ハンアの父で北朝鮮統一戦線部副部長のキム・ナミルによって、ジェガン王の暗殺は北朝鮮の仕業ではないことと、そしてWOC訓練時の爆発はクラブMの仕業だと言う2点が報告された…「キング～Two Hearts」第13話～15話では、北朝鮮と韓国の政府レベルでの事情のためにハンアが公開聴聞会の場に引き出され、これがきっかけでまたもやジェハとハンアの間に取り返しのつかない悲劇が起きる！DVD公式サイトで予告動画が視聴できる。1月14日（月）と17日（木）は放送休止。第10話は15日（火）に放送。

本作はサスペンス要素も大きく、ネタバレしすぎないよう、かつ、知っておいてほしいポイントを次回あらすじの冒頭に簡単にまとめています。

■第10話
ジェガン暗殺の証拠品が北朝鮮のもので、北朝鮮が疑われたが、その技術は北朝鮮では開発できていなかった。しかし、北朝鮮が自国のプライドのため拒否し、困った韓国政府は、国民の怒りの矛先をハンアに向けようと公式聴聞会を開催。ジェハは2度までもハンアを晒し者にすることを反対したが、ウン秘書室長の巧みな誘導でハンアは出席した。同時にジェハもハンアを守るために動くが、互いの誤解から二人は険悪なムードになり、ハンアが禁句である“クズ”という言葉をジェハ発し、怒ったジェハはハンアに帰国を命じた。同時に北朝鮮からも帰国命令が…。
そんな中、亡き兄の映像日記のパスワードをさがしあてたジェハは、クラブMが多国籍、軍産複合体で、王室を脅迫していたことを知り、ジョン・マイヤーを呼び寄せる。ジョンと向き合ったジェハは、彼を挑発し、ジョンは、先王ジェガンの死に様を笑いものにしたあげくに、かつて自分がジェハを刺したことを得意げに話す。すぐにもジョンを訴えたいジェハだが、ウン秘書室長はそれが不可能だといい、王室が唯一できる復讐手段を教える。しかしウンは王の資質を全く感じさせないジェハには、それが出来ないと言い切る。ところが、ジェハはシギョンに協力を求め動き出す。そんな中、ジェハの態度に憤慨したジョンが、再びジェシン王女に魔の手を伸ばそうとする。
一方、北朝鮮では、失意のハンアが激しい腹痛に襲われ病院に運ばれる。
今作ではジェハを演じたイ・スンギの演技が絶賛された。「華麗なる遺産」「僕の彼女は九尾狐」と演技力を身に着けてきたイ・スンギの演技がまさに爆発したのが、この10話あたりから。特にジョンを呼びつけて挑発するシーンは、これまで見たこともないイ・スンギに合える。また、ちょうど折り返し点となる今回はストーリーでも大きな山場を迎える。今後ジェハの片腕となって活躍するシギョンにも注目しよう。父ウンとの葛藤、ジェハとの友情、そしてジェシン王女との関係。今回のどこかでシギョンがジェシンを文字通り“お姫様抱っこ”するシーンがあるのでお見逃しなく。

■第11話
「ジェハがクラブMを訴えると、傘下の企業が韓国経済を揺るがし、クラブMから献金を受けている世界中の政治家が韓国に打撃を与える。軍産複合体のクラブMへの唯一の復讐方法は、WOCに参加し南北の緊張が和らぐこと。さらに、北朝鮮の女性との結婚で両国が親密になること。それこそが、韓国王室が出来る唯一の復讐だ」と、ウン秘書室長はジェハに教えたのだった。
北朝鮮で病院に運ばれたハンアはなんと流産。ハンアが韓国で、傷ついたジェハを慰めたあの日。2人が知らないままハンアのお腹には新しい命が芽生えていたのだ。これが党の知るところとなり、北朝鮮のニュースで「南朝鮮の国王が、無責任な婚前交渉をしたうえ、人民の娘を辱め、子供まで見捨てた」と報道。これに対してウン秘書室長は「不平もいわず、釈明もいわない。これが王室の掟」とジェハに説明し、さらに、「結婚前で、しかも先代王の国葬の時にこうした行為におよんだことは、品位と威厳に欠ける」と叱責。「ハンアへの責任をとる」というジェハに「王室が危機になったら、『王様はハンアに誘惑された』と公表します」とくぎを刺すウン秘書室長。
韓国のメディアでは、首相たちが「ハンアの流産を自作自演として、交際相手のいる女を韓国に送り込んだ」とバッシング。
北朝鮮では韓国のこの報道を見て、護衛司令部副総局長のリ・サンニョルが、ハンアを使って韓国への反撃をしようとするが…。
その頃韓国では、ジェハがハンアに会おうとシギョンの協力の元ある計画を決行する。その計画とは…。
韓国から捨てられ、北朝鮮からも利用され、心がズタズタになったハンアにジェハの本心は見えるのか？クズ王子から頼もしい国王へ変貌を遂げはじめたジェハと、父に逆らってもジェハを支えたいと片棒を担ぐシギョンの名コンビぶりに注目を。

