兄ジェガン王の殺害や妹のジェシン王女を襲ったのがクラブMのジョン・マイヤー（キム・ボング）だと分かるが、お金の力で世界中に影響力をもつボングを破滅させるには、どうしてもジェシンの無くした記憶が必要……今回は、21日（月）に放送する「キング～Two Hearts」第13話から15話までのあらすじを紹介、DVD公式サイトで予告動画が視聴できる。

本作はサスペンス要素も大きく、ネタバレしすぎないよう、かつ、知っておいてほしいポイントを次回あらすじの冒頭に簡単にまとめています。

■第13話
打倒ボング（ジョン・マイヤー）に向けてジェハが最初にしたのは、小箱のプレゼント。一緒に添えた手紙は、ボングを挑発するような内容。小箱には鍵がかかっており、ヒントがないとあかない。ヒントは「俺にあってお前にないもの」。やっとのことでそれが“人”であることがわかり、小箱を開けるとビデオレターが入っていた。
ビデオレターには、クラブを貸きりボングの愛人と酒を飲む姿が収録。おまけに愛人はジェハに興味津々でボングを散々こき下ろす。さあ、この後ボングが何をし、ジェハはどんな言葉を続けるのか？ともかく、これにてジェハはボングに宣戦布告。
ジェハは、「兄の先代王の遺志だったWOCに合同訓練を受けた仲間と参加し、みごと1回戦を勝ち抜いてハンアと結婚する」と発表。南北が手を取り合えばこれだけ強くなれるということを実証して、国民からハンアとの結婚の許しを取り付けようとの考え。
しかし問題は、大会に参加しているあいだの公式行事をどうするかと言うこと。順列から言うと、王の代理は妹のジェシン王女。しかし、下半身が動かず精神が不安定な王女はこれを拒否。さあ、どんな方法で彼女に王の代理をさせるのか？
そして、いよいよWOCの対戦相手を選ぶ抽選会の日。なんとか1回戦を突破してハンアと結婚しようと目論むジェハ。南北合同チーム・コリアの力から考えて、「アメリカ、イギリス、中国」以外なら勝ち目はある！ついにジェハがくじを引く…。
前回紹介した第10～12話では、ジェハとハンアの最高に胸キュンのラブラインが描かれたが、今回は、家族愛と愛するからこそ危険に直面させなければならない葛藤とが、名優たちの熱演で熱く描かれる。特にジェハと母である王太后（ユン・ヨジョン）とジェシンをめぐる口論の場面はお見逃しなく。また、渦中のジェシンのまだ本人は気づかない、シギョンへの狂おしいほどの信頼心をイ・ユンジが愛おしく演じているのでお見逃しなく。コリアチームが久々に顔を合わせるシーンが面白いが、同時に絆の強さをも感じさせる。

■第14話
ハンアとの婚約を賭けてWOCでの1回戦突破を公言したジェハは、大会出席の1か月間の国家行事を妹のジェシン王女に頼むが、ジェシンは首を縦に振らない。しかし、シギョンが傍にいることでジェシンはジェハの代わりを務めることに。いよいよ大会が始まったが、南北合同チームのコリアの相手は、最強チームのアメリカだった。
その頃、済州島では「平和フォーラム」が開かれジェシンが、ホストとして挨拶をする。シギョンに励まされステージに進み出たシギョンは、いきなり体を堅くする。会場に変化はない。しかし、ウン秘書室長は、またしてもジョン・マイヤー（ボングン）にしてやられたと思いつく。果たして何がシギョンをこわばらせたのか？さらに会場に現れたクラブMの女随行員の姿を認め、ジェシンは取り乱し、車いすから転げ落ち、あられもない姿を招待客の前にさらしてしまう。
一方、WOCの方でも大変な騒ぎが…。チームのガンソクが問題を起こしたために、コリアチームは戦う前から、原点10点を言い渡されてしまう。果たしてガンソクは何をしたのか？
大会は、無人島で行われる。両チームが鍵を持ち、2つの鍵で起動するボートで脱出できた方が勝ち。大会の目的は親善だから、武器は空砲。しかし、その戦いは実戦と同等。最強チームと原点を抱えて戦うコリアは圧倒的に不利。どんな手を使っても勝ってハンアと婚約したいジェハだが、それはハンアが許さない。案の定、大会史上最短でコリアの鍵はアメリカチームの手に渡ってしまう…。
その頃済州島平和フォーラムでは、ウン秘書室長の静止を振り切り、シギョンがクラブMの随行員を連行。彼女が通称ボンボン、そしてその経歴は…。
ボンボン役（声優：福田彩乃）ガンソクが問題行動を起こしたが、解決までの過程を見どころだ。ジェハ、ハンア、ガンソク、そしてアメリカチームのメンバー、それぞれ違う立場で素敵な見せ場があるのでお見逃しなく。親善大会と言えども迫力のある戦いは見ごたえたっぷり。いよいよボンボン見せ場が登場する。あのいやらしく食べるチョコレートは？そして彼女の経歴は？ここから次回の第15話にかけて、日本語吹替えの声優を担当した福田彩乃の公開収録の模様をレポートしているので、15話まで視聴後にチェックをどうぞ。物まねの福田彩乃、声優初挑戦は韓ドラ「キング」の綾瀬はるか風殺し屋役で？

