『ユン・サンヒョン Acoustic Live“少年”』東京公演を丸ごとレポート!MV公開中

2013年12月17日21時20分芸能
2013年 ユン・サンヒョン Acoustic Live “少年”
cCJ E&M Japan

ドラマ「僕の妻はスーパーウーマン」「シークレットガーデン」などで人気のユン・サンヒョンが、東京と大阪で『2013年 ユン・サンヒョン Acoustic Live“少年”』を開催!ナビコンでは12月12(木)、Zepp東京のライブを取材したので、いつものように90%の再現目指してレポート、本人公式サイトでは、本ライブでも歌った「悲しみにさよなら」の音楽とコメント動画が公開されている。
このライブは、Mnetにて、2014年2月9日(日)午後11時~深夜0時に放送される。再放送は、翌日の2月10日(月)深夜1時30分~2時30分と、2月15日(土)午後2時30分~3時30分。

(赤文字) はその場の雰囲気や記者の感想など。会話の太文字は本人がしゃべった日本語。< >はステージの様子など。
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【コンサートスタート】
キーボードが奏でるジブリ「千と千尋の神隠し」より ♪いつも何度でも♪ のメロディーが流れる中、ユン・サンヒョンが登場。(大拍手と絶叫!すぐにギターの調べに合わせてしっとりと1曲目を歌う)

♪1:涙の跡
(1曲目からいきなりオスカー登場!♪涙の跡♪は、ドラマ「シークレット・ガーデン」のOST。オスカーというのはで彼がこのドラマで演じた韓流スターの役名。このドラマからはほかにも ♪見つめる♪、そしてヒョンビンの歌った ♪その男♪ などヒット曲が続出した。

♪2:ロマンス
(この曲は、今年韓流10周年で見事女優部門第1位に輝いたユン・ウネと共演した「お嬢様をお願い!」のOST)

ユンサンヒョンユン:こんにちは。久しぶりです。風邪などひいていませんか?僕も風邪をひかないように頑張っています。今回のコンサートのタイトルを“少年”としました。と言って、まさかみんなで幼稚園の服を着て歌うわけにもいかず…(ここまで一気に話したところで、通訳も担当するギタリストが「難しい」と早くも音を上げる。しかし何とか日本語にする) この頃少年時代のことをよく思い出し、懐かしんでいます。それで今回のライブのタイトルを“少年”にしました。僕は、これまでドラマや映画や歌を休まずにやってきて、ある時、自分は何だろうと考え、自分の基本をいろいろ思い出しながら、幼いころの純真な気持ちを忘れずに、これからも持ち続けようと考えました。それで、今日は、僕は“少年”で、今日ここにいる皆さんは“少女”です。そんな気持ちで公演したいと思います。
さて、次の曲は、日本で最初に歌った曲で、一番好きな歌です。(感動的なコメントが続く中、ギタリストの小首を傾げながらの通訳に、客席は笑い笑いの渦)

♪3:最後の雨
(中西保志の楽曲。よく伸びる高音が、切ない歌詞にぴったり。「誰かに盗られるくらいなら、強く抱いて君を壊したい…」のフレーズに客席はとろけそう)
ユン:今、韓国で映画を撮っています。“家族”に関する映画で、スリラー映画です。日本と同時公開します。ぜひ観てくださいね。(大拍手と歓声)タイトルは「トクスリ 5兄弟(ヒョンジェ)」。
映画は、アクションなどは特にありません。トクスリという村で生まれた5人の兄弟の物語です。さあ、次の曲はノリのいい曲です。

ユンサンヒョン♪4:Find a paradise
(これまで、キーボードとギターだけだった演奏に、ドラムとベースが加わる。これまでとは趣の違うダンサブルなナンバー。サビの「君を奪いたい」で左手人差し指を立てるしぐさが最高に素敵)

ユン:今度は ♪サマー(夏の)トランク♪。みんな知らないですか?じゃ、僕がレクチャーするので、サビの部分とイントロを一緒に歌いたいので練習しましょう。
(客席をA、B、C、Dブロックに分けて、それぞれサビの部分の歌のレッスンが始まる)

