今夜10日（木）は、フジテレビ開局55周年特別番組として、松本清張の代表作『点と線』の続編『時間の習俗』を、内野聖陽主演でドラマ化！三原刑事（内野）と鳥飼刑事（津川雅彦）の名コンビが、加藤雅也扮する若手国会議員・峰岡のアリバイ崩しに挑む！予告動画は、「時間の習俗」番組基本情報ページで視聴できる。

原作の『時間の習俗』は、1961年5月号‐1962年11月号まで雑誌『旅』に連載された松本清張の長編推理小説。ミリオンセラー『点と線』で活躍した三原警部補と鳥飼刑事が再び探偵役となり、犯人が仕組んだ“相模湖で消えた女と福岡で死んだ男を結ぶ謎”時間と距離を超えたアリバイトリックに挑戦するミステリー長編。『点と線』の続編として4年後が舞台として描かれている。
これまでにも、NHK（1963年）、TBS（1982年）でドラマ化され、今回フジテレビが3度目のドラマ化となる。
三原刑事と鳥飼刑事は、「点と線」の名コンビである内野聖陽と津川雅彦が担当し、マスコミを賑わす若手衆議院議員・峰岡周一を加藤雅也が担当する。三原と組むキャリア組の刑事・美樹を野末美樹、柴崎一課長を田村亮が扮する。
脚本は、「ラブジェネレーション」「神様、もう少しだけ」「大奥」「ラスト・フレンズ」「八日目の蝉」など、多くの人気ドラマを手掛けた浅野妙子が担当。

■あらすじ
マスコミをにぎわす注目の若手衆議院議員・峰岡周一（加藤雅也）が、ニューヨークのオークションハウスで年代物のカメラ、エキザクタを落札。みすぼらしい外見に似合わず落札価格はなんと１億円！
神奈川県の相模湖畔で大手新聞記者・土肥武夫が殺された。事件当日、土肥は相模湖付近のホテルで女と密会した後、２人連れだって湖畔散策に出かけ、他殺体で見つかっている。警察では、消えた女が容疑者とみられるものの、行方は全くつかめない。
被害者が峰岡の周りを嗅ぎまわっていたという証言などから、警視庁の刑事・三原紀一警部補（内野聖陽）は、峰岡が殺人事件に関わっているのではないかと疑うが、峰岡には完璧なアリバイがあった。土肥が殺害された数時間後には相模湖から1000キロ離れた故郷の北九州市の神社で行われていた新年の神事を写真に収めていたのだ。カメラのトリックが見破れなければ峰岡のアリバイは崩れない。そこで三原は福岡へ飛び、ベテラン刑事の鳥飼重太郎（津川雅彦）と落ち合い、捜査を開始する。
そんな中、新たな殺人事件が起きる。捜査を進めるうちに、二つの事件の関連性が浮かび上がる。

松本清張の名作で、すでに2度ドラマ化された作品を、浅野妙子がどう味付けるのか？消えた女の正体は？ 峰岡の関与は？ はたして、三原は峰岡のアリバイを崩すことが出来るのか？ 三原と鳥飼の名コンビが時間と距離を超えた難事件に挑む「時間の習俗」は、10日（木）夜9時から11時13分までフジテレビで放送。予告動画は番組基本情報ページで視聴できる。

今日、夜9時からは、この「時間の習俗」と、テレビ朝日では小栗旬主演「BORDER」、TBSでは西島秀俊主演「MOZU」が放送される。激しい三つ巴が予想される10日（木）に、あなたがチャンネルを合わせるのは？