猛威を振るう謎の疫病を水際で阻止せよ!「馬医」第9話あらすじと予告動画-NHK

2014年11月21日16時50分ドラマ
(C)2012-13 MBC

前回第8話で、2つの治療からそれぞれ医療について新たな感動を覚えたクァンヒョン(チョ・スンウ)とチニョン=ヨンダル(イ・ヨウォン)だったが、今夜放送の第9話では、地方で発生した牛疫が人への伝染をしたことで、物語は大きく動き始める!YouTubeに予告動画が公開されている。
(以下、NHKBSプレミアムにて2013.07.07~2014.6.29放送時に紹介したものです)



これまで見逃した方は、【「馬医」を2倍楽しむ】でこれまでの全話の詳しいあらすじを紹介しているので参考にどうぞ。

※以下、あらすじを読んでもドラマが楽しめるように配慮していますが、先にあらすじを知りたくない方は、豆知識赤字の見どころを先に呼んで、ドラマ視聴後の確認、または見逃した時にあらすじをご覧ください。

■第9回「謎の疫病」
地方で発生した牛疫は、人にも感染して急速に広がり始めた。すぐに医官や医女を派遣することに。首医(スイ)の座を狙うイ・ミョンファンは、顕宗に牛の天然痘は人にも伝染する、と報告し、陣頭指揮を執って手柄をたてるつもりだったが、恵民署(ヘーミンソ)の署長コ・ジュマンに、庶民の病は自分たちの管轄だと言われて引き下がる。驚くほどの伝染力に医官が足りず、都中の馬医が集められ馬房を開店したばかりのキベとチャボンも招集される。

そんな中、隔離所で働く見習い馬医の体にも斑点が現れ、クァンヒョンに泣きついてくる。そこへコ・ジュマン率いる都からの派遣隊がやってくる。クァンヒョンは病の進行が早すぎるのを不審に思い、原因は天然痘ではなく他の病気ではないかと疑う。とうとうチニョンの担当する患者が死に至る。怯える医女や馬医たちを見たコ・ジュマンもまたこれは天然痘ではないと疑いを持つ。

慰めるクァンヒョンに、大切な友(クァンヒョン)の父の死に際し何もできなかった自分が悔しく、医女を目指したのに、今もまた何もできないまま患者を死なせたと泣きながら告白するチニョン。クァンヒョンは何としても疫病を治す方法を考えねばと、牛の死骸を解剖して原因を突き止めることに。2人は死骸の胃からかなりの出血を見つけ、何か毒性のものを食べたからに違いないと判断し、これをコ・ジュマンに報告。コ・ジュマンも解剖した牛を見て納得し、イ・ミョンファンからの指示である屠殺を中止させる。派遣隊は一斉に人と牛に共通する食べ物や水、土などを調査するが、原因究明には至らない。

一方、ミョンファンの息子ソンハは、利川で死者が出たと知り、科挙の大科が2日後に行われるにもかかわらず、父に内緒でチニョンを連れ戻しに行くが、通行証がないため関所で足止めされる。

そんな中、誰も調査対象としない近くの川の水を汲むチニョンは、体調の異変に気づくが、そのまま患者の世話を続ける。クァンヒョンも毒の原因となるものが見つからず、他の馬医から非難を受けるが調査を継続。ところが、薬剤が不足。コ・ジュマンの失敗を願うチョン・ソンジョら重臣が、外からの薬剤の補給を禁止し、さすがにコ・ジュマンもクァンヒョンも弱り果てる。さらに、チニョンにも同様の症状が出ていることに気づいたクァンヒョンは、原因は食中毒ではなかったのか?と取り乱す。そんなクァンヒョンに、チニョンは飲み水に原因があるに違いないと主張。絶対あきらめないで原因を探し続けようというチニョンだったが、関所を強制突破して自分を探しに来たソンハの姿を見るなり気を失って倒れてしまう。

前回のノリゲでは「トンイ」ファンが、今回の伝染病では「宮廷女官チャングムの誓い」の済州島でのシーンなど、イ・ビョンフン監督の匂いをあちらこちらで感じさせてくれる「馬医」。さらに、「イ・サン」のホン・グギョン役で強烈な印象を残したハン・サジンの18代王・顕宗ぶりや、「ホジュン~宮廷医官の道~」でも医官を演じた名優イ・スンジェのコ・ジュマン役に感激したファンも多いはず。「イ・サン」を中心に過去のイ監督のキャスト一覧を用意しているので参考にどうぞ。⇒【集まれ、イ・ビョンフン組】。近いうちに、「馬医」のキャストも加えて一新するのでお楽しみに。
ストーリー展開でも、牛疫の発症で、イ・ミョンハンとコ・ジュマンの対立が明らかになった。今回イ監督が力を入れたラブラインでも、クァンヒョンにゾッコンのスッキ王女に加え、ソンハの登場で、クァンヒョンとチニョンを挟んだ四角関係の構図が出来上がった。


kandoratop 【作品詳細】 【「馬医」を2倍楽しむ】

NHK「馬医」番組公式サイト
 2014.09.27~2015.09.12  08:30-09:30 再放送(BSP)
 2013.07.07~2014.6.29 21:00-22:00(BSP)