♪5:夏のトランク
(今回のライブで歌う楽曲は、ユン・サンヒョンの2011年にリリースしたアルバム「プレシャス・デイズ」の収録曲が多く、この楽曲もその一曲で、広瀬香美が楽曲提供した。今回は、季節を考え、“冬バージョン”で歌う
♪6:愛した
(ドラマ「ルル姫」のOST。ユン・サンヒョンが俳優デビューする前、歌手としてグループ“X5”で唯一残した思い出の1曲)

ユン:この曲 ♪愛したは、僕が初めて歌った曲です。この曲知らないですか?(知ってるよ!の声に)ありがとうございます。
今日のタイトル“少年”にちなんで幼いころの話をしますね。僕はどんな少年だったと思いますか?(会場から「いたずら坊主!」の声がかかるが、ギタリストがこの意味を聞き取れず戸惑う(笑))
僕は、幼いころやんちゃ坊主でした。犬に例えるならビーグル。遊ぶのが大好きで山や川や野原で、走り回るのが大好きでした。そして小学生のころ「未来少年コナン」が大好きでした。あれもよく走りますよね。よく覚えているのは足の指が強かったこと。コナンが大好きで、コナンのように強い人間になりたいと思い、勉強そっちのけで走り回っていました。子供は明るく快活に生きるのがいいと思います。では、次の曲です。

♪7:愛はどうすることもできないね
(ドラマ「お嬢様をお願い」のOST。2011年リリースした日本3rdシングル。高音部のファルセットが美しい)
♪8:この広い世界に

ユン:小学校の時、音楽の授業が好きでした。音楽の時間になれば、ピアノの音やみんなで歌ったりするのが好きでした。家でも両親が歌を好きで、みんなで歌いました。だから、僕も結婚したら、子供たちと歌いたいです。(ざわつくファンたちに)いつかは(結婚)するでしょう。(ユン・サンヒョン、今年9月で40歳になった!)もし結婚することになれば、皆さんを招待してコンサートみたいにします。で、コンサートのタイトルは“結婚”。(うまい!座布団1枚!!)
こうして皆さんが楽しんでくれるのがうれしいです。さあ、次の1曲です。

♪9:Never Ending Story
(オリジナル曲は、イ・スンチョルがプファルのボーカルとして歌った大ヒット名曲。ユン・サンヒョンの代表作でもあるドラマ「僕の妻はスーパーウーマン」で歌い、驚異的な配信ダウンロード数を記録した。⇒シングル「最後の雨に」収録曲で聴できる(amazon)
♪10:誓い
(ユン・サンヒョンのセカンドシングルのタイトル曲。実力派シンガーソングライターの森大輔作詞作曲の書き下ろしたバラード曲)

ユン:ありがとうございました。退屈ですか?僕はバラードが好きなんで、(声を張り上げてノリノリ)で歌うわけにはいかないので…。今日は外寒いですか?韓国は今豪雪です。韓国に戻れなかったらどうしよう。(拍手)ずっと歌うたってましょうか?(大拍手)ありがとうございます。
入口で「少年」のアルバム(12日発売)見ました?まだ聞いたことがないでしょう。これまで僕が歌った曲とはだいぶ違います。だから、特別に1曲うたいます。

♪11:U-Turn
歌った後、ここで一旦退場

<スクリーン:キューバー訪問時の映像>
(今年10月、ユン・サンヒョンは、韓国芸能人として初の共産国家キューバを訪問し、韓流ブームを起こした。詳しくはこちらのニュースで⇒10月23日Yahoo!ニュースへ
♪12:Precious
(黒のノースリーブTシャツに衣装チェンジして登場。これまではスツールに座って歌っていたが、ここからは立って、ステップを踏みながら熱唱。自分のダンスに自分で噴き出す一幕も(笑))
♪13:二人の夏物語-Never ending summer-
(今回は、ギタリストも立ちあがってノリノリで演奏。オリジナル曲は、杉山清貴&オメガトライブの日本航空「JALPAK'85」CMソング。セクシーダンスやかわいいダンスをしたり、唇に指をあてて投げキスしたり…投げキスされたファンは大興奮だが、本人は大テレ。最後の決めポーズは脇隠し!これにはファンたちも大爆笑)

