サッカー・アジア杯最終予選、A組の日本代表は28日、敵地マナマ（バーレーン）でバーレーン代表と対戦し0-1で敗れた。バーレーンは2連勝で勝ち点6、日本は1勝1敗で勝ち点3、香港を1－0で破ったイエメンと並んだ。香港は2連敗。

前半23分バーレーンのフリーキックにMFイサがヘッドで合わせシュート。GK川島永嗣（川崎フロンターレ）の頭上を越える弾道は無情にもそのまま日本ゴールに吸い込まれてしまった。昨年3月のマナマの悪夢を彷彿とさせるゴール、マナマのバーレーンサポーターを元気づかせてしまった。

中村俊輔（セルティック）、遠藤保仁（ガンバ大阪）がいる日本代表の攻撃では展開力が大きな武器になっていた。守備が揃った相手のすき間を広げ、守備陣形を崩すには大きくボールを動かしながらの攻撃が本来の姿だ。だがこの日の日本代表は「相手の守備がそろっているところへ突っ込んで逆襲された。最悪」と中村憲剛（川崎フロンターレ）も言ってるようにコンセプト通りにはできていなかった。
これからの日本代表は2月4日の国際親善試合、フィンランド代表戦（国立競技場）を戦い、11日のワールドカップアジア最終予選（日産スタジアム）のオーストラリア戦に臨むが、いつもベストメンバーが揃うとは限らないのが代表チーム。この試合を見る限り大きな不安を感じざるを得ない。

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フルマッチビデオ AFCアジアカップ2011カタール 予選Aグループ第2戦 バーレーン代表対日本代表
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