騒動続きの楽子、東海林の移籍にショック!ドラマ「そこをなんとか」第7回予告動画と前回のあらすじーNHK
12月2日、NHK・BSプレミアムのドラマ「そこをなんとか」は第7回「愛がすべてさ!」を放送、予告動画が公開されている。久保田(MEGUMI)が元夫から親権引渡しの調停を申し立てられるという出来事に見舞われる。何としても昂(前田旺志郎)を渡したくない久保田のために、菅原(大友康平)は奔走する。しかしその裏には昂の祖父で国会議員でもある片桐(ささきいさお)の動きがあり、一筋縄ではいかなかった。そんな最中、東海林(市川猿之助)が中道(井上和香)と共に他の事務所に移籍すると言い出し、楽子は動揺を隠せない。そんな楽子に赤星(五十嵐隼士)はジェラシーを覚える。
■第6回「信じる力」
ある日楽子は食あたりで寝込んでしまい、東海林が楽子の当番弁護の代わりを務める事になった。その案件は痴漢容疑で起訴された村松陽一(蟹江一平)の弁護で、村松曰く、電車内で携帯電話を使用している女子大生に注意をしたところ、突然痴漢の濡れ衣を着せられたというものだった。東海林は案件を引き受けるが、その熱心な様子に楽子は意外さを感じ、ある時出会った中道にその話をする。すると中道は東海林の過去の出来事を語り始めた。東海林と中道が共に大手法律事務所に内定をもらった矢先、その歓迎会で受付嬢が東海林に手を出されたと騒ぎ出したのだった。下戸の東海林は飲み会の席でうっかり飲んでしまい記憶を無くし、気付いたら受付嬢の家に連れられていたというのだが、東海林は自らが何もしていないと主張することは無かった。この事が事務所の上役にも伝わり、東海林は内定を辞退したのだった。話を聞いた楽子はすぐさま東海林が女性に手を出すわけが無いと笑って否定、しかしこの一件から疎遠になってしまった中道は楽子のように思えなかったかつての自分を後悔する。一方で中道から東海林とよりが戻りそうだと聞かされた楽子は、そう予想しながらもショックを受けていた。
東海林は新人弁護士のフリをするために弁護士バッジをピカピカに磨き気弱な態度で村松の担当刑事に話を聞きだし、村松を訴えた相手に自分の連絡先を渡すことに成功する。示談を匂わせて被害者と直接コンタクトを取る言に成功した東海林は打って変って強気な態度で被害者の携帯電話の通話記録を調べたかと詰問する。更に村松に対する威圧的な取調べについて書面で抗議すると言い残す。その頃楽子は自分の弁護士バッジが無くなっている事に気付き、以前赤星に連れられたしゃぶしゃぶ屋に落ちていないかと尋ねにいく。待っている間、たまには赤星にタカらず自分で食事をしようとなけなしの5000円でコースを注文する楽子。そこへシェアハウスのメイメイから電話が入り、弁護士バッジがオークションに売りに出されていると知らせが入る。慌てて楽子は5千円札をテーブルに置いて店を飛び出すが、席を立った時にお札が落ちて他のテーブルの下に入った事に気付かなかった。すぐに店員が楽子を追いかけ、楽子は無銭飲食容疑で交番に連れて行かれる。バッヂも無く自分が弁護士と証明する手立てが無い楽子は、携帯電話のアドレス帳の一番最初に赤星の名前が載っているのを見てすぐさま連絡する。赤星の姿を見た店員は打って変って丁寧になり、赤星が楽子の身柄を保証し5000円を立て替えたことでその場は丸く収まった。納得が行かないものの赤星に送られる帰り道、赤星は何故自分に連絡したのかと楽子に尋ねる。楽子はあっけらかんと赤星くんが最初に浮かんだと語ると、これからも何かあったら自分を呼べと赤星は楽子を抱きしめた。動揺した楽子は慌てて家に帰るがオークションもガセネタで落胆するばかり。
その翌日、東海林は楽子を眺めてある事を思いつく。楽子に女子大生のフリをさせて大学に潜入させ、被害者の交友関係を当たれというものだった。楽子が大学に潜入している間、東海林には被害者から電話があり、久保田は事件の目撃者らしい人のブログを発見していた。被害者女性と面談することになった東海林は楽子を伴い喫茶店に出掛ける。現れた女子大生は慰謝料として100万円を要求するが、東海林は落ち着いて痴漢にあったとされる時間に携帯電話で友人と通話中だったことを指摘する。さらに目撃者がいたことも告げると、女子大生は注意されたことに逆切れして痴漢だと騒いだと自白する。本人はちょっとした復讐でも一人の人生が大きく狂うことになるんだと東海林は女子大生に強く説教する。他の案件で出廷している東海林の代わりに釈放された村松に会いに行った楽子は、東海林が10日間待ってくれと励まされたと村松の話を聞く。東海林は生まれたばかりの村松の子供の写真を日々見せたあげたり、家に残された妻に会社への対応などを細かく指示し、何より信じて待ってあげるようにと励ましていたという。東海林のお陰で乗り切れたとする村松府夫妻を前に、楽子はうっすら涙を浮かべて感激する。そして事務所に戻った楽子は東海林にノンアルコールビールを渡し、自分もビールで祝杯を挙げた。その最中に中道から東海林に電話が入り、ふと赤星の事を思い出した楽子は、赤星が自分を寿退職させることで有能な弁護士を引退させる罠だったのではと思いつき憤慨する。東海林はあきれて笑うしかなかった。ある時東海林は中道に呼び出され、ある人物を紹介される。その人物は中道と共に自分の事務所で企業法務をやらないかと東海林に申し出た。中道なりの罪滅ぼしだといい、中道はもう一度やり直したいと東海林に告げる。東海林の脳裏には、大学時代の恩師だった菅原に励まされ、一緒に弁護士事務所をやろうと言われた事を思い出していた。翌日事務所で眠る東海林を優しく見守る楽子だったが、赤星からの電話で中道が東海林と共に事務所を移るらしいと話を聞いて衝撃を受ける。
プレミアムドラマ「そこをなんとか」は2日(日)よる10時から放送。予告動画はドラマ公式サイト「予告」で視聴出来る。
そこをなんとか|NHK
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