10月25日（木）、東京・新宿にて韓国ドラマ「キング〜Two Hearts」の“女殺し屋”役で声優初体験する福田彩乃による日本語吹替公開収録が行われた！ディレクターからのリクエストで「綾瀬はるか風殺し屋」や「滝川クリステル風殺し屋」など、大爆笑の収録を再現レポートで紹介、作品サイトには予告動画が公開されている。

「キング～Two Hearts」は、「華麗なる遺産」のイ・スンギと「シークレット・ガーデン」のハ・ジウォンという豪華共演で大ヒットを果たした“王室ラブロマンス”。来月11月7日にVol.1～vol.10まで、TSUTAYA独占でDVDレンタルが開始される。11月21日には2種類のDVD-BOXが発売される。10月現在、韓国ドラマや映画を扱うサイト・Mnetでも大好評放送中。

【収録現場潜入レポ】
公開収録は朝9時、ほぼ予定通りにスタート。まずはじめに、司会よりドラマの紹介。
「本作は、イ・スンギとハ・ジウォンが共演するダメダメ王子と最強女性将校の政略結婚から始まる王室ラブロマンス。主演の2人は、出演作全てが高視聴率となり、韓国では「視聴率保障小切手俳優」と呼ばれ、放送前から話題になっていた作品。そんな「キング」がいよいよDVD発売されます。その日本語吹き替え版で、今ドラマやバラエティに大活躍の福田彩乃さんが声優に初挑戦します。福田さんの役どころは殺し屋役です。では拍手でお迎えください」

これが殺し屋ルック　（C)navicon
スタジオの中に大勢の取材陣が待ち構える中、殺し屋風に黒ずくめのいでたちで福田が登場。真っ赤なルージュでメイクも濃いめで、少々緊張気味に登場。

司会から、意気込みを聞かれると、「殺し屋役で初めて声優をやらせていただきます。そして公開収録ということも初めてで緊張していますが、今日は、ちょっとこういうのもできるんだぞ！と言うことを皆さんにお見せできたらなと思います」と福田。

手前がボンボン　（c）navicon少々緊張気味だったが、ヘッドフォンをセットし、モニターに映像が流れると、数々のモノマネで鍛えた舞台度胸で見事に女殺し屋になり切って、シリアスにアテレコ開始。福田が扮したのは、女殺し屋のボンボン。映像の中のボンボンが口にチョコレートを含む場面では、自分も口を動かす。
1ページ目のアテレコが終了すると、ディレクターの声が…「最初の方の分。ちょっと優しく、綾瀬はるかさん風で行きましょうか？」

これには、取材陣から笑いが起きる。なぜ綾瀬？福田も「やる意味あるのかな！？」とはいうものの、そこはモノマネ女王。セリフの「チョコレート♪」とアテレコ開始。相手役の「麻薬です。成分が検出されました」のセリフにも「そうでございますか」とみごとに「JIN－仁―」ライクな綾瀬はるかで切り返す。
これに味を占めたディレクターが、今度は滝川クリステルを要求。こんなムチャブリには、ななめ45度の角度で、「あなたこの手で人を殺したことあります？101の技法で…えっと、…それから…この頃私恐怖について研究しております。ハイ」と空気の抜けた声でアテレコ。これには、ディレクターも完敗。「ばっちりです！」の声。

絶叫！　（C)naviconこの勢いで2ページ目のアテレコ開始。女殺し屋ボンボンに戻った福田は、主人公ジェハの妹のジェシン王女を愛する王室近衛兵のシギョン中隊長（チョ・ジョンソク）を挑発するセリフを吐く。最後にはシギョンに言い返されたボンボンが絶叫！
取材陣が、福田の迫真のアテレコに聞きほれている空気を見事に切り裂いたのは、またもやディレクターの声。「ちょっと行ってみましょうか？」の一言で、今度はYOUの声でアテレコ。ニワトリの絶叫！　（C)navicon「お待ちなさいよッ～。彼女と寝たんでしょう？・・・エヘヘヘ」と、迫力も何もあったものじゃない。なかなかカットがかからない。思わずYOUのまま「早く終わりなさいよ」と小さくブーイングの福田。懲りないディレクターが、「後半47秒からローラさんで！」のムチャブリ。「ずーっとこーやってた！助けて！助けて！って、変なの！…ハーイ、バイバイ♪」とアドリブでローラの口癖まで入れ込むモノマネ女王、福田。「3ページ最後をニワトリでやってみましょうか？」どこまでも食い下がるディレクターに対して、福田も“毒を食らわば皿まで”精神で、殺し屋ボンボンが連れ去られる場面をニワトリで「コケーッコココ、コケーコケーコケコッコー」とけたたましく絶叫。笑いをこらえる取材陣の気持ちにもなってほしい。大爆笑の渦中、公開収録が無事終了。

