24時間テレビスペシャルドラマ「今日の日はさようなら」は大野智主演で“ちゃんと死ぬ”までの奇跡の時間を描く！どこにでも居る普通の青年・富士岡耕太(大野智)は、夢を見つけようやく前に歩き出した矢先、耕太はガンに侵され…命の期限を知った耕太は“ちゃんと生きて、ちゃんと死ぬ”ことを決意、その中で彼が見つけた大切なものとは？24時間テレビドラマ「今日の日はさようなら」は24日(土)夜9時ごろから放送予定、ドラマ公式サイトで予告動画が公開されている。

とある地方都市に住む富士岡耕太はこれといった取柄も、情熱をささげているものもない、29歳のどこにでもいる普通の青年。田舎の青年らしく人並みに悪さも、遊びもして、大学は中退。
そんな彼の家庭は、いつも見守ってくれて、頼りになる父・健二郎(三浦友和)、料理上手で優しい母・康子(岸本加世子)、そして家族のムードメーカーである姉・小春(ミムラ)の4人家族。温かい家庭に囲まれて、なんとなく生きてきた耕太。
そんな耕太だったが、ようやくやってみたいことが出来る。それは、料理。美味しいものを作り、みんなに食べさせてあげたい。そう思うようになった耕太は見習いコックとしてレストランで働き始める。
就職もし、恋人の田辺絵津子(木村文乃)との交際も順調。すべてがうまくいきかけていた…。そんな矢先、耕太は突然倒れ、病院へ運ばれる。
医師の村山(嶋田久作)によって宣告された病名は、悪性リンパ腫。つまり、血液のガンだった。ガンというものになかなか実感のわかない耕太だったが、耕太のガン発病を機に耕太の周りは明らかに変化するのだった。
想像を絶する治療に、耕太と絵津子、そして家族との間に微妙な距離が生まれていく。自分のせいで大切なものが壊れていく…。身体的にも精神的にも辛い入院生活の中で、様々な人との出会いが、耕太と彼の周りの人々を少しずつ変えていく…。
ひとりの青年は、原田信夫(山田涼介)、義足の青年。幼いころから発病。人生のほとんどを病院で過ごし、そこで様々な死を見つめてきた。
毎日、病院の屋上で不思議な体操を続けるひとりの男、呼吸さん(あがた森魚)。
そして、ひとりの女性、カウンセラーの大久保由里子(深田恭子)。どこか影のある女性。
そんな人たちとの出会いにより、耕太の中で“何か”が変わっていく。
耕太はつらい抗がん剤治療に耐え、そして、ガンに勝った。
しかし、再発。さらに、“余命、3か月”との宣告を受ける。
耕太を励まし続ける父、愛情を込めた弁当を作り続ける母、笑顔を絶やさない姉。温かい家族に支えられた耕太は、“ちゃんと生きて、ちゃんと死ぬ”ことを決意。
残された時間の中で、自分は一体なにが出来るのだろう…？
そして、耕太の“ちゃんと死ぬための時間”が始まった。

原作は、幸和也「大空への旅立ち がんと闘いながらも夢見ていた未来」。悪性リンパ腫のため27歳1か月で亡くなった息子の闘病の様子を、息子本人の日記と母親の日記を中心に描いた記録である。
現在、約3人に1人の死因となっている“ガン”。いつ、誰の日常を奪い去るかもしれない恐ろしい病。そんな病に真っ直ぐ向き合い、全力で戦った1人の青年と、その家族、周りの人々を本ドラマは描いている。
主演は今年の24時間テレビメインパーソナリティーである嵐のリーダー、大野智。映画化もされたドラマ「怪物くん」や「歌のお兄さん」などコミカルな演技から、2008年に放送され先月Blu-rayも発売された「魔王」などのシリアスな演技までを見事に演じ分ける。今回演じるのは、どこにでも居る普通の青年。そんな青年は“ガン”という病を通して、どう変化をしていくのか。
さらに、大野演じる耕太に影響を与える義足の青年・信夫を演じるのは事務所の後輩Hey!Say!Jump!山田涼介。大野曰く“似ている”という山田と大野。二人のほっこりするような会話にも注目したい。
人は一人で生きてるんではない。そんな当たり前のことを気付かせてくれるドラマ。ぜひ、あなたの大切な人たちと、見て欲しい。

24時間テレビスペシャルドラマ「今日の日はさようなら」は「24時間テレビ 愛は地球を救う」の中で、夜9時ごろから放送予定。予告動画は番組サイトで視聴できる。

◇24時間テレビ スペシャルドラマ「今日の日はさようなら」
◇24時間テレビ 愛は地球を救う

※ナビコンでは、過去に紹介した嵐のCMとドラマの紹介を[【嵐のCM特集】のコーナーで一挙紹介。

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