後燕、倭、そして百済と戦う高句麗!「広開土太王」第76~80話あらすじ、見どころと予告動画

2012年12月17日16時00分ドラマ
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タムドクや臣下たちの見事な戦略で高句麗が勢力を広げていく!また後燕の慕容垂の父の愛で、慕容宝と慕容煕は力を合わせて後燕を守ってきたが、高句麗との戦いがきっかけで、2人の間に新たな火種がくすぶり出す…「広開土太王」76話~80話のあらすじと見どころを紹介、TSUTAYA韓流通信のサイトで予告動が視聴できる。BS日テレ番組サイトには、相関図が公開されているので参考にどうぞ。

■第76話:窮地
碑麗に向かったタムドクはバタルの軍勢に阻まれるが、それが罠だと知っていたタムドクは、バタルと兵士を捕えて後燕の皇宮に戻る。またしても失敗したタムドク殺害計画に、怒り心頭の慕容宝は、父の慕容垂亡きあと、河間王に任命して仲良くやってきた腹違いの弟の慕容煕まで疑い、容疑を晴らしたければ真の密偵を見つけ出せと強要される。そこで真の密偵がタムジュだと睨んだ慕容煕と馮跋は、各地にいる高句麗の流民を殺害するというニセの情報でタムジュを罠にはめようとする。この作戦に引っかかってしまったタムジュは、高句麗の民のピンチを兄のタムドクに伝え、タムドクは、このたびのタムドク殺害計画の代償として、流民たちの安全を保障するように交渉する。しかしその計画をタムドクが知っていたことで、タムジュが密偵だと発覚してしまう。ここでタムジュを救ったのはある人物だった。自分こそは真の密偵だと自首したのだ。果たしてその人物とは?
タムドク殺害計画が阻止できたのは、アグバン将軍率いる碑麗軍の協力のおかげ。そしてそれはタムドクが碑麗に施した恩恵の結果。タムドクが、捕らえたタバルに、民が真に求めるものについて語るシーンがある。日本の政治家たちにも聞かせたい名セリフをお聞き逃しなく。(参考:ニコ生、衆議院議員総選挙「ネット入口調査」結果
また、タムジュとタムドクを助けたその人物は、命と引き換えに高句麗人としての誇りを取り戻した。タムジュが牢に会いに行く場面をお見逃しなく。


■77話:新たな戦雲
慕容雲(コウン)の部下トグァンの自首のおかげでタムジュは助かり、後燕は無効3年間高句麗に侵攻しないという約束を取り付けた。
高句麗には平和な日々が続いた。あれから3年後。後燕は再び高句麗を侵略すべく着々と準備していた。時は熟した!ついに後燕が出陣の時が来た。その計画書をタムジュが目にする。未だ慕容宝からの疑いは晴れていないタムジュだが、後燕に嫁いできた日に見た村の様子を思い出しもう一度密偵を働いてしまう。これ気づいた慕容宝は怒り、計画を変更する。タムジュからの報告を信じて戦略を立てた高句麗は、新城(シンソン)を陥落させられ、さらに南蘇城(ナムソソン)までもが危機に瀕する。一方、それを知った百済のアシンは、かねてから通じていた倭を動かして新羅を攻撃させる。タムドクの注意が後燕と新羅に向いている隙をついて、高句麗に攻め入ろうという計画だ。タムドクはファンフェに北方前線を任せて、新羅の救援に向かう。
前回、タムジュを救ったのは、慕容雲(コウン)の部下トグァン元副将だった。今回はつかの間の平和なシーンがある。特にヨソッケとアリのちょっぴりいいムードのシーンをお見逃しなく。一方、慕容宝とタムジュとの対立のシーンもお見逃しなく。高句麗のおかげで百済は潤ってきたのだが、なんとしてもタムドクを倒したいアシン。果たしてアシンのやろうとしている戦は民のためなのか?

■第78話:新羅を救え
後燕には新羅に向かったことを悟られないよう後燕の前哨基地の宿軍城を襲わせるタムドク。後燕は進軍か撤退かの岐路に立たされる。一方、タムドクはプヨホンを傍に置き、軍師として彼の意見を取り入れる。そして、新羅の地から倭軍を討伐し、海を越えて倭の本拠地へ進軍すると宣言。この情報はプヨホンを通してすべてアシンに伝えられた。そこでアシンは、タムドクが不在の隙に高句麗南方へと進撃する。ところがすべてがタムドクの作戦だった!翌日タムドクはあっさりと戦略を変更する。驚くプヨホンだが、べったりタムドクの傍に置かれては、アシンに知らせる手立てがない。タムドクはアシンの裏をかいて慰礼城を掌握。死力を振り絞って戦おうとする百済の臣下たちの前で、アシンはトヨンの死を思い出す。自分の強情さのために、高貴な百済の若者の血をこれ以上流すわけにはいかない…と、ついにタムドクの前に跪く。
ヨソッケ達が心配していた、“プヨホンを傍に置く”というタムドクの狙いがここにきてわかる。さすが策士タムドク!タムドクの前に跪くアシンにタムドクは何を言うのか?そしてそれを聞いたアシンは何をするのか?
ところで、高句麗と百済は同族という言葉をよく言っているが、これについてはこちらで紹介⇒ドラマになった三国時代(高句麗、新羅、百済)


