12月4日、NHKのドラマ「シングルマザーズ」は第7回「シンママたちの大勝負！」を放送、児童扶養手当削減が実施目前となり、反対活動を続ける直（沢口靖子）たち「ひとりママ・ネット」の会員たちは国会議員へ直接訴えかけるために国会へ何度も足を運ぶ。一方、DV加害者を告白した小田（山口馬木也）にも変化が現れていた。思うように進まない反対運動に、直は自らの窮状を訴えるリレートークを行おうと提案する。しかし燈子（高畑淳子）はメディアに取り上げられることで別れた夫の信樹（田中哲司）を刺激するのではないかと案ずるのだった。

■第6回「母と子の総決算？」あらすじ
ある日、水枝（酒井若菜）から直に慌てて電話が掛かってきた。慎之介（松嶋海斗）が家出したというのだ。そして涼太（山崎竜太郎）も同じく姿を消していた。慎之介が言い出した家出話に涼太も同行することにしたのだ。二人は釣り船に潜り込み、島へ渡る。海で遊び、島を探検して楽しむうちに、慎之介は再び船に乗り込もうと言い出すが涼太はそれを拒否して島に残ると言い張る。意地を張って慎之介も同意し、島で夜を明かす準備をすることにした。慎之介は勉強が苦手なのに水枝が中学受験をさせようとしている事に苛立っており、勉強の出来る涼太こそ受験をするべきだと薦めるが、涼太は意地を張って頑なに拒否するのだった。夜、父親の思い出話を慎之介にせがまれ、涼太はぽつぽつと語りだした。慎之介は涼太に父親に会いたいのではないかと問いかけると、涼太は初めて直がDVを受けていたこと打ち明け、何も出来なかった自分に悔し涙を流した。慎之介も自分も母親をまだ何も助けてないと呟き、早く大人になりたいと言うのだった。
一方、慎之介と涼太を探すために警察に届け出、直やひとりママ・ネットの会員たちは心配な夜を過ごした。涼太たちは島で一夜を過ごした後、保護されて自宅に戻った。水枝と慎之介、直と涼太はそれぞれ本音をぶつけて語り合った。直は自分は父親に会いたくないけれど涼太にとってはたった一人の父親であると話し、今まで言い切れなかった事も打ち明けたことで親子は和解する。涼太も小暮（若林豪）から励ましを受け、明るさを取り戻した。しかし母親たちは相変わらず仕事や子育ての悩みを抱えながらも日々仕事と育児に励んでいた。ひとりママ・ネットにはボランティアとして洋輔（ユージ）も加わり、国会へ扶養手当削減反対の署名を集める活動を進めていた。ある時、新しいボランティアスタッフとして一人の男性がやってきた。それは小田だった。小田のことを燈子に打ち明けようとした矢先、小田は突然告白を始めた。自分はDV加害者だったと語り始めたのだ。

ドラマ10「シングルマザーズ」は4日（火）よる10時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。NHKオンデマンドでは放送翌日から見逃し番組として配信を行う。

シングルマザーズ｜NHKドラマ10