ユンサンヒョンユン:ちょっと待ってください。このダンスわかります?Rain(ピ)のダンスわかります?(ここで、再びセクシーダンス披露。ファン歓喜いえ、大笑い。ユン・サンヒョンは、「シークレット・ガーデン」でもK-POPアイドル張りのダンスパフォーマンスで歌っている。劇中でもRainのセクシーダンスを意識して、見事な腹筋を見せる一幕も。あまりダンスの得意でない彼は、このシーンのためにK-POPの2NE1のダンスの先生のもとで1か月ダンスのレッスンに励んだ。詳しくは詳しくは「シークレット・ガーデン」第9話の見どころ紹介で解説これからも立って歌います。とても楽しいですが、こんな感じがいいですか?(拍手)
少し前に、キューバに行きました。最初は少し怖かったです。共産国ですから。でも、行ってみたらとても歓迎してくれ、太陽のような笑顔で癒されました。長時間の飛行機で疲れましたが、力をいただきました。これからも皆さんと一緒です。(拍手)次の曲です。

♪14:365日
(オリジナルはMr.Childrenの楽曲。NTT東日本・NTT西日本CFタイアップソング)

ユン:数か月前に、今まで僕を支えてくれた日本のマネージャーが亡くなりました。彼女とはたくさんの思い出があります。天の国に召された関谷さんのために歌います。

♪15:だから憶えている
(中西保志 の楽曲。関谷さんは2009年5月から、日本での活動を支えてくれたマネージャー。今年10月他界し、ユン・サンヒョンは深く悲しみ、ブログにその気持ちを綴っている。⇒天に召された関谷さんへ 途中、声を詰まらせるシーンも)

ユン:皆さんは関谷さんを憶えているでしょう?彼女が安らかでいられるように一緒に祈りましょう。
もう少しでクリスマスですよね。昨年まではとても楽しく過ごしましたが、今年は映画の撮影になりそうです。寂しいです。クリスマスにはテヤンで撮影することになりそうです。(ここで、同じことを繰り返すユン・サンヒョンにギタリストが激怒!「これさっき言ったよ」。客席爆笑) 今の曲でちょっと沈んだようなので、楽しいクリスマスが迎えられるようにクリスマスキャロルを1曲歌いましょうか?
♪ホワイトクリスマス♪を“ラララ~”でスキャット。(大拍手)

♪16:Christmas Eve クリスマス・イブ
(ご存じ、山下達郎の名曲。1988年、JR東海「ホームタウン・エクスプレス(X'mas編)」のCMソングに使用されブレイク。ちなみにCMの主人公の女性は、当時15歳だった深津絵里)
♪17:悲しみにさよなら
(こちらも有名な、玉置浩二の名曲。ユン・サンヒョンの日本公式サイトでMV公開中)

♪18:悲しみのためじゃない
(オリジナルは中西保志の楽曲)
♪19:擬態
(Mr.Childrenの楽曲。2曲とも激しい曲ではないが、歌い上げる曲でロングブレスが必要。見事に歌い切ったユン・サンヒョンに拍手喝采)

ユン:僕はもともとは、1曲歌って話して、1曲歌ってまた話して…というスタイルでしたが、彼(ギタリスト)が、2曲続けて歌ってと言ったので…。
ギタリスト:今反省しています。(ギター弾いて、コーラス歌って、通訳して)僕の休み時間ないです。(このつぶやきに会場爆笑の渦)
ユン:この2曲は、呼吸が必要なとてもたいへんな曲なんです。
ギタリスト:俺のせいや!(またまた爆笑)
ユン:これからは、1曲歌って話してのスタイルに戻します。…さ、最後の曲です。(「エーーッ」の大ブーイング。ユン・サンヒョンも「寂しい」と泣き真似)さあ、僕は今日の東京公演を終えて、明後日は大阪公演の予定です。最後の曲は、『ユ・ヒヨルのスケッチブック』に出場した時に歌った曲です。皆さんが一番聞きたいとリクエストした曲です。(『ユ・ヒヨルのスケッチブック』は韓国KBSのトークバラエティで、今年9月13日に出演し、この曲を歌った。これも観たという、熱い日本のファン魂に驚きを隠せないユン・サンヒョン)

