サンの夢、華城完成!忠臣ジャンボの裏切り?「イ・サン」第75話あらすじと見どころ動画、キャスト情報-NHK
前回の放送では、ソンヨンの死に宮中が悲しみに包まれたが、サンはソンヨンと交わした「悲しんだり苦しんだりしないでほしい」という約束を守り、気丈にも政務をこなしていた…明日12月9日(日)の「イ・サン」第75話では、いよいよサンの夢・華城が完成し、老論派との最後の決戦の様子を描いていく!番組サイトでは予告動画と前2回分のダイジェスト映像が公開されている。
第75話:「華城(ファソン)への行幸(ぎょうこう)」
サンは水原(スウォン)に建築中の城郭を「華城」と命名した。朝廷の一部の移転を発表したことで、貞純大妃らはいよいよ危機感を強め、再びサンの暗殺を企てる。サンも敵を迎え撃つ覚悟をし、母、恵慶宮(ヘギョングン)の還暦を祝う誕生日にあわせて、父・思悼世子の墓へ大掛かりな行幸をすることにした。これは単なる行幸ではなく、華城のお披露目と、ゆるぎない王権を広く天下に知らしめることが目的であった。
大行事を前に功労者たちが次々と昇進する。華城築城でもっとも貢献したチョン・ヤギョンは正三品承旨、テスとソッキも従二品総官に任命される。(官職の品位については、豆知識の「◆官職の品階」を参考に)そんな中でジャンボだけが昇進できず不満をあらわにする。3人の中でもっとも感情の起伏が激しいジャンボのふてくされぶりをお見逃しなく。
大々的な行幸をみた民たちは王への賛辞を惜しまない。特にチョン・ヤギョン考案の壮大な舟橋は圧巻!お見逃しなく。ここでも行幸軍からはずされたジャンボは泥酔して王の悪口を言い、居合わせた客に袋叩きにされる。いくら酔っているとはいえ、ジャンボらしくない無様さだ。これを助けたのは、元チャン・テウの部下で破門され、チェ・ソクチュの手先となって水面下で動いているミン・ジュシクだった。命を賭して尽くした上司に見捨てられた苦しみは自分には良く分かるといって、ミンはジャンボに接近する。ジャンボから警備計画を聞き出そうという魂胆だ。果たしてジャンボはミンの誘いに乗ってしまうのか?
ミンは、警備の手薄なタイミングを見計らって、サン暗殺計画を実行するが、あっけなく逮捕されてしまう。こんなにもあっけなく逮捕されたには理由があった。そのひとつは、ジャンボに関わることで、もうひとつは、次なる本当の暗殺のための目くらましでもあったのだ。それが証拠に、黒幕の重臣たちはみんな逃げていて、テスたちが駆けつけたときにはもぬけの殻だった。
ところで、サンの反対派であるチャン・テウが少しずつ変わってきた。サンの対極の立場にいながら、サンの改革政策や政治理念に理解を示してきたのだ。サンとテウは目指す頂上は同じだったが、そこに行き着くルートが違っただけで、時代が違えば最高のコンビとなっていたかもしれない。そんな思いをよぎらせる素敵なツーショットがあるのでお見逃しなく。
みんなの中にミン逮捕で安堵感が漂っている中、予定通りに夜間の軍事訓練が始まる。しかし、この夜間訓練こそが、老論派の本当の暗殺計画だったのだ。
「華城」については、JYJユチョン、パク・ミニョン、ユ・アイン、ソン・ジュンギがメインキャストを務めたドラマ「トキメキ★成均館スキャンダル」のドラマでも詳しく触れている。
■キャスト情報 ★チョン・ホグン(1964年9月28日生、175㎝、O型)
今回、ジャンボに近づくミン・ジョンホを演じた俳優、韓ドラファンなら、その名前は知らなくても顔を見れば「あ、そうだ」となるだろう。名悪役として、超売れっ子のチョン・ホグンだ。
デビューは、1984年MBC公開採用タレント17期として。歴史ドラマ「善徳女王」のソルチ、「海神-ヘシン-」のチョン行首、「広開土太王」の馮跋など、視聴者の腸(はらわた)を煮えくりかえらせるみごとな“ワル”ぶりを見せてくれる。現代劇では、「ニューハート」で癖のある医者役を熱演している。一度見たら忘れられないワルの魅力を見せてくれる。
いよいよ「イ・サン」第75話「華城(ファソン)への行幸(ぎょうこう)」は、明日12月9日(日)夜11時から放送、予告動画と前2回のダイジェスト映像は番組サイトで公開。16日(日)は衆議院選挙関連番組放送のために休止、76話は23日(日)に放送。また、「イ・サン」最終回終了後は、「イ・サン」の前史にもあたる「トンイ」を2013年1月から放送。【「トンイ」を2倍楽しむ】でナビコンでは全話のあらすじと見どころを紹介しているので、気になる方は、先取りチェックをどうぞ!
なお、LaLa TVでは、来年1月から「イ・サン」の放送を開始する。詳しくはこちらで紹介⇒ 1月、LaLa TVに「イ・サン」登場!「愛の選択」「ヨメ全盛時代」も放送!MBCにて初回20分無料配信
◇NHK総合「イ・サン」番組サイト
【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】