■第15話
ボングンの狙いは、ジェシン王女ではなく、シギョンだった。ボングンは、自分と親しい関係だと息子のシギョンに知られてもいいのかと、ウン秘書室長を脅し、ジェシンを怯えさせる入場音楽に変更させた。さらに、シギョンがボンボンを拘束したことで、「王室が随行員を不当に拘束している」と記者会見を開いたのだ。結局ウン秘書室長とシギョンはボングンのもとに謝罪に出向き、ボングンは気骨のあるシギョンをスカウトしたのだった。
WOCでは、終始劣勢だったコリアチームがアメリカチームを降参させる作戦を思いつく。しかし、それは一歩間違えば、ジェハの命の危険が…。果たしてどんな作戦なのか？
一方、済州島では、ジェシンが自分の心に秘めたシギョンへの想いを告白し、治療の再会を誓う。平和フォーラムでは、ボングンが韓国を非難するスピーチをし、「南北の停戦協定を平和協定に替える国家水準に達していない」と宣言する。その時、王女ジェシンが、国王代理として登場し、前回とは打って変わって素晴らしいスピーチで平和フォーラムを成功裏に終わらせる。
WOCでは、いよいよ結果発表が…。果たしてコリアリームは勝利して、ジェハとハンアは婚約することが出来るのか？
第14～15話にかけては、まるで、懐かしい1960年代の大ヒット米ドラマ「コンバット」のよう。ヒューマン＆戦争ドラマ好きにはたまらないストーリー展開なのでお楽しみに。また、今回は恋する女性二人の感動的なセリフに注目。アメリカ兵が「たかがゲームでなぜそこまで本気で戦うのか」という言葉に答えたハンアのセリフ。そして、シギョンへの愛の告白をした後にフォーラム会場で謝罪をしたジェシン王女のセリフ。共に、愛と国家を背負って立つ2人の女性の強い決意がこもっている。

「キング～Two Hearts」は、2012年12月26日～2013年1月30日の月～金の朝10時5分よりTBS韓流セレクトにて放送。予告動画はDVD公式サイトにて放送。

http://community.pia.jp/hanryu/2012/10/20121029-01.html

◇ 「キング～Two Hearts 公式Facebook」
◇「キング～Two Hearts」オフィシャルサイト
◇TBS韓流セレクト「キング～Two Hearts」

　【「キング～Two Hearts」を2倍楽しむ】

★本サイトで掲載されている記事、写真については一切の転載・複製を禁止いたします。 （※他のドラマ紹介は下の索引から簡単リンク）
あ行　か行　さ行　た行　な行　は行　ま行　や行　ら行　わ行

■作品紹介
・放送：MBC、2012年
・話数：全20話
・脚本：ホン・ジナ
・演出：イ・ジェギュ
・制作：キム・ジョンハク プロダクション
・キャスト：イ・スンギ (イ・ジェハ役)、ハ・ジウォン（キム・ハンア役）
　　　　　　チョ・ジョンソク（ウン・シギョン役）、イ・ユンジ（イ・ジェシン役）
※ ©KIMJONGHAK PRODUCTION

■DVD-BOXⅠ-Ⅱ内容　⇒こちらから注文
・価格：各￥19,950（税込）／￥19,000（税抜）
・封入特典：【初回限定特典】　プリントサイン入りブロマイド：4枚　クリアファイル：2枚　
　　【通常特典】　ミニフォトブック：32P　オールカラーブックレット：16P
• ディスク枚数： 5
• DVD発売日：2012年11月21日
• 時間：600 分
• レンタル：2012年11月7日 TSUTAYA独占レンタル！