって伴蔵の前に立ちはだかった。佐助は自らが得た極意そのままに、敵を殺さず素早く掻い潜ってひたすら逃走した。何とか敵を撒いたと思ったその眼前に、伴蔵が立ちはだかる。そしてその手裏剣が佐助の胸に突き刺さり、佐助はお堀に転落してしまう…翌朝、才蔵とさぼてんは鬼丸に北倉の割符を届けるが、佐助が現れないことを涙ながらに訴えた。お市たちは佐助の身を案じるしかなかった。

BS時代劇「猿飛三世」第8回は30日(金)よる8時から放送。予告動画および特別予告ムービーは番組公式サイトで視聴出来る。第7回「殺の巻」のオンデマンド配信購入期限は12月7日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中、見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。



猿飛三世|NHK BS時代劇
NHKオンデマンド BS時代劇 猿飛三世



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