■第79話:海を超えて
プヨホンはタムドクに「これまで敵わぬ相手に向かっていた」と完敗を認め、タムドクに生涯忠誠を尽くすことを誓う。タムドクは倭へ向かうことを宣言。その頃新羅では、捕えた倭国の捕虜をプヨホンの命を受けた者が助け出す。先に倭へと出陣していたヘモウォルは、陣内に疫病が広がったように見せかけ、倭軍を壊滅させる。一方、プヨホンはヨソッケとともに倭軍の本拠地に乗り込むが、なんとプヨホンはヨソッケに剣を突きつけ、百済が高句麗に負けたことを倭の首長に伝え、タムドクを捕えるための協力を仰ぐ。いよいよプヨホンのシナリオでタムドクをおびき出す。早速、ヘモウォルと合流したタムドクの元に、ヨソッケが蘇我天を捕えたという偽の伝令が入る。タムドクは数名の百済の兵士を連れ、倭の本拠地に乗り込む。ところが、タムドクの供の百済軍たちはタムドクに剣を突きつけた…。プヨホンは裏切ったのか?
タムドクに負けないほど見事な作戦を立てたヘモウォルの作戦は名付けて「マイケルのスリラー作戦」!(名付けたのは筆者です。あしからず)。ところで、このドラマでは、他のドラマのように(たとえば「チャングムの誓い」第31‐32話)、倭軍にヘンテコな日本語や衣装は使わない。しかし、なぜか武将たちはオサゲ髪(?)。今回は、富士山も登場するのでお見逃しなく。今回、タムドクは新羅の安定のためにシルソンを新羅に帰し、王位に就くことを命じる。(シルソンは402年に新羅の実聖王となる。⇒ドラマの年表-三国時代

■第80話:因縁の対決
プヨホンの見事な芝居で、タムドクはほぼ無血で倭の蘇我天と首長を降伏させた。その後タムドクは南蘇城から退却する慕容煕の軍勢を奇襲する。孤立した新城に残された慕容宝は、タムドクとの激戦の末、退却を余儀なくされる。慕容宝はタムドクへの怨みのあまり、無理な高句麗征伐を要求する。これに真っ向から反対の意を唱えたのが河間王・慕容煕。しかし冷静さを欠いた慕容宝は、これに怒り、馮跋に唆され、ついには慕容煕の官位をはく奪し、臣下に身分を落す。すでに底をついた国庫からは軍事費はねん出できず、民からの税収で賄おうとする。こうして民心の急速な離反に慕容煕らは危機感を覚える。そんな慕容煕に、慕容雲(コウン)は、新しい天を開くようにと進言する。
ここにきて決定的にタムドクと慕容宝との差が出てしまった。お互い国庫が厳しいなか、軍事費をねん出する方法として慕容宝は民からの税の負担を増やし、タムドクはそれを厳禁とし臣下からのアイデアを求め、文武に明るいファンフェが見事なアイデアをひねり出す。

ドラマ「広開土太王」はBS日テレにて、月~金の毎夕4時から放送、予告動画はTSUTAYA韓流通信のサイトで視聴できる。

DVD-BOXには、「広開土太王の勢力拡大図」や用語の解説などが記載されているブックレットが封入されている。

kandoratop 【「広開土太王」を2倍楽しむ】

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BS日テレ「広開土太王-こうかいどたいおう-」番組サイト
TSUTAYA韓流通信「広開土太王-こうかいどたいおう-」

■作品紹介
・放送:KBS、2011~2012
・話数:全92話
・演出:キム・ジョンソン 「大祚榮 テジョヨン」「太祖王建ワンゴン」
・ 脚本:チョ・ミョンジュ 「ぶどう畑のあの男」「パパ3人、ママ1人」
               / チャン・ギチャン 「不滅の李舜臣」
・音楽:イ・ピルホ
・キャスト:
 タムドク役/イ・テゴン…「神様、お願い」「宝石ビビンバ」「淵蓋蘇文 ヨンゲソムン」
 コウン役/キム・スンス…「朱蒙〔チュモン〕」「ガラスの城」
 慕容宝(ぼようほう)役/イム・ホ…「大祚榮 テジョヨン」「善徳女王」
 トヨン役/オ・ジウン…「怪しい三兄弟」「笑ってトンヘ 」
 ヨンサルタ役/ホン・ギョンイン…「善徳女王」「プランダン 不汗党」
 ヤギョン役/イ・イネ…「千秋太后[チョンチュテフ]」「ファン・ジニ」
 ソルチ役/キム・ジョンファ…「風の国」「1%の奇跡」
(※下の索引から上の各ドラマ紹介ページにリンクします)
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■DVD情報
■DVD情報
◆セル情報
・発売日:2012年8月24日
・定価(税込):48,300円
・収録時間:5060分
・組数:46枚組
・パッケージ形態:BOX
・販売元:ポニーキャニオン
◆レンタル情報
・ 「広開土太王 ―こうかいどたいおう―」
・全40巻/本編各2話収録  絶賛レンタル中!
<DVD仕様>
2011年/韓国/16:9/カラー/片面1層/ドルビーデジタル2.0chステレオ/
音声:韓国語/日本語字幕/1話 約60分
販売元:カルチュア・パブリッシャーズ
TSUTAYA独占レンタル中!

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