ユンサンヒョン♪20:涙
(最後にFlowerの楽曲を熱唱し、別れを惜しみ泣き真似しながらユン・サンヒョン退場。しかし、これで終わるはずはあるまいと、必死で「アンコール!」を連呼するファンたち)

【アンコール】
♪21:Liar
(ドラマ「シークレット・ガーデン」のOST。やっと再登場したユン・サンヒョンは、“少年”の Tシャツにキャップをかぶって、K-POPアイドルのようないでたち。ダンスもターンも、帽子を客席に投げ入れムーンウォークまで披露。これには会場から大歓声)

ユン:映画の撮影しながら、ほんとうに(ダンスを)練習しました。ダンスの歌手は本当に凄い。歌いながらダンスして疲れるでしょうね。バラードを選んで本当によかった。(笑)皆さんへのプレゼントになりましたか?(拍手)次は、オスカーのような格好で笑わないでやります。この♪Liar♪「という曲を皆さん本当に好きですよね。これからは毎回の公演で、この曲をやります。今度こそ本当に最後の曲です。(「やだー」の大合唱) 今日が終われば明日が来るし、明日が終わればそのまた明日が来る。皆さんも毎日を楽しんでください。最後の曲は♪明日♪です。ありがとうございました

♪22:明日
(音楽プロデューサー、作曲家、編曲家、リミキサーなどとしても活動するAKIRAが作詞作曲した2011年の楽曲。AKIRAは、嵐や安室奈美恵、平井堅といった日本を代表するアーティストへの楽曲提供をはじめ、BoAや東方神起の曲も作っている)

最後は、バンドメンバーと一緒に手をつないで、先ほど決めたA、B、C、Dブロックごとに最敬礼で「ありがとうございます」のご挨拶。

■取材を終えて
今年40歳を迎えた不惑のユン・サンヒョンは、“もう一度基本に立ち返る”という意味で『Acoustic Live“少年”』を開催。キーボード、ギター、ドラム、ベースのシンプルな生バンドで22曲を歌い切った。ユン・サンヒョンの親友でもあるギターリストナ・スンチョルが一生懸命に通訳したユン・サンヒョンの言葉は、どんな名司会者よりも人間ユン・サンヒョンを浮き彫りにしてくれた。
“少年”になりきると言いながらも、歌の途中で息が切れたり、前回より座って歌う時間が長くなったりで、ちょっぴり40代突入を感じさせたものの、みんなを喜ばせようと、おどけたり、いたずらっぽく笑ったりする姿に“永遠の少年”を見た。
それはライブを堪能したファンたちにも伝染したのか、帰りの電車の中で、頬を赤らめてライブの感想を語る妙齢の“少女たち”や、背広の胸にユン・サンヒョンのバッジをつけた50歳代と思しき“少年”が、若いOL相手に、ユン・サンヒョンが歌った日本の名曲を解説していた。
韓国100%エンターテインメントチャンネルMnetにて、2014年2月9日(日)午後11時~深夜0時に放送されるこのライブの放送をお見逃しなく。再放送は、翌日の2月10日(月)深夜1時30分~2時30分と、2月15日(土)午後2時30分~3時30分。

■韓国100%エンターテインメントチャンネル【Mnet】
韓国100%エンターテインメントチャンネル【Mnet】
スカパー!、全国のケーブルテレビほかで視聴可能
Mnetホームページ jp.mnet.com/jtv/

YouTube|MneJapan「2013年 ユン・サンヒョン Accoustic Live "少年"」

ユン・サンヒョン日本公式サイト

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