■第12話
ジェハはウン秘書室長に内緒で、「ハンアの流産は本当だ」というコメント映像をテレビで流し、シギョンと数名の護衛だけを連れて北朝鮮へ乗り込んだ。北朝鮮ではこの韓国国王の突然の来朝に驚きつつも受け入れ、ジェハはハンアとの再会を果たした。しかし、ハンアはその存在さえ知らないまま死なせてしまった小さな命に対する罪を自ら責め、ジェハを拒否下のだった。
一方ハンアの父キム・ナムイルは、外部と通じているリ・サンニョルが、ジェハを狙っていると知り、党の委員長に伝えるが、委員長は取り合おうとしない。しかし、委員長がひそかにリ・サンニョルを見張っていることに気付いたナムイルは、「権力闘争をしている場合ではない。ジェハ王に何かあれば、北南は火の海になる」と、忠告。しかし、すでにリ・サンニョルは逃亡した後。軍を総動員して警戒するが、これを知ったハンアはすぐにジェハを韓国に送り返すべきと言い、父から自宅軟禁されてしまう。軟禁されたハンアは、ジェハが置いていったお土産の中に彼の真心のこもった“3段階のスキンケア「ごめん、ありがとう、愛してる」”を見つけ、危険の迫ったジェハを助けに向かう。その頃ジェハは、視察に来ていた遊園地でピンチに瀕していたが、ガンソクらとともに駆けつけたハンアによって九死に一生を得る。
ジェハと共に帰国したハンアは、国王の命を救ったことで韓国国民から、ハンアへのたくさんのプレゼントをみて、韓国国民からの好意を感じる。
やっと結婚にむけて動き出した二人だったが、クラブMの巨大な力の前に怯えるジェハを見て、ハンアがはっぱをかけ、ジェハと共にボング（ジョン・マイヤー）を倒すことを決意する。
今回の見せ場は遊園地の視察の場面。市民が無表情で乗るバイキング、何やら微妙なトムとジェリーもどきの猫の着ぐるみ…。ジェハのリアクションも“ドラえもん”まで飛び出すセリフも笑えるが、何より凄いのが、久々にハ・ジウォンのワイヤーアクションが見られる場面。そして最高にかっこいいハンアのアクションを見た後は、最高に胸キュンのジェハに注目を！

「キング～Two Hearts」は、2012年12月26日～2013年1月3日の平日の月～金の朝10時5分よりTBS韓流セレクトにて放送。予告動画はDVD公式サイトにて放送。

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■作品紹介
・放送：MBC、2012年
・話数：全20話
・脚本：ホン・ジナ
・演出：イ・ジェギュ
・制作：キム・ジョンハク プロダクション
・キャスト：イ・スンギ (イ・ジェハ役)、ハ・ジウォン（キム・ハンア役）
　　　　　　チョ・ジョンソク（ウン・シギョン役）、イ・ユンジ（イ・ジェシン役）
※ ©KIMJONGHAK PRODUCTION

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・価格：各￥19,950（税込）／￥19,000（税抜）
・封入特典：【初回限定特典】　プリントサイン入りブロマイド：4枚　クリアファイル：2枚　
　　【通常特典】　ミニフォトブック：32P　オールカラーブックレット：16P
• ディスク枚数： 5
• DVD発売日：2012年11月21日
• 時間：600 分
• レンタル：2012年11月7日 TSUTAYA独占レンタル！