24日、オダサクの名作「夫婦善哉」を森山未來と尾野真千子主演、新解釈で連ドラ化!予告動画など公開中!

2013年08月24日16時38分ドラマ

ダメな男とアホな女の究極のラブストーリー、笑涙劇場「夫婦善哉」が、今夜24日9時から始まるNHK土曜ドラマ!笑えて泣けるオモロイ夫婦役には、森山未來と尾野真千子が関西弁で演じる!番組サイトには2分、5分、10分バージョンのPR動画や、第1話の予告動画が公開されている。

NHK土曜ドラマ「夫婦善哉」の原作は、大阪の文豪・“オダサク”こと、織田作之助(1913~1947)の名作。今年平成25年は、「織田作之助、生誕百年」ということで、6年前に発見された続編の内容を含め、新解釈でドラマ化(全4回)したもの。
物語は、大正から昭和へ、大阪が日本一華やかだった時代に、その街の片隅で、居場所を失い、自らが招いたのか何一つ報われない男と女、柳吉と蝶子のあほな二人が繰り広げる究極のラブストーリーを描いている。

森山が演じるのは主人公の維康柳吉(これやすりゅうきち)。化粧品問屋・維康(これやす)商店の坊ボンだが、放蕩息子にして、父半兵衛から勘当される。ほとぼりがさめるまでと芸妓の蝶子と駆け落ちし、夫婦になる覚悟も無く、蝶子と暮らし始めるが居場所のない柳吉のささくれた心は彷徨い続け放蕩を繰り返し、何度も蝶子を翻弄するダメな男。
一方、尾野が担当するヒロインの蝶子(ちょうこ)は、貧乏な一銭天麩羅屋(いっせんてんぷらや)に生まれたお転婆娘。貧乏を嫌い憧れの芸妓となるが、柳吉と出会い思い込んだら命がけ、親も家も芸妓の道も捨てて奔走。陽気で一途で向う見ず。惚れた男を「一人前にする」と苦労を厭わず働くが、男の放蕩癖に怒り心頭!強烈な愛の折檻で柳吉を襲うアホな女。
こんな二人を取り巻くのは、蝶子の両親を火野正平(父・種吉)と根岸季衣(母・お辰)、弟を久野雅弘が演じる。そのほかにも、青木崇高、団時朗、山村紅葉、佐藤江梨子といった演技派が脇を固める。

■第1話あらすじ
貧しい一銭天麩羅屋の娘・蝶子(尾野真千子)は、両親の反対を押し切り、北新地のお茶屋に女中奉公に入りする。同僚・金八(佐藤江梨子)とともに、つらい下積み生活を乗り越え人気芸妓となる。ところがせっかく憧れの芸妓となったのも束の間、化粧品問屋・維康商店のぼんぼん・柳吉(森山未來)と出会い、二人は恋に落ちる。
柳吉は、日頃の放蕩ぶりから番頭(平田満)からも蔑まれ、兄思いの妹・藤子(田畑智子)にも呆れられ、父・半兵衛(岸部一徳)から「勘当」を言い渡される始末。そこで父の怒りが解けるまでと、柳吉は蝶子を誘い駆け落ちする。
芸妓の道を捨て、柳吉との恋に生きようと覚悟する蝶子だが、二人は向かった温泉宿で、関東大震災に遭遇し、逃げるように大阪に帰ってくる。苦労させられどおしの蝶子だが、それでも柳吉と生きていく!と、お座敷の膳運びやお酌から舞いまでこなすニ流芸妓として働く。幼馴染で材木屋の跡取り・小河童(青木崇高)は密かに蝶子に思いを寄せるが見向きもされない。
一方、いまだ父親の勘気が解けず、娘の文子と会うこともできない柳吉は面白くない。
そんなある日、柳吉は、昔の仲間と出会い、蝶子の貯金を持ち出し、芸者遊びに一晩で散財し尽くしてしまう。怒り心頭の蝶子は、はげしい折檻で柳吉を責める。はたして今後、二人の行く末は…。

NHK土曜ドラマ「夫婦善哉」の第1話「芸妓とぼんちが出会うて惚れて ああしてこうしてこうなった」は、24日夜9時NHK総合で放送開始。26日月曜日午前0時10分(カレンダーでは日曜深夜)に再放送する。予告動画とPR動画は番組サイトで視聴できる。
また、5日よりNHKオンデマンドにて見逃し配信もする。

NHK土曜ドラマ「夫婦善哉」番組サイト
NHKオンデマンド|土曜ドラマ 夫婦善哉 <新> <全4回>(1)視聴ページ 25日より