オバマ支援者の“ブルース・スプリングスティーン特集”が配信開始!

2009年01月30日17時02分音楽

完全無料ブロードバンド放送「GyaO」は、1月30日(金)正午より、オバマ政権誕生の支援者であり、大統領就任イベントでもパフォーマンスを披露した偉大なるアメリカン・ロッカーの代名詞ブルース・スプリングスティーン特集の配信を開始した。

今回、「Bruce Springsteen ~ Working On A Dream / すべての夢を追い続ける人々へ」と銘打たれて配信される特集は、“ボス”ことブルース・スプリングスティーンの通算24枚目となるニューアルバム『ワーキング・オン・ア・ドリーム』のリリースを記念し、新曲 「Working On A Dream」はもちろんのこと、大統領就任イベントでも披露した「My Lucky Day」、ロック史上に燦然と輝く「Born In The U.S.A.」、「Hungry Heart」といった名曲を含めた全8曲を大公開!熱いパフォーマンスを繰り出すPVでのブルース・スプリングスティーン変遷の歴史にも大注目だ。

特集「20世紀ロックの歴史を追え!」(特集記事はコチラ)でもお伝えしたが、アメリカにおいてブルース・スプリングスティーン以上にワーキング・クラスの怒りを代表し、そして反戦への力強いメッセージを熱く咆哮するロッカーはいない。ブルースはかつて911事件の直後も、犠牲者への追悼とともに、報復行為の無意味さを訴え、イラク戦争反対を表明した。2004年の大統領選のときは、ブッシュ政権に反対する“Vote For Change(変化のために投票を)”コンサートツアーに打って出て、民主党支持を訴えた。彼のその後のスタンスも不変。オバマ支持を訴えかけるツアーを展開し、特に差別の根強い地域ではことさら強く、差別の無意味さを訴えた。彼は「いまオバマを支持しなかったら、アメリカ人は永久に誇りを失う」という姿勢を変えなかった。彼はオバマ大統領誕生に極めて多大なる貢献をしたのだ。ブルースは常に権力には与しない。マイノリティーのために、虐げられる者達のために、彼は戦い続ける。

今回のブルース・スプリングスティーン特集で取り上げられるニューアルバム『ワーキング・オン・ア・ドリーム』のタイトル曲「Working On A Dream」は、そんなブルースのポリシーが徹頭徹尾貫かれた力強いメッセージ・ソングだ。夢の実現のために、あくなき闘いを続ける人々への応援歌であるこの曲の持つパワーは、厳しい不況の時代にも、未来を変えるために挑戦し続けるチャレンジャーのハートをさらに熱く支えてくれる。心が折れそうになるとき、そっと聴いてみるといい。自分のハートが、また熱く燃焼しだすのをありありと感じられる筈だ。

GyaO : 「Bruce Springsteen ~ Working On A Dream / すべての夢を追い続ける人々へ」