「イ・サン」第9話で、ついにサンとソンヨン夢の再会!豆知識:図画署って?ドラマ予告動画
BS-TBSで月~金午後5時より放送中の大ヒット韓国史劇「イ・サン」は、本日13日放送の第9話ラストで、ついにサンとソンヨンは夢にまで見た再会を果たす!しかし、テスがサンを守る護衛官になるのはまだ少し先のこと…第14話まで、廃位の危機に晒されながらもサンは孤軍奮闘…今回は、サンとソンヨン再会の場所…図画署を紹介しよう!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。【「イ・サン」を2倍楽しむ】ではネタバレなしのあらすじと詳しいあらすじ&見どころ、歴史背景など豆知識もたくさん紹介しているので参考にどうぞ。
図画署は、国務の主要な業務を処理する“礼曹”に属する付設機関。(当時の政治機構については朝鮮王朝豆知識の「◆政治機構と官職の品階制度」を参照)。ここでは、王室や国の主要行事の様子を詳しく絵に記す“儀軌(ウィゲ)”をはじめ、国家の絵に関する業務全般を担当する。日本の文部科学省にあたる。
劇中サンは、この図画署にたびたび現れるが、いつでも記録画を描けるように、図画署は宮中の近くに設置されていた。図画署を統括するのは、儀式・外交・教育を担当する“礼曹(イェジョ)”の長である礼曹判書が兼任していたが、ドラマと同じように実質的な責任者は絵に詳しい両班出身の従六品の身分の別提(ピョルチャン)が署長と呼ばれ、運営していた。画員は20名ほどで、画員にもいろいろ等級がある。劇中、シン・グクが演じた署長は、サンの良き相談相手で、ソンヨンの良き理解者として描かれている。第10話で、サンは、ソンヨンに画家を目指すようにアドバイスするが、これは何も友人だから勧めたのではない。サンは、身分に関係なく“適材適所”をその政治理念にしていた。さしずめ、ソンヨンはその第1号という訳だ。(ただし、ソンヨンのプロフィールはフィクション。詳しくはコチラで紹介している)。
現時点では、ソンヨンはまだ画員ではなく、茶母(タモ)という下働き。この後、ソンヨンはサンの激励もあって画員を目指すことになるが、実際にも画員を目指す生徒がここで訓練を受けていた。
しかし、画員になっても身分=官位は低い。画員としての一番の名誉は、王の肖像画を描く“御真画師(オジンファサ)”。サンが即位した後、いったい誰がサンの肖像画を描くことになるのか?お楽しみに。
ドラマ「イ・サン」は、BS-TBSにて毎週月~金の夕方5時より放送。見逃した回のある方は、GyaO!ストアで見逃し配信中⇒動画ならGyaO!ストア - 会費0円、延滞金無しのプレミアム動画視聴
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