©KIMJONGHAK PRODUCTION「キング～Two Hearts」は、11月2日よりTSUTAYAより独占レンタルが開始し、21日より特典ディスクつきで豪華DVD-BOXの発売、と言うことで、福田はオリジナルの字幕版でドラマを視聴済とのこと。
司会からドラマの見どころを聞かれると、「私は殺し屋のボンボンと言う役ですが、全体的には、女性が見て胸がキュンキュンするシーンがたくさんあるので、ぜひ女性の方にも見ていただきたいです。あと、モノマネは入っていないかもしれませんが、吹き替えにも是非注目していただけたらなと思います。ありがとうございます」と福田彩乃の声でPRも忘れない。

この後、フォトセッション（スチール写真の撮影会）が行われ、最後の囲み会見へと続く。

囲み会見では、「こんなお仕事（モノマネ）をやらせていただいて、自分っていろんな感じの声が出せるんだなと気づいたんで、いつか声優さんをやってみたいと思っていたので、この話を頂いた時は嬉しかったですね。ただ、最初は殺し屋と言う役だったんでちょっと驚きましたが、とても楽しかったです」。ヒロインではなかったことについては、「洋画などの吹替えを見て研究はしました。やっぱり難しかったですね。画面と合わせたり感情を入れたりとか…経験を積まなければ」と役作りへの意気込みと難しさを語った。もちろん、演じた役が殺し屋だけに、経験を積むわけにもいかないが。

途中たくさんのモノマネを要求されたことについては、笑顔で「もちろん使われないでしょうが、あんなにたくさん、びっくりしました」と、やんわりムチャブリしたディレクターにお灸を据えることも忘れない。
声優のオファーについては、1か月半前からあったようで、最後の叫ぶシーンで、声が裏返らないようにと、腹式で声を出すレッスンを重ねたとのこと。演じたボンボンのイメージとしては「殺し屋だったので、気分はアンジェリーナ・ジョリーです」と美人殺し屋のイメージのアピールも忘れない。

これが109で仕入れたグローブ　　（C)navicon衣装については、「イメージは殺し屋。ポイントは、指紋をつかないようにはめる黒革のグローブ。スタイリストさんがマルキュー（109）から仕入れてくれました」と、スタッフの労をねぎらうのも忘れない。ところが、司会から「殺すシーンは？」と尋ねられると、そのシーがあったのをド忘れしたのか動揺してしまい「…殺しています！ハイ」としどろもどろになるひと幕も。「今日はありませんでしたが、アクションシーンの息遣いなどにも注目してください」と立て直してPRも。
最後には、自身のラブストーリーにも話が及び、「過去OL時代にはラブストーリーがあったが、今はない」と、まだ当分仕事中心の生活の様子。そしてどんな人に見てもらいたいかを吉高由里子さんで、というムチャブリ質問にも、「…そうですね。コレカラ恋愛したい人も別にいいし、今恋愛している人にも全然見てもいいんじゃない」とハイボールなトークで切り替えし、香里奈の名前が出ると、さすがのモノマネの女王もネタ切れか、「春のニッセン！」と白旗。最後にはもう一度ローラで「この映画は、ほんとに見ていてキュンキュンするけど、ナンカ変な殺し屋とか出てきて、ワー、キャーとなるけど観てね」と、最後までサービス精神いっぱいのPRで締めくくった。

ドラマへの期待感はもちろんだが、タレント福田彩乃の可能性にたっぷり魅せられた公開収録だった。

いかがでしたか？ナビコンでは、近日中にDVDのレンタルにあわせて【「キング～Two Hearts」を2倍楽しむ】（準備中）で全話のあらすじや見どころを紹介していくので、ここでちょっぴり紹介した福田のセリフから、このアテレコがどのシーンだったのかを探してみよう。

©KIMJONGHAK PRODUCTION■作品紹介
・放送：MBC、2012年
・話数：全20話
・脚本：ホン・ジナ
・演出：イ・ジェギュ
・制作：キム・ジョンハク プロダクション
・キャスト：イ・スンギ (イ・ジェハ役)、ハ・ジウォン（キム・ハンア役）
　　　　　　チョ・ジョンソク（ウン・シギョン役）、イ・ユンジ（イ・ジェシン役）

■DVD-BOXⅠ-Ⅱ内容　発売日: 2012/11/21　 ⇒予約はこちらから
・価格：各￥19,950（税込）／￥19,000（税抜）
・封入特典：【初回限定特典】　プリントサイン入りブロマイド：4枚　クリアファイル：2枚　
　　【通常特典】　ミニフォトブック：32P　オールカラーブックレット：16P
• ディスク枚数： 5
• DVD発売日：2012年11月21日
• 時間：600 分
• レンタル：2012年11月7日 TSUTAYA独占レンタル！

◇「キング～Two Hearts」オフィシャルサイト

　【「キング～Two Hearts」を2倍楽しむ】

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