航太、ついに最後の恋?舞台は瀬戸内から北海道へ…「海の上の診療所」第11話最終回、聖夜の奇跡とは?予告動画と放送時間案内

2013年12月23日10時46分ドラマ

“海の上の寅さん”こと航太の恋も今夜が最後!フジ月9「海の上の診療所」が、23日ついに感動の最終回を贈る!最終回は、航太不在の海診丸に大きな試練が訪れ、犬猿の仲だった航太と眞子(武井咲)の間に変化が起きる!なお、フィギュアスケート中継のため、45分繰り下げ、夜9時45分から放送となるのでご注意を!予告動画は番組サイトで公開されている。

クリスマス・イブの海診丸はいつものにぎやかさが影を潜め、静まりかえっていた。航太(松田翔太)が何も言わず、皆の前から姿を消して数日が経過していたのだった。海診丸のメンバーはそれぞれに航太のことを心配するが、連絡がつかない。そんな中、何かを隠していそうな日内(荒川良々)の部屋から葵(藤原紀香)が人事通達書を発見。海診丸のメンバーは日内を問い詰め、航太が海診丸を降りたことを知る。コストカッターとして有名な副理事長・藤井真希(高橋ひとみ)の指示で、日内が契約期間満了に伴い、航太を退去させていたのだった。口々に日内を非難するメンバーたちだが、眞子は副理事長と直接話をしたいと日内に詰めよる。しかし、海診丸の運営に反対な副理事長を今刺激してしまっては海診丸の存続すら危ぶまれると、日内はみんなをなだめる。航太は、そうなることを懸念して、自らが海診丸を降りたのだだった。その時、話題の副理事長の藤井真希(高橋ひとみ)が海診丸に乗り込んでくる。
みんなが航太のことで大騒ぎする中、航太は、眞子に憧れ将来は海診丸で看護師として働きたいという中澤歩(須田琥珀)という少女とその祖父・典夫(中丸新将)の自宅で具合が悪い典夫の診察を行っていた。

瀬戸内海の無医島へ出向き、遠く離れている本土に治療に行くことも困難な人たちを診療する巡回診療船、海診丸を舞台に、様々な人間ドラマをハートフルに描いた「海の上の診療所」。そのモデルとなった巡回診療船「済生丸」は、社会福祉法人恩賜財団済生会創立50周年の記念事業として、昭和37年に病院並みの診療機能を持つ診療船として誕生した。瀬戸内海島嶼部の医療環境が十分でない地域を対象に診療および保健予防などを目的とし、現在は済生丸三世号(166トン)が活躍している。平成7年1月17日に起きた阪神大震災では自治体の要請を受けて、災害救助船として医療救援活動に参加。大渋滞の陸路を避け、海路を利用して大量の救援物資を運搬し、診療班の宿泊場所としても役立った。
視聴率を大きく伸ばすことのできなかった今期の月9「海の上の診療所」だったが、こうした海をわたる病院があり、そこで一生懸命働く人々がいることを知らせるという意味で、このドラマは一つの役目を果たした。ドラマの海診丸は今夜で終わるが、済生丸は、「医療が受けられずに困っている人のために」という済生会の精神を引き継ぎ、 今後も活動し続ける。

なお、次の月9は、現在も連載中の大人気少女漫画「失恋ショコラティエ」を贈る。主演は、“月9”2年ぶり3度目の主演となる嵐の松本潤。甘い恋物語に期待したい!

フジテレビ月9「海の上の診療所」第11話の最終回は今夜23日夜9時45分から、時間変更で放送するのでお間違いなく。予告動画は番組サイトで公開されている。

海の上の診療所│フジテレビ

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