分かり合えない栞子と大輔…「ビブリア古書堂の事件手帖」第7話で足塚不二雄の作品登場-予告動画 フジ

2013年02月24日22時00分ドラマ

ビブリア古書堂が崩壊?25日(月)「ビブリア古書堂の事件手帖」第7話で、五浦大輔(AKIRA)と篠川栞子(剛力彩芽)がある事件を巡って決別、そんな中、古書堂には買い取り希望の須崎(井浦新)という男が栞子に会いにやってくる!須崎は、栞子の母・智恵子(安田成美)のことを知っているようで…番組サイトでは予告動画が公開されている。

太宰治の「晩年」を巡って病院の屋上で笠井菊哉(田中圭)と対峙を続ける栞子。駆けつけた大輔が栞子を守ろうと、二人の間に入ろうとするものの笠井の手に握られた鋭いハサミのせいで身動きが取れない。笠井は半年前、文学館で「晩年」と対面して以来、再会できる日を楽しみにしており、本のためなら、人間を傷つけるのも厭わない、と言う。そんな笠井に栞子は、自分には古い本よりも大事なものがあると告げ、すべての元凶はこの本だと言って「晩年」にライターで火をつけようとする。栞子の危険な行動をとがめる大輔。二人は険悪な雰囲気に…。
その後日、ビブリア古書堂に買い取り希望の客・須崎がやってくる。店番をしていた大輔が買取表を差し出すと、須崎は髪が短くて物静かな女性店員はいないかと尋ねた。そこへやってきた栞子に須崎は足塚不二雄の“UTOPIA 最後の世界大戦”はいくらで買い取るかと聞く。その言葉に表情を変える栞子。須崎が続けて、それは鶴書房版の初版でしかも美品だと言う。それなら実物を見た上だが100万円単位になるのでは、と栞子が言うと、須崎は満足そうに車を移動してくる、と外へ出ていく。しかし、須崎は何時間待っても戻ってこなかった。
その後、栞子と大輔は買取表の住所を頼りに須崎を訪ねた。須崎はふたりを部屋に入れ、古書漫画のコレクションを見せるとともに、栞子の母・智恵子と自分の接点を語り始めて…。

足塚不二雄と聞いてピンと来なくても藤子不二雄と聞けばお分かりではないだろうか。“オバケのQ太郎”で知られる日本の漫画家だ。漫画家と言っても、藤子不二雄は“ドラえもん”や“パーマン”で知られる藤本弘(ペンネームは藤子・F・不二雄)と“忍者ハットリくん”や“怪物くん”で知られる安孫子素雄(ペンネームは藤子不二雄A)の共同ペンネーム。足塚不二雄は藤子不二雄が一時期名乗っていたペンネーム。そして第7話で話題に上がる“UTOPIA 最後の世界大戦”は、その藤子不二雄が出版した最初で最後の描き下ろし単行本。現像部数は確認されているだけで4部のみ。現在は貴重な初版をもとに、最新のデジタル技術でオリジナルを細部まで復元した完全復刻版がある。(amazon「なか見!検索」で本の中をのぞきみできるので、気になる方はチェックをどうぞ⇒amazonで確認
そんな貴重な本を持っている須崎の正体とは…?そして、栞子の母との関係は?

ますます目が離せない「ビブリア古書堂の事件手帖」第7話は25日(月)夜9時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴できる。、

フジ月9「ビブリア古書堂の事件手帖」
メディアワークス文庫「ビブリア古書堂の事件手帖」サイト

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