初恋の舞と愛の笛…ハ・ジウォン主演「ファン・ジニ」第13~16話のあらすじと予告動画
ミョンウォルの才能に目を付けたメヒャンは付きっきりでミョンウォルに特訓を課し、それを妬んだある妓生が、一人舞の練習をしているミョンウォルをめがけて丸太を振り下りるように仕掛けを作る…番組サイトには放送予定や作品紹介が、韓国公式サイトでは美しいフラッシュ映像や予告動画、NG集が公開されている。21日(木)~26日(火)までの第13~16話あらすじを紹介。
■キャスト
ハ・ジウォン(ファン・ジニ/チニ役)
キム・ヨンエ(ペンム役)
チョン・ミソン(ヒョングム役)
キム・ボヨン(メヒャン役)
ワン・ビンナ(プヨン役)
チャン・グンソク(ウノ役)
キム・ジェウォン(キム・ジョンハン役)
リュ・テジュン(ピョクケス役)
イ・シファン(ムミョン役)
■第13回 「涙のわけ」
夜、一人剣舞の練習をするミョンウォル(ハ・ジウォン)。そしてその様子をキム・ジョンハン(キム・ジェウォン)がそっと見ていた。その時、仕掛けられた丸太がミョンウォルめがけて襲ってきた。ジョンハンは身を挺して彼女を守る。丸太に激突したジョンハンを部屋に運ぶミョンウォル。果たして犯人は…?しかし、ミョンウォルは犯人を捜すことは望まないとジョンハンに告げる。そもそも今回の一件は、ミョンウォルが師であるペンムを裏切って他の師について舞を学ぼうとしたから。ジョンハンはミョンウォルとの確執をペンムに尋ね、ペンムは、自分がミョンウォルの愛を断ち切ったからと答える。
ミョンウォルは、命がけで助けてくれた恩返しに楽譜の採譜を手助けしようと、キム・ジョンハンの前でコムンゴを演奏するが、なぜか涙が止まらない。二人の距離は近づき始めていた。ミョンウォルを狙うピョクケス(リュ・テジュン)が嫉妬に狂った目で見つめる。
一方でミョンウォルは女楽たちと稽古に励むが、周りの者と呼吸が合わない。その理由を見抜いたメヒャン(キム・ボヨン)は、わざとミョンウォルに下働きさせる。すると、相手の動作を見ないという自分の欠点に気付き、見事、女楽たちと剣の舞を舞えるようになる。だが、そんなミョンウォルを陥れるため、プヨン(ワン・ビンナ)はある奸計をめぐらす。
■第14回 「偽りの音色」
長官、ピョクケス、ジョンハンたち、ペンム、メヒャンの前で舞う女楽たち。ところが女楽たちが宴の最中に急に舞を止めてしまう。動揺するミョンウォルだが、すぐさま長剣を手に今は亡きウノへ捧げる舞を見事に舞う。この時、ミョンウォルの中で、ウノ(チャン・グンソク)のために、仕舞い込んでいた踊る感覚、楽しさを思い出した。しかし宴を戦いの場とした罪でキム・ジョンハンに罰せられる。その罰とはペンムとともに鶴の舞の舞譜を完成させるというものだった。
ペンムはまたもミョンウォルの恋を断ち切るため、キム・ジョンハンは舞譜を完成させ、手柄を立てるためにミョンウォルに近づいたのだとほのめかす。その直後、ジョンハンに会ったミョンウォルはその事を問いただすが、彼は何も言わない。そんなジョンハンが腹立しく思う一方で、ウノが逝ってから恋をするほどの人と初めて出会ったと、ヒョングム(チョン・ミソン)の前で涙ながらに吐露するミョンウォルであった。
■第15回 「渡し舟」
ミョンウォルへの想いを綴った詩を写され、しかも彼女の心を奪うために盗んだ詩を送っていたピョクケスに腹を立てるキム・ジョンハン。しかし、ジョンハンのミョンウォルへの強い想いに、彼女を本気で愛してやれと告げ、自分は身を引こうと都に戻る決意をする。それを知ったミョンウォルは、都へ向かうキム・ジョンハンの後を追う。渡し場で追いつき、詩を返すと涙が出てくる。そんな彼女を抱きしめるキム・ジョンハン。だがミョンウォルは想いを堪えて、愛されることより礼曹判書としての夢を果たして欲しいと告げる。ジョンハンとウノは似ていた。ものの考えまたも口にする言葉まで。だからジョンハンから愛の告白を受けてもミョンウォルは、ウノへの想いを断ち切り、ジョンハンへの想いを認めるのが怖かったのだ。ウノを苦しめたミョンウォルへの愛で、再び愛するジョンハンを不幸にしたくなかったのかもしれない。ミョンウォルは、妓夫を持ってキム・ジョンハンへの想いを絶とうとする。その相手は、ミョンウォルの護衛役、ムミョン(イ・シファン)であった。
■第16回 「愛の調べ」
キム・ジョンハンへの想いを断ち切るため、ムミョンを妓夫に迎えることにしたミョンウォル。だが、彼女の胸の内を察したムミョンは彼女を突き放す。
妓生は愛を信じてはいけない。芸に生きるのが妓生。ミョンウォルはやっとそう理解できるようになった。そんなある日、宴に呼ばれたミョンウォルは実の父親、ファン進士に出くわす。ヒョングムをないがしろにして捨てた父親が許せなく、怒りを露にしてその場を去ってしまう。だが、ヒョングムを想うオムス(チョ・ソンハ)に真の愛を説かれ、母親の気持ちを理解する。
その数日後、キム・ジョンハンが都へ発つことに。ミョンウォルは気持ちを抑えきれず後を追う。途中、思い直して彼と出会った川辺に行ってみると、偶然ジョンハンもやって来る。ジョンハンが問う。「友になれば共に生きられるのか?」そうだと答えるミョンウォルに「しかし、そなたと友になるくらいならむしろ失う方を選ぶ」と。もう互いに溢れた想いを止めることはできなかった。そしてその夜、二人は契りを結ぶ。翌朝ジョンハンは、笛を置いて一人立ち去り、ミョンウォルは笛を抱きしめ涙を流すのだった。
■見どころ
今回もミョンウォルと師ペンムとの確執が描かれるが、ペンムとて愛を知らないわけではない。そんなペンムの過去の愛をにおわせるシーンが第15話で登場するのでお見逃しなく。
ミョンウォルとライバルのプヨンの舞の練習は見ごたえたっぷり。ミョンウォルはペンムから鶴の舞を、プヨンはメヒャンから太鼓の舞、ミョングム(鳴鼓舞)を習うが、どちらもこの芸を完成させるのはまだ当分先になりそうな気配。
そして今回最高の見どころは、ジョンハンとミョンウォルの恋。断ち切りがたい想いを断ち切るために結ばれる二人の哀しい愛の形が胸を打つ。
BSフジでの放送は、月~金曜日の毎朝10時30分から放送。番組サイトには放送予定や作品紹介が、韓国公式サイトでは美しいフラッシュ映像や予告動画、NG集が公開されている。
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[「ファン・ジニ」を2倍楽しむ]
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