【新ドラマ】赤川次郎版鼠小僧に滝沢秀明!「鼠、江戸を疾る」スタート!オンデマンド配信決定-NHK
1月9日、NHK総合でドラマ「鼠、江戸を疾(はし)る」が放送開始、主演の滝沢秀明をはじめ忽那汐里、京本大我らポップな顔ぶれが揃う新感覚の時代劇!これまでに度々映像化されてきた伝説の時代ヒーロー・"鼠男"次郎吉を人気ミステリー作家の赤川次郎が手掛けた同名小説を原作に、大河ドラマ「風林火山」やBS時代劇「テンペスト」の大森寿美雄が脚本を担当、新たな時代劇ファンの獲得が期待出来そうなエンターテインメント作品だ!本作は、NHKオンデマンドでは見逃し番組としての配信を行う。
時は江戸後期、第11代将軍家斉治世の文政年間。長引く側近政治の影響は江戸の町にも浸透し、武家人から町民に至るまで不平不満は蔓延していた。そんな中で、大名屋敷しか狙わず弱気を助け悪をくじく義賊・鼠小僧の存在は世の人々を勇気付ける存在となっていく。本作では鼠小僧に妹がいるという設定で、男女のヒーローが揃うことでストーリーに厚みが出ている。劇中では次郎吉の妹・小袖を忽那が演じる。小袖が通う町道場の子弟・米原広之進に扮するのが京本で、小袖に淡い想いを抱きながらも肩透かしをくらう駆け引きが見どころだ。
この他に町医者の娘・千草には片瀬那奈、岡っ引きの徳五郎に高嶋政宏といったベテランをメインキャストに配し、勧善懲悪の一話完結の中で鼠小僧の存在を巡る次郎吉と周囲の攻防も見逃せない。次郎吉の正体に薄々気付きながらも良き相談相手として優しさを魅せる千草や、鼠小僧を追いかける立場ながら人を殺めないその仕事振りに尊敬さえ抱く徳五郎などの個性的なキャラクターに加え、道化的キャラクターとして次郎吉と顔馴染みの蕎麦屋の常連、与平・太助・喜作にコントトリオ「我が家」の3人が揃って登場。芸達者の3人が見せる役者ぶりにも注目したい。
第1回で次郎吉が狙うのは辻斬りが趣味という物騒な若殿とそれを影で操る茶道師範。小袖がふとしたことから救った小間物問屋の娘が運んだ茶碗に潜む謎は、次郎吉たちを悪党たちへと導く。諸悪の根源・宗庵には西岡徳馬が扮する。
木曜時代劇「鼠、江戸を疾る」は9日スタート、毎週木曜よる8時から放送。再放送は翌月曜よる0時10分からと午前10時5分からの2回。また、NHKオンデマンドでは見逃し番組としての配信を行う。
◇鼠、江戸を疾る|NHK木曜時代劇
◇NHKオンデマンド
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