チョン・ジュンブ父子の暴挙!致仕制度には几杖で…「武人時代」第57話~61話あらすじと見どころ、予告動画

2013年04月09日08時00分ドラマ
プヨンを連れてきたトゥドゥウル
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なんとも驚きの秘法で命が助かったイ・ウィミンは、意識が戻った時に隣に裸の女人が自分の添い寝をしていたことに驚愕する!57話からは、命の恩人であるプヨンという女人の正体が明らかに…また、執権者となったチョン・ジュンブとギュン父子の止まらない横暴ぶりについても描かれる!今回は第57話~61話までのあらすじと見どころを紹介!DVD公式サイトには予告動画が公開されている。高麗時代のドラマを初めて視聴される方は、【「武人時代」を2倍楽しむ】の「(1)ドラマの紹介と時代背景」に、「ドラマで辿る韓国の歴史‐高麗時代①、②」を更新したのでチェックをお忘れなく。
赤文字は、ドラマの見どころやドラマ視聴に役立つ情報。

■第57話:忠犬
明宗は先代の廃王・穀宗の国喪を認め、チョン・ジュンブはこれを切り札に、西京留守チョ・ウィチョンの胸中を探ろうとする。一方王大妃から太子妃に生活物資が届くが、チョン・ギュンはイ・ウィバンの財産を全て没収し、さらにイ・ウィミンの屋敷にも火を放ち、イ・ウィバンの妻チョ氏と娘の太子妃は仕方なく都を後にする。チョン・ジュンブは、海州(ヘジュ)出身の娘であるスンジュを養女に迎え、王宮に送り込もうと画策する。一方、横暴を重ねるチョン・ジュンブにへつらう父キョン・ジンに対して、キョン・デスンは反発を強め、父が設けたチョン・ギュンとの和解の席も、物別れに終わってしまう。
命の助かったウィミンは、プヨンが運命の女性だと聞き、そのわけを尋ねるが、どうも今一つプヨンの話が分からない。そんな中、ウィミンは奇襲を受け…
プヨンの話の中に出てくる瞻星台とは、「善徳女王」が建てた天文台。韓国の国宝として慶州にある「古墳公園」の裏手に現存している。詳しくはこちらドラマ「善徳女王」第30話
それにしてもギュンの悪党ぶりにますます磨きがかかる。特にデスンをいたぶるシーンは酷い!


■第58話:国葬
ウィミンを襲撃したのは、西京軍だった。捕らえられたプヨンを助けるため、チョ・ウィチョンのもとに連行されたイ・ウィミン。一度は勅書に応じて投降を決めたチョ・ウィチョンだが、使者の逃亡に激怒して、イ・ウィミンと手を結んで大義を示そうとするが…。一方、キョン・ジンは土地の権利書をチョン・ジュンブに捧げて息子の非礼を詫びるが、キョン・デスンはチョン・ギュンの蛮行を非難して牽龍行首(キョルリョンヘンス)の座を辞職する。そして1175年5月、廃王・毅宗の国葬が簡素に行われる。どこにも行き場の無いウィミンは、プヨンから暗殺計画が朝廷の指図では無い事を指摘され、延州に戻る事を勧められる。そして公州では…。
どうやらウィミンは、プヨンに進むべき道を示される様子。ところでドラマ「光宗大王」を視聴された方はお気づきだろうか?プヨンを演じたのはイム・チェウォンと言う女優。「光宗大王」では、妓房の女主人を演じている。

■第59話:マンイ・マンソイの乱
1176年、公州(コンジュ)鳴鶴所(ミョンハクソ)でマンイとマンソイ兄弟が反乱を起こし、公州の官庁を占領する。朝廷出仕の足がかりにするため、討伐軍の先鋒を志願するチョン・ギュンだが、それをチョン・ジュンブに阻まれ反発する。民を助ける政治を目指しながらその暮らしを何も知らないと考えたデスンは、ホ・スンを同志として信じていると言い残して都を離れ、民を知る旅に出る。そして討伐軍の暴挙を目の当たりにし、兵士に襲われそうになっている少女モルを助ける。一方、トゥドゥウルはそんな民乱が黄龍を昇天させる黒雲になると言い、イ・ウィミンはプヨンと夫婦の契りを結ぶのだが…。
都を離れるようと決心したデスンの元をスンが訪ねて二人で誓いをたてる場面は、心に響くとても素敵な場面なのでお見逃しなく。さて、プヨンと結婚するウィミン。いったい彼女の正体は?

■第60話:致仕と几杖
夫イ・ウィミンを追って西京(ソギョン)までやって来たチェ氏は、そこでプヨンと対面する。その頃、70歳で官職を引退する慣例である話“致仕”を恭睿太后から聞かされ、興奮して倒れたチョン・ジュンブ。朝廷ではその後任をめぐって議論が紛糾するが、ムン・グッキョムは民乱の収拾が先決と主張し、反乱軍に懐柔策を提示して和解を求める。一方、病から回復したチョン・ジュンブは、王から杖を下賜されれば引退しなくても良いという漢の孔公の例“几杖”をチョ宦官の入れ知恵により知り、明宗から几杖を賜り、致仕を免れる。ところが父が目障りなギュンは…。
“致仕”を跳ね返す“几杖”だが、これは、70歳を過ぎた大臣に王が背もたれと杖を送るというもので、非常に名誉なこと。この伝統は新羅時代からあったらしい。

■第61話:父子の反目
ギュンは、父ジュンブに入れ知恵をしたチョ宦官を捕えて服を剥ぎ取り鞭打ちに。それを止める父に対してギュンは、自分の出世を妨げていると暴言を吐く。ギュンは、老将軍たちに刺客を送ろうと企てるが、それを知ったジュンブは、明宗(ミョンジョン)から賜った杖を折って、息子への思いを伝える。その頃、プヨンとウィミンが契りを交わしたと知った正妻チェ氏は配下の前で大騒ぎし、プヨンへの対抗心を燃やす。
一方、明宗がスンジュの寝所を頻繁に訪ねるのを不審に思った恭睿太后は、それがジュンブの差し金と知り、対抗してミョンチュンを入宮させる。そんな中、官軍の兵糧攻めで困窮した民は飢え、ついに人肉を食べる事態まで起きる。民を救うため西京将軍が降伏し、チョ・ウィチョンが自決し、西京の反乱は終結する。
デスンは、助けた少女モルの祖父の話に、改めて民衆の悲しみと怒り、そしてそのパワーを痛感する。果たしてどんな話が交わされたのか?お聴き逃しなく。

「武人時代」は、月~金の毎日16時から、BS日テレで大好評放送中。予告動画はDVD公式サイトで視聴できる。

「武人時代」DVD公式サイト
BS日テレ「武人時代」番組サイト
 ※2013年1月11日(金)より月~金の毎日16時から、BS日テレで放送中。

kandoratop  【「武人時代」を2倍楽しむ】

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■作品紹介
・放送:KBS、2003年2月8日~2004年8月15日
・話数:全158話
・演出:シン・チャンソク、キム・ソングン
・脚本:ユ・ドンユン
・キャスト:
 李義方(イ・イバン):ソ・インソク
  牽龍軍・隊正→牽龍軍・行首(散員)→大将軍、殿中監、執奏 武臣政権第1の執権者
 鄭仲夫(チョン・ジュンブ):キム・フンギ
   牽龍軍・隊正→上将軍→参知政事 武臣政権第2の執権者
 慶大升(キョン・デスン):パク・ヨンウ
   武臣政権第3の執権者
 李義旼(イ・ウィミン):イ・ドックァ
  牽龍軍・別将→中郎将 武臣政権第4の執権者
 崔忠献(チェ・チュンホン):キム・ガプス
  武臣政権第5の執権者

■DVDレンタル情報
~第1章 武臣政権の幕開け~
~第2賞 イ・ウイバン執権時代~
~第3章 チョン・ジュンブ執権時代~
~第4章 キョン・デスン執権時代~
~第5章 イ・ウィミン執権時代~
~最終章 チェ・チュンホン執権時代~ 2013年1月16日レンタル開始! 
※全79巻・158話(各巻